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11月30日(水) 家庭との連携・相互理解を深める

 講演会 なかまと学ぶ 授業参観 2学期末の授業公開(授業参観)、学年・学級懇談会を実施しました。平日にもかかわらず多くの保護者、家族の皆様に学校にお越しいただきました。児童のありのままの学びの様子、教職員の取り組みの実態をご覧いただけたことと思います。学校教育の成果は、児童の姿に現れます。本校でも、できるだけ多く、保護者へ公開する機会を設定しています。基本的に、学校から呼びかけていないときでも、いつでも学校はオープンです。いつ来て、いつ参観していただいてもOKです。保護者と学校は、子供たちの成長という共通の目的をもった「同志」です。常に情報交換しながら連携、協力して、教育を行っていく必要があります。保護者の皆様に学校における様々な取り組みや指導内容について、十分ご理解いただけるように、今後も情報提供に努めていきたいと思います。

 授業公開の前の時間帯に、学校保健安全委員会を兼ねて、本校歯科医の小野智則先生をお迎えし、講演会を開催しました。テーマは「本校児童の口腔衛生の実態及び課題」です。残念なことに、本校児童のう蝕率(虫歯がある児童の割合)は全国平均、県平均と比べて高くなっています。また、未処置率も高いことが大きな問題です。保護者が、子供たちの口腔衛生について意識を高めることが重要と考え、今回の講演会開催に至りました。講演の中で、「虫歯は自然治癒が望めない進行性の疾患であること、虫歯が多いと、食事が思うようにできない、栄養がとれない、発育に支障が出る。子供だからいいのではなく、子供だからこそ大切なことである」というお話がありました。また、「乳歯は抜けるから治療しなくてもよいか?」ということについて、乳歯のう蝕(虫歯)を放置すると、永久歯に悪影響が出る。虫歯の原因菌が(歯の)根の先端に入り込む。永久歯の歯胚(発育中の歯)に影響を及ぼし、発育不全を起こす」というお話もありました。小学生の虫歯を放っておくと、大人になってからも困るのです。当たり前のことですが、まずは、虫歯にならないための歯磨きをしっかりやること(保護者が声をかける)、虫歯になったらできるだけ早く治療することの重要性を、あらためて教えていただきました。歯磨きの仕方についても詳しくご指導いただきました。さらに、乳歯が抜けるのが遅くて心配していらっしゃる方に対して、ご助言がありました。具体的な内容は割愛しますが、大変有意義な講演でした。小野先生、参加してくださった保護者の皆さま、ありがとうございました。

平成28年11月30日

11月29日(火) 心をひとつに

 音楽朝会 芸術祭 井坂さんの作品 山戸さんの作品 橘川さんの作品 下大野小学校の全校英会話活動 

 音楽朝会を行いました。今回の発表は6年生でした。まず、6年生だけで“今月の歌”である「もみじ」をピアノ伴奏を付けて歌ってから、次に、他の学年の児童も一緒に「もみじ」を歌いました。児童の生伴奏で歌うことの良さを、あらためて感じました。本校では各学級にオルガンが置いてありますが、朝の会において歌うときには、どうしても“CDラジカセ”に頼ってしまって生伴奏で歌うことがほとんど行われていません。どんなに稚拙でもいいので児童による伴奏を付けるか、無伴奏で歌うこと今後、進めていきたいと考えています。最後に、6年生が「ラバーズ・コンチェルト」をリコーダーで演奏しました。ピアノ伴奏を付け、ドラムスを入れ、リコーダーもソプラノリコーダーだけでなく、アルトリコーダー、テナーリコーダー、バスリコーダーを加えた演奏でした。さすが6年生と思わせる素晴らしい演奏で、もっともっと聞きたい感じでした。いい演奏をするには、心をひとつにする必要があります。一人一人がバラバラに、ただ自分のパートを吹いているだけでは、例えテンポが合っていても無機的な、味気ない演奏になるでしょう。お互いの呼吸を感じ合い、互いの音を聴き合い、自分のパートの役割を考えながら互いのパートの音を生かし合うからこそいい演奏になるのです。先ほど、児童による伴奏付で朝の歌を歌って欲しいと述べたのは、同じ理由からです。CDに合わせて歌うのではなく、自分たちで呼吸を合わせてテンポを作り、音の微妙な長短を作ることで曲想も生かされます。6年生は、本日の演奏によって、互いの思いを感じ合い、互いを尊重し、心を合わせることの大切さを再確認することができたことでしょう。

