このページの本文へ移動
Since 00325615
Monthly 00002677
トップ > ブログ

ブログ

ご意見17

<賛成>
・市外の小学校に子どもが通う保護者です。新聞でドリル廃止の記事を読み、素晴らしい決断だと感銘を受けました。 繰り返し学習を否定するつもりはないのですが、学習ではなく作業になっていると感じていました。3回目ともなると、答えを覚えてしまっているようですし。あと、ドリルの弊害と感じているのが、ドリル以外の問題がテストに出て、間違うと「習っていない!」と言い訳することです。読み書き計算は学習の基本でしょうが、これだけしか出来なかったら、AIにはかないません自分の気持ちを正確に表現できたり、先入観を持たずに物事を観察したり、話し合いをまとめる能力を身に付けて欲しいと願っています。失礼を承知で書きますが、石川小の校長先生は教育の世界では異端児のような扱いだったりするのかもしれませんが、間違いなく最先端を行っていると思います。反対意見も多いかと思いますが、是非継続して下さい。うちの学校でも問題提起していこうと思います。


市外の方からもご意見をいただきました。嬉しいですね。インターネットを介しているからこその交流です。一昔前なら,不可能でした。
おっしゃる通りだと思います!このような考えをお持ちの方がいてくれて,感激です。
これまでの宿題スタイルは,もう何十年も続けられてきたものです。「ドリルに意味があるのか」「負担が多すぎないか」等々,疑問が湧いてきても,中々検討することができずにいました。その間,バブルが弾け,ジャパン・アズ・ナンバーワンと言われたのも今は昔,GDPでは中国に抜かれてしまっています。どんどん存在感が薄くなっているような気がします。世界の流れから取り残されそうで,私個人的には非常に危機感を抱いています。世界が変化しているのに,学校はほとんど変化してこなかったと思います。(言いすぎかも知れませんが,)ドリルをやっているだけでは,世界には勝てないと思っています。今こそ,感性が大切にされるべきなのではないでしょうか。「不思議だな」「面白そうだな」「美しいな」「やってみたいな」という感性です。
だから,「ドリル宿題の廃止」を決断したのです。
とはいえ,まだまだ課題が多く,新たな課題も次々に見つかります。「いしかわスタイル家庭学習」の確立には,もうしばらく時間がかかりそうです。ご迷惑をかけて申し訳ないです。でも,楽しいです。皆さんと一緒に考えることが…。
ご意見をくださっている皆さん,このブログを読んでくれている皆さん,今まで以上に石川小学校を身近に感じていませんか?
いつの間にか,学校運営に参画している気分になっていませんか。
当ブログに,皆さんの声を紹介している理由が,ここにあります。
賛成の方も反対の方も,このブログを見ている方すべて,すでに,もう,石川小学校の運営に参加しているんです。
もっともっと学校は変われると思います。それは,皆さんがいるからです。

「異端児」ですか!私には,褒め言葉です。嬉しいです!(校長)
令和元年12月3日
オプション