ギャラリーひのたての公開から早くも２週間が経ちました。今回は，美術部員が作品に対して感じたことや考えたことを紹介します。
　１つ目は，中庭に展示されている「ひのたての森に棲むⅠ」の作品です。この作品は，北沢さんと美術部員による協同作品です。中庭にある大きな柏の木の下に，ワイヤーや石膏を使って足を作成しました。美術の授業でも石膏を使っていたので，形成は思ったよりも簡単でした。石膏で作ったことにより人口素材と自然素材の組み合わせや違いが面白く感じました。自分たちが協力して制作したので，完成した時は達成感がありました。北沢さんがおっしゃっていたように，今にも作品が歩き出しそうだと思いました。
　２つ目は，ギャラリーひのたての窓側に展示されている「学習指導」を表した作品です。とても小さな作品ですが，細かいところまで丁寧に仕上げられています。いすを作る時には，部品をつなぎ合わせたわけではなく，一つの木を削って作成しています。いすの向きや様子の違いから，授業を受ける一人一人が個性をもっていることを表しているのではないかと考えました。
　明日，１２月１０日は，保護者の方へギャラリーひのたてを公開いたします。ギャラリーひのたては，教室棟１階の中央付近にございます。どうぞご鑑賞ください。