 茨城県民文化センターで、11月25日から本日まで、茨城県小中学校芸術祭・小中学校美術展が開催されていました。本校から、絵画・デザインの部に1年生の橘川葵さんの作品が、書写の部に1年生の井坂瑠唯さん、6年生の山戸もえこさんの作品が出展されました。県内全ての市町村から選ばれた作品とともに展示されていました。素晴らしいことです。

 水戸市では小中一貫教育を推進しており、本日、常澄中学校区の各小中学校で授業公開が行われました。下大野小学校では、全校英会話の“授業”が行われていました。下大野小学校は、全校児童が90名に満たない学校ですが、上級生と下級生が自然にふれあい、とても表情が柔らかく、温かい雰囲気で活動が行われていました。活動の最後に「振り返り」の場面では、積極的に挙手をして自ら発言する児童が多く、学校全体に安心感がある様子が伝わってきました。このような温かい集団の中で、英語によるコミュニケーションを楽しんでいれば、中学校進学後もスムーズに英語の学習に入っていけるものと思います。本校が所属する三中学校区でも、水戸三中、浜田小学校、上大野小学校とともに、小中一貫教育の充実を目指して様々な取り組みを進めています。本日も本校において、学力向上策を考える「知のチーム」が自主的に研修会を行いました。豊かな心の育成を目指す「徳のチーム」、体力向上・健康増進を目指す「体のチーム」、英語によるコミュニケーション能力の向上を目指す「英会話研究のチーム」も、それぞれ活発に活動を行っています。

★ 音楽朝会の様子は、コチラ「 PDF フォトギャラリー(PDF 337.9KB)」をご覧ください。

平成28年11月29日

11月28日(月) 自分たちの活動を創る

 4年生理科 5年生理科 昼休みの遊び 

 2年1組では、毎週月曜日の昼休みに、学級全員で遊ぶことにしています。1学期は主に担任が遊ぶ内容を決めていましたが、2学期は少しずつ子供たちに遊びの内容を考えさせるようにしてきました。その結果、子供たちに、自分たちの活動を自分たちで創り上げるという意識が芽生えつつあるようです。本日は、縄跳びをしていました。担任も加わって、1本の長縄を使ってみんなで順番に跳びました。みんなの心が1本の縄でつながっているようでした。このような活動の積み重ねにより、学級のなかまとの相互理解が深まり、ともにいい学級をつくろうという意識が高まり、さらに自分たちの活動を自分たちで創り上げる意欲が高まっていきます。低学年のうちから、このような取り組みを積み上げていくことは重要です。

 授業の様子を紹介します。前に5年生で電磁石の性質について課題発見をする授業を行ったことをお伝えしました。その後の授業として、本日は、電磁石の力を強くするための方法を調べる実験(コイルの巻き数を変える、電池の数を変えるなど)、単三乾電池と単一乾電池とでは同じ回路で流れる電流の大きさが異なるのか調べる実験などを行っていました。前時では、素朴概念とのズレから様々な「問い」が生まれたので、どんな小さな疑問でも、自ら確かめる場を設定したことは大変良かったと思います。実験では、簡易検流計ではなく、あえて電流計を使いました。やがて中学校で必ず使うものなので、使い方を覚えておくこともプラスになります。子供たちは、回路を工夫しながら熱心に実験に取り組んでいました。

 4年生の理科では、空気の体積が温度によって変化することを調べる実験を行っていました。大きさの異なる2本の試験管、フラスコ、ビーカー、ペットボトルを用いて、その口に石鹸まくを張り、それぞれを湯につけたときの石鹸まくの様子を観察しました。容器の大きさ、形によって、石鹸まくのふくらみ方が異なることに気づきました。単に試験管だけで使って空気の膨張を確かめるだけでなく、様々な容器を使うことにより、様々な「問い」が生まれていました。気づいたことや考えたことをブレーンストーミング的にできるだけ多く付箋に書き出し、台紙に貼り、小グループ内で検討していました。形状や温め方によるふくらみの違いの気づきが、何か面白いことにつながっていきそうな気がします。子供たちなりの様々な仮説も出されていたので、上記の5年生と同様に、今後、自分たちの「問い」について調べる場を設定することで、より理解が深まり、学びの意欲が高まるでしょう。

