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【校長のつぶやき】自己肯定感について
少し前に買って本棚に眠っていた本(※1)を,たまたま手にとって読んでいたら,子どもはどんなときに頑張り,やさしくなれるのか,という分析結果が本の中で紹介されていました。興味深い内容だったので,そのまま引用します。
これは,何とかしなくてはなりません。子どもたちの自己肯定感を高めるために,学校で何ができるかをしっかりと考えていきたいと思います。令和時代に即した新しい教育を進めたいと思います。
※1妹尾昌俊(2017)『「先生が忙しすぎる」をあきらめない』教育開発研究所
※2久我直人(2015)『教育再生のシナリオの理論と実践』現代図書
「自分には良いところがある」とは,自己肯定感のことです。日本の子どもたちは自己肯定感が低いと言われています。内閣府の発表でも以下のようになっています。(HPから引用)学級経営が専門の久我直人教授は,子どもはどんなときに頑張り,やさしくなれるのか,中学生(1~3年生)約5,200人,小学生(4~6年生)約6,000人を対象に調査しました(※2)。分析から分かったのは,「自分への信頼」,つまり「わたしは一人の大切な人間である」,「自分にはよいところがある」という自己認識が,子どもの学習意欲などの頑張りを伸ばし,同時に,人のことを大切にすることなど,やさしさにも強く影響するということでした。(ここまで)
自己肯定感
- 諸外国と比べて,自己を肯定的に捉えている者の割合が低い。(図表1,図表2)
これは,何とかしなくてはなりません。子どもたちの自己肯定感を高めるために,学校で何ができるかをしっかりと考えていきたいと思います。令和時代に即した新しい教育を進めたいと思います。
※1妹尾昌俊(2017)『「先生が忙しすぎる」をあきらめない』教育開発研究所
※2久我直人(2015)『教育再生のシナリオの理論と実践』現代図書
令和元年10月20日