今年は特別な萌葉祭になりました。

楽しみにしていた模擬店はなくなり
発表は学年のみとなり
他の学年の演奏を聞くことはできなくなりました。

この行事そのものが実施されるのか,
不安に思った人も多くいたのではないでしょうか。

しかし,制限がある中ではありますが,
岩田伸子先生を審査員にお招きして
こうして合唱コンクールを実施することができました。

マスクをしての練習は,苦しかったことでしょう。
距離をとっての演奏は,難しかったことでしょう。

しかし,双中生のみなさんは
マスクをしての練習をお腹から声を出すことにつなげました。
距離をとっての演奏を,それぞれの響きを聞き取り,
自分の声をしっかり出し合い,きれいな響きを創りだすことにつなげました。

今の状況を受入れて,
毎日毎日,練習を重ね,仲間との絆を深めていったみなさんの演奏,
苦しさや苦労を,力に変えていったみなさんの演奏は
たくましく,感謝の心が伝わってくる美しい響きでした。

それはまさに,勝敗を超えた
奏でて感じる感謝の歌,「感奏」そのものでした。

コロナ禍にあっても
これだけ素敵な表現を創り上げた
双中生一人一人を誇りに思います。

この行事を支えてくださった実行委員と先生方,
双中生の響きの美しさに共感していただいた岩田先生,
そしてここにみなさんを送り出してくださった
保護者の方々に心から感謝いたします。

ありがとうございました。