平成28年11月28日

11月25日(金) 児童の姿から学ぶ

 見通しをもって真剣に取り組む 自分の考えを書き出す ペアで検討する 小グループで検討する 授業における振り返り 授業後の研究協議会 

 水戸市総合教育研究所から吉野直美指導主事をお招きして、授業研究会を実施しました。1年2組において平野教諭が国語の研究授業を行い、全教員で参観しました。

 本時は、教科書にある「じどう車くらべ」という文章を教材として「じどう車クイズ大会をしよう」という単元設定の中の授業でした。課題は「しごとにぴったりあうつくりをみつけよう」でした。車の図鑑の中から各自興味をもったくるまを探し、しごとにぴったり合うつくりを短冊に書き出す活動を行いました。例えば、ブルドーザーについては「じめんをけずっておしたりはこんだりする」、ごみ収集車については「うしろにカメラがついている」と書き出した児童がいました。各自が短冊に書いたところで、隣の席の児童同士で、互いに書いた内容を吟味・検討しました。先ほどのブルドーザーについては、「じめんをけずっておしたりはこんだりする」というのは「はたらき」であって「つくり」ではない、ごみ収集車の「カメラがついている」というのは、あれば便利だけどごみを集めるために必ず必要な「つくり」ではない・・・と検討していきました。「うしろにカメラがついているくるまは何でしょう」というクイズでは、「ごみ収集車」という“こたえ”にたどり着きません。次に4人組をつくり小グループで検討を進めました。クイズ大会で一緒にクイズを出すメンバーです。話し合いは活発に行われました。この「つくり」をもっていれば、あの「くるま」のことだってわかるよね・・・という観点で、「つくり」が絞り込まれていきました。その活動がスムーズに進むように、授業者から事前に「バッドモデル」が示されていました。「バス」という「くるま」の「つくり」として「マイク」は必要でしょうか。子供たちは遠足に行くとき、マイクが設置された観光バスに乗った経験があります。確かにマイクがあると便利です。でも「マイクが付いているくるまは何でしょう」というクイズが成立するかというと、バス以外にもマイクが設置された「くるま」があれば「バス」は“こたえ”になりません。このような手立ても有効に作用し、子供たちは意欲的に学んでいました。

 授業後には、研究協議会を行いました。本校が目指す授業は「協同的・探究的な授業」であり、本時は特に「児童が主体的に学び、協同の学びが実現すること」を研究テーマにしました。ワールドカフェ方式で、研究テーマにそって子供たちの姿から授業の成果の検証を行いました。「主体的」というのは非常に漠然とした概念ですが、授業においては「課題が児童にとって自分のものになっている」ことが条件であると考えています。自分に関係のない他人事の課題ではなく、ぜひとも解決したい自分事の課題になっているということです。ぜひとも解決した課題であるならば、解決方法を考え、見通しを立て、情報を集め、仲間と協同し、あらゆる知恵や考えを総動員して解決に向かおうとするはずです。発達段階によって差はあるでしょうが、1年生であっても十分可能なことと思います。実際に本時では、一生懸命自分で考えた部分を書き出し、互いに吟味・検討し合う姿が見られました。さらに、協同的な学びが実現するために、受容的で温かい「学び合う集団」であることが望まれます。平野教諭の学級は、教師と児童、児童同士に信頼関係が構築され、安心して本音を言える、受け止めてもらえるという「聴き合う関係」が醸成されています。

 吉野指導主事には、指導案立案の段階から熱心にご指導をいただき、本日も多様な視点から多くのご助言をいただきました。これからも教職員一同、「同僚性・協働」を大切にし、「情熱・愛情」を持って「専門性」を高めていきたいと思います。

平成28年11月25日

11月24日(木) 「問い」を「見える」化・意識化する

 落ち葉で作品創り 那珂川の川面の霧 ストーブの向こうには紅葉が 本校シンボルツリーのポプラにも雪が 

 11月としては珍しく水戸も雪が降りました。幸いまだ積もってはいません。気温が低いので、急遽、しまっておいたストーブを朝のうちに取り出しました。校舎の4階から那珂川に目を向けると、川面に霧が立ちこめていました。おそらく川の水温が大気の温度より高いために、水面から蒸発した水分(水蒸気)が大気で冷やされて水滴になり、霧になったものと思われます。幻想的な風景を見ることができました。

 1年生の図工の授業では、校庭で集めた落ち葉を画用紙に貼り、水彩絵具で背景を塗って想像の世界を描いていました。細い葉で小さな芽吹きを表す児童、様々な形の葉を組み合わせて顔を作った児童、大きさの違う葉を組み合わせて魚を表した児童など、それぞれ葉の特徴を生かして様々なものを作っていました。中には「あーきのゆうひにー・・・」と「紅葉(もみじ)」の鼻歌を歌いながら制作している児童もいました。子供たちの頭の中で、木々の様子、枝についた葉、紅葉した葉、落ち葉となった葉、それを拾い集める様子、そして、目の前にある様々な色や形の“落ち葉”が、一連のものとしてつながり、その子独自の世界として広がっていることでしょう。なぜ(それを使って)、何を表そうとしたのか、これまでの活動のつながりの中で意識化させ、意識したものを「見える化」して共有し、互いに交流し合う活動が今後行われるものと思います。交流によって、さらに想像の世界が広がることでしょう。

 この「意識化」という“作業”は、「問い」を見つける(持つ)力を育てるために重要であると考えます。落ち葉で作品を創っているとき、どの葉を使うか選択が行われています。そこに選択の規準もしくは理由があるはずです。モノとの「かかわり(対話)」が行われているのです。「意識化」によって、単なる“景色”として漠然と「見えている」状態から、そのモノの特徴を「よく見る(観察する)」ことに変わります。すると、「問い」が生まれます。前に述べた那珂川の霧も同じです。景色として幻想的だなあと感じて終わってしまうのと、、「なぜ」と「意識化」するのとでは、学びに大きな深さに差が生じます。

 「ミライの授業」(講談社(2016)瀧本哲史)という本に、フランシス・ベーコンが紹介されています。ベーコン(1561~1626)は、イギリスの哲学者、法律家、政治家、科学者です。「知は力なり」という有名な言葉を遺していますが、「思い込み」から抜け出さないと本当の「知」にはたどりつかないと考えました。そして、4つの「思い込み(イドラ)」を示しました。「種族のイドラ」:(人間のからだや脳のしくみなどから生じる思い込み)、「洞窟のイドラ」:(自分の考えは全て正しいと勘違いしてしまう思い込み)、「市場のイドラ」:(まわりの評判やうわさ話を鵜呑みにすることによる思い込み)、「劇場のイドラ」:(偉い人や有名な人の言うことを信じてしまうことによる思い込み)、以上の4つです。これらの「思い込み」の鎖を断ち切るためには「観察と実験が必要」と主張しました。(この本は、「14歳のきみたちへ」と中学生が読むことを想定した本ですが、小学生でも高学年の皆さんなら十分に理解できます。大人が読んでも面白い本です。このブログを本校児童の皆さんも読んでくれているかも知れないので紹介しました。)

 「思ったこと」を「意識化」することで客観的に判断できるようになります。全てのことを鵜呑みにせず「疑う」「確認する」ことが大切です。これは、「クリティカル・シンキング」と呼ばれるものと同様です。さらに「見える化」することにより、それを交流し合い、吟味・検討を行うこと、またベーコンが主張するように実験や観察を行えば、より確かな「知」になっていきます。これは、新しい学習指導要領が目指す「主体的な学び、対話的な学び、深い学び」に通ずることです。本校でも、生きるための「力」となるような「知」を育む学びを展開していきたいと考えています。

平成28年11月24日

11月22日(火) 日々の営み

 「わたしたちの郷土」表彰 「おはよう城東」 放送委員会の児童 落ち葉掃きボランティア 

 今朝、福島県を中心に強い地震がありました。幸い、本校は目立った被害はありませんでした。被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。

 さて、本日、全校朝会において、「おはよう城東」の上映を行いました。これは、児童会の放送委員会が年に3回ほど制作する番組で、通常は放送室からテレビ放送の形で行っています。本日は、せっかく放送委員会が頑張って制作したので、制作者の“顔”が見え、思いが伝わるように、全校集会の場での発表としました。約7分間の番組で、ふだんあまり気づかない城東小学校の姿に迫るという特集でした。城東小学校の生き物、本校の屋上から見た地域の様子、防災備蓄室の中の様子など、放送委員の児童が取材した内容が盛り込まれました。常に問題意識を持ち、どのようなことを行ったら本校が少しでも良くなるか、あるいは児童会活動が活性化するかを考え、実行する積み上げが、放送員会に限らずあらゆるところで行われています。毎朝、行われている落ち葉掃きボランティアなども、その一つです。

 全校朝会では、番組上映の前に、表彰・賞状伝達を行いました。校内持久走大会、校内書写コンクール、家庭科作品のコンクール、木工コンクール等の賞状を渡しました。日々の営みの積み上げが、着実に自己の成長につながり、大きな成果となって表れています。

 水戸市総合教育研究所において、第36回「わたしたちの郷土」表彰式及び研究発表会が開催され、本校6年生の倉持美侑さんが、教育会長賞を受賞しました。倉持さんの研究テーマは「わたしたちのくらしと千波湖」です。桜川沿いから千波湖まで実際に歩き、備前堀の様子、文献や各種資料で調べた昔の千波湖と現在の千波湖や周辺の様子の比較、千波湖と人々のくらしの関係などをまとめました。自然を開発することの意義とリスクの両面を踏まえ、「共生」の大切さを訴える内容になっています。倉持さんの研究成果も、日々の営みの中から生まれた問題意識と地道な調査活動の賜物です。

 日々の小さな営みの積み重ねが次第に確かな成果となり、自分を成長させます。常に問題意識を持ち、一歩足を踏み出すことを大切にしたいものです。

平成28年11月22日

11月21日(月) 日々、授業改善

 5年生理科授業 高齢者クラブの方と会食 高齢者クラブの方とあやとり 

 5年生で木下教諭が理科の研究授業を行いました。平成30年度に茨城県において開催される全国小学校理科教育研究大会に向けて、茨城県教育研究会理科研究部では、いろいろ授業実践や研究を行っています。本日は、その一環として、本校で研究授業を行い、公開しました。茨城県教育研究会理科教育研究部長の上大野小学校の陶校長先生はじめ、水戸市内外から約20名の先生方が参観にいらっしゃいました。また、助言者として、東京大学大学院特任教授の日置光久先生もお越しくださいました。日置先生に授業を見ていただき、直接ご指導をいただけるということは非常にありがたいことです。本日の授業は、理科研究部の先生方の協同立案によるものでしたが、木下教諭はかなり前から、そしてこの土日も、教材研究や予備実験を重ね、準備をしてきました。その熱意が子供たちにも伝わったのでしょう、子供たちも積極的に授業に参加していました。本時は、電磁石の性質について興味関心を深め、「問題づくり」につなげることをねらいとしました。毎日、このブログを読んでくださっている方はお気づきのことと思いますが、先週の金曜日に5年生の他クラスで実施した授業と同じ内容です。先週実施したクラスの児童には申し訳ありませんが、かなり工夫改善された授業でした(先週実施したクラスも、次の時間にフォローしますからご心配なく)。「問い」は自分の意識と事実との“ズレ”から生まれます。電磁石がついた釣り竿で、金属やプラスティック、木などが付いた魚を釣り上げるゲームを通して、多くの「問い」が生まれました。短い棒磁石が付けられた魚がありました。電磁石を近づけたとき、電磁石の先端部分と棒磁石の先端部分が異なる極になっていれば引き合いますし、同じ極なら退け合います。子供たちが使っている釣り竿の針金の巻き方もまちまちなので、棒磁石に付く子と付かない子がいます。ここで電磁石にも棒磁石と同じように極があるのではないかという「問い」が生まれます。先週の授業では、N極を上に向けた魚とS極を上に向けた魚の2種類あったのですが、どちらも電磁石に付いてしまっていたので、その解決のために棒磁石に替えて試したところ、引き付け合う場合と退け合う場合の両方を体験することができました。実験器具だけでなく、板書、プレゼンテーション、話し合いの仕方、意見の取り上げ方、考え話し合う場面の設定の仕方、時間配分等々、多くの改善がありました。日々、少しでもいい授業を目指して授業改善を行っています。

 1年生が城東地区高齢者クラブの皆さん16名をお招きして、「昔遊びをしよう」という内容で生活科の授業を実施しました。あやとり、コマ回し、けん玉、お手玉等、いろいろな遊びを一緒に行いました。授業後は教室で一緒に給食を食べていただきました。とっても元気なおじいちゃん、おばあちゃんばかりで、楽しいひとときを過ごしました。子供たちがお礼に差し上げた手作りのランチョンマットを喜んでくださいました。併せて、高齢者クラブの方だけでなく、本校を会場にして活動している「エンジョイスクール」参加者の皆さんとも会食をしました。こちらは3年生と一緒に給食を召し上がっていただきました。やはり大喜びで帰って行かれました。今後も交流を続けていきたいと思います。

平成28年11月21日

11月18日(金) 素朴概念を大切にする

 七面焼き引き渡し式 1年生親子給食 5年生理科 

 5年生の理科の授業において、電磁石の性質について調べる学習をしました。鉄、アルミ、銅、プラスチック、木、磁石などが付いた魚を釣り上げる“ゲーム”を行うことを通して、電磁石に付くかどうかや実験を行い、電磁石に引き寄せられるものや、電磁石の性質について「問い」を見つけるという単元の導入の内容でした。班によって異なる結果が出た部分もありました。児童のつぶやきを聞いてみると、「引き付けられなかったのは電流が弱かったからだ。単三乾電池を使って実験をしたので、単一乾電池に替えれば付くようになるのではないか。あるいはアルカリ乾電池を使えば付くようになるのではないか」という発言がありました。また、「電磁石に付かなかったのは、金属が重かったからであり、実際には引き寄せられていたのではないか」という気づきもありました。さらに、「電磁石に引きつけられるものは、電流が流れるものだ。プラスチックや木が電磁石に付かなかったのは、電流を流さないものだからだ。ただ、アルミは電流が流れるのにどうして電磁石に付かなかったのだろうか」という問いもありました。銅や鉄は電流を流すのかわからないので調べてみようということになりました。磁石と電磁石の関係について「問い」をもつ児童はあまりいなかったようです。これまでの日常生活体験や既習内容、思い込みや勘違い、想像等、子供たちの“今”の概念を大切にし、なぜそう思ったのか、矛盾点はないのか、どうしたら確かめられるかを丁寧に取り上げ吟味していくことで、素朴概念を科学的な概念に発展させていくことができます。本時のような子供たちのつぶやきを大切にしていきたいものです。

 1年生が、PTA親子ふれあい活動として、まず教室で一緒に給食を食べ、体育館に移動して一緒にゲームを楽しみました。多くの保護者、家族の皆さまが参加してくださいました。給食時は、子供たちはいつもより食が進んでいたようです。準備や片付けを自分たちでできる姿を見てもらえたことも、嬉しかったのではないでしょうか。ゲームは、子供同士、親子対決いろいろありました。楽しい時間を過ごすことができました。

 6年生が、陶芸家の伊藤瓢堂先生と「魁の会」の皆様をお迎えして、「七面焼き引き渡し式」を実施しました。7月19日に伊藤瓢堂先生と「魁の会」のご指導の下、親子ふれあい活動として七面焼きの作陶を行いました。そこで作ったお碗を伊藤先生が山形に持ち帰り、形を整え、釉薬を塗り、焼いてくださいました。そして仕上がったお碗が10月に学校に届けられ、10月22日にそのお茶碗を使って「お茶会」を実施しました。よって、実際にはすでに伊藤先生からお茶碗が引き渡されていたのですが、本日、あらためてお碗一つ一つが木箱に入れられ、しかも伊藤先生が付けてくださった銘を自筆で箱に書いてくださり、さらにこれも伊藤先生自筆で「魁」と書いた布を添えて、子供たち一人一人に贈呈してくださいました。全員に対してやってくださったわけですから、どれだけの労力と時間を費やしてくださったことでしょう。伊藤先生の熱い思いが込められた「プレゼント」を頂き、大変感激しました。世界でたった一つの宝物です。生涯大切にして欲しいと思います。また、せっかくのお茶碗ですから、ぜひ自宅でも「家庭お茶会」を行って欲しいものです。

平成28年11月18日

11月17日(木) 想像力を働かせる

 5年生和太鼓教室 6年生社会科 6年生の社会科で、戦時中にの「召集令状」を受け取るロールプレイングを行っていました。家庭に召集令状を届けに来る人、令状を受け取り出征する本人、一緒に暮らす母親の3役です。時代背景、社会情勢、家庭状況、戦況等を踏まえ、創造力を働かせ、演じました。子供たちは当然のことながら実感は湧きません。役を演ずることに照れくささもあります。想像もなかなか難しいし、感情表現も難しい…。しかし、あえてこの活動を入れたことにより、単に教科書を読んで、文面のみで、そういうことがあったのかと流すのとは異なる効果があったと思います。自分だったらどう思うだろう、どのような表情をするだろう、母親になんて言うだろう、自分が母親だったら、どのような思いで息子にどんな言葉を書けるだろう。。。 今回の活動が、子供たちが“戦争”について関心を深め、様々な考え方を調べながら、自分で判断できるようになるきっかけとなればよいと思います。“戦争”は遠い昔の、自分に全く関係ないことではなく、現実に今、地球上で起きていること・・・という認識が必要でしょう。

 本日も、「和太鼓教室」を実施しました。対象は5年生です。先に1組、次に2組が実施しました。講師は昨日と同じく「来舞」の過足先生と照沼先生です。5年生は昨年度も経験しているので、すぐに和太鼓の世界に入り込みました。課題は、昨日の4年生より難しく、小グループごとに自分たちで作曲し、演奏しようというものでした。しかも、好き勝手に行うわけではなく、テーマが決められており、さらに全グループ共通の部分があり、「型」をきっちり“きめる”ことも要求されました。5年生は、その場で編成されたグループであったにも関わらず、一生懸命話し合い、練習し、どのグループも最後には見事な演奏をしていました。一定の時間内で、決められた条件の中で、協力しながら目標達成を目指すという貴重な経験をし、達成感を得て、充実した時間となりました。

平成28年11月17日

11月16日(水) 伝統文化から学ぶ

 和太鼓に挑戦 和太鼓の皮のお話 和太鼓教室 4年生が、創作和太鼓「来舞(らいぶ)」の過足先生、照沼先生を講師としてお迎えし、「和太鼓教室」を実施しました。和太鼓の“皮”の話から始まり、子どもたちはみるみるうちに和太鼓の世界に引き込まれ、実際に和太鼓を演奏させていただき、さらに自分たちが表現したいものを自分たちなりに創作・表現し、最後は素晴らしい演奏を聞かせていただくという、充実の時間を過ごしました。約80分間があっという間に過ぎた感じでした。子どもたちは、始めは講師の先生方の問いかけにどのように応じていいか戸惑う様子が見られましたが、次第に自分を表出できるようになり、最後には夢中になって演奏したり声を出したりするようになっていました。講師の方にお話を伺ったところ、この学習は、単なる和太鼓演奏の鑑賞でも体験でもなく、子どもたちが自ら和太鼓を使って文化創造、演奏活動を行うことにより、和太鼓に対する興味関心を深め、和太鼓の良さを理解し、人としても成長して欲しいという願いを込めてやってくださっているそうです。学習後、教室で一緒に会食をしていただき、交流を深めました。講師の方の熱い思いやお人柄から学ぶことも多かったことと思います。明日は、5年生を対象に行ってくださる予定になっています。 

平成28年11月16日

11月15日(火) 地域の“資源”を活用する

 那珂川に浮かぶ船 学年朝会で表彰 朝、各学年で学年朝会を行いました。その中で、昨日の校内持久走大会や校内絵画コンクール等の表彰を行いました。全校朝会がしばらく無いので、全校朝会を待つと表彰が遅くなってしまうため、学年朝会での表彰としました。全校児童が集まる機会を見て、入賞者を紹介するとともに、みんなの頑張りを讃えたいと考えております。

 同じく朝、校舎から那珂川に目を向けると、川面に船を浮かべ網を操る人の様子が見えました。すでにサケの流し網漁が始まっているようです。先週の土曜日に少し様子を見ていたところ、三艘の船が出て、分担して網を那珂川を横断するように仕掛けていました。両岸に近いところは深さの関係か網を張らず、正確ではありませんがざっと見た感じで長さ50mくらいの網が張られていました。調べてみたところ、サケ釣りは通常全面的に禁止されているようですが、那珂川においては、那珂川漁業協同組合・茨城県那珂川サケ資源有効利用調査実行委員会による「那珂川サケ有効利用調査」という取り組みにより、11月に入ってからサケが捕獲されているようです。サケがすでに遡上しているということでしょう。今朝、船を浮かべていた方は、漁協の方が調査として漁をしていらっしゃるのか、採卵・受精のための漁なのか、そこは全く分かりませんが、“サケの季節”が来たことは確かなようです。

 本校では、毎年全ての学級でサケの飼育を行い、那珂川に放流しています。12月初め頃に那珂川漁業協同組合に卵をいただきに行きます。年にもよりますが約1kg(約4000個)の卵をお預かりし、水温が15度以上にならないように管理すると12月中旬には孵化します。しばらくはおなかの栄養を使って成長しますので、1月上旬頃から餌を与えます。だんだん大きく成長し、本校では3月初め頃に那珂川の本校から近い岸で放流を行っています。サケを育てることや放流自体が目的ではなく、サケをとおして「総合的に学ぶ」ことを目的としています。詳細は、後日あらためてお伝えいたします。本校のすぐ近くを那珂川が流れていること、漁業協同組合や採卵場が近くにあること、“昔”実際にサケを捕っていた方が近くにお住いのこと、地元水戸にかつてサケを献上するような文化・歴史があったこと等々、地域に多くの学びの“資源”があります。今年は特に、3、6年生がカイコをとおして学びを広げ深める経験をしているので、それを応用して例年以上に「サケ学習」が充実することを期待しています。

 

平成28年11月15日

11月14日(月) 蓄えた力・練習の成果を発揮する

 研究授業 城東防犯子どもを守る会の方との交流 校内持久走大会(5年生女子) 落ち葉掃きボランティア 

   朝、児童による落ち葉掃きボランティアを行っています。先週までは、校内の「野鳥の森」付近だけでしたが、今週からは校内の道路や駐車場、歩道等に範囲を広げ、取り組んでいます。今週は6年生が行っています。本来ならば、割り当てを行わず、自然発生的な純粋なボランティアで行いたいところですが、安全面、用具の数、時間の関係もあり、現行のような形を取っています。

 校内持久走大会を実施しました。1・2年生は本校の校庭で、3~6年生は那珂川河川敷のグランド及び那珂川堤防を使って実施しました。幸い天気に恵まれ、暑くもなく寒くもない、ほとんど風もない穏やかな日になりました。1・2年生は800m、3・4年生は1000m、5・6年生は1500mを走りました。スタート前は、どの学年の児童も「緊張する」「心臓がバクバクする」などと話していましたが、それぞれ頑張って、全員がゴールインしました。大切なことは、順位よりも、自分が蓄えた力をどれだけ発揮できたかです。“本番”で100%の力を出すということは、なかなか難しいものです。ふだん100%の力を出して練習していても、本番で70%~80%の力を出せれば良い方ではないでしょうか。精神的にも肉体的にもコンディションを整え、しかも相手がいる競技となれば相手によって冷静に対応することも必要になります。練習において、限界まで自分を追い込み、厳しく苦しい状況を耐え抜く中で、精神的な強さ、対応力を身に付けておくことが必要です。人間はどうしても自分に甘くなってしまう場合が多いので、本当はもっと力が伸ばせるのに、「そこそこ」に留まってしまうことが多いものです(自戒です)。よく「練習は嘘をつかない」と言われます。日頃の努力、積み重ねの重要さを実感できたら、一人一人にとって、今回の持久走大会は大きな成果があったと言えるでしょう。もちろん願わくば、全員が本日の自分の“走り”に「精一杯やり切った、力を出し切れた」という達成感をもってくれていたら最高です。校庭、沿道で応援してくださった保護者、ご家族、地域の皆様に御礼申し上げます。また、堤防や寿橋で通行にご不便をかけた皆様にお詫び申し上げるとともに、併せて大会の運営にご理解、ご協力くださったことに感謝申し上げます。

 なお、持久走大会の運営に当たり、茨城大学の学生の方及び「城東防犯子どもを守る会」の皆様には、ボランティアとして多大なるご支援を賜りました。大会終了後、子どもたちと一緒に会食していただき、交流を深めさせていただきました。多くの方のご支援で大会が運営できています。ボランティアの皆様にも、心から感謝申し上げます。

 午後には、校内授業公開を行いました。3年2組で根本教諭が国語の研究授業を行い、全教員が参観し、放課後に研究協議会を実施しました。課題設定の在り方、協同的・探究的な学びの在り方、教師の役割等の観点から、授業の検討を行いました。研究協議会は、ワールドカフェ方式を取り、教師もアクティブラーニングを行いました。子どもたちの様子、授業者の様子から多くのことを学び合いました。

★ 校内持久走大会の様子はコチラの「 PDF フォトギャラリー(PDF 471.8KB)」をご覧ください。

★ 校内研究授業の様子はコチラの「 PDF フォトギャラリー(PDF 224.3KB)」をご覧ください。

平成28年11月14日

11月11日(金) 「問い、考え、表現する」

 表現する 4年生の算数において「200÷25を工夫して計算しよう」という“課題”で授業を行いました。教科書に載っている“課題”です。まず、児童から「問い」が出されました。「工夫する」とはどういうことだろう。授業者は、その「問い」を学級全体に戻しました。児童から「いつもとちがうやり方をすること」という“考え”が出されました。この前提が確認されていないと、課題は解決できません。解釈を出し合った結果、「計算しやすくする」という理解で進めることになりました。探究の過程では、「200と25をそれぞれ5で割って、40÷5にして答えは8」、「200と25にそれぞれ4をかけて、800÷100にして答えは8」という2通りの考えが出されました。前者は、数を小さくして計算しやすくした、後者は、きりがいい数字にして計算しやすくした・・・という説明が児童からありました。次に、「なぜ5で割ったのか、なぜ4をかけたのか」という「問い」について、小グループで、そして全体で考えました。ある児童は、「25をわれる数を考えると、1か5か25しかないから25でわった」と答えました。前時に、「わり算では、わられる数とわる数に同じ数をかけても、わられる数とわる数を同じ数でわっても商はかわらない」ことを学習しているので、本時のような“工夫”ができるわり算は、1とその数以外に共通の“われる数”がある場合であるということに気が付いたのです。「きりがいい数」とは何かという「問い」も出されました。「100を単位とすれば計算しやすい」という説明が出されました。本時の課題について探究する中で、前時に学習したことの意味の理解も無意識のうちに深まっていったようです。つまり、どうしてわる数、わられる数の両方を同じ数でわるのか(同じ数をかけるのか)…、もし片方だけわったら(かけたら)答え(商)が変わってしまう…。わり算は、わる数とわられる数が分母と分子になる分数と関係し、分母と分子の比(割合)が変わらないようにする必要があることに気付き始めた児童もいたようでした。本時において授業者は、子どもたちの発言をつなぎ、戻すことによって、子どもたちの考えを引き出し、できるだけ子ども自身の言葉で表現させ、互いが納得できるまで考えさせようと努力していました。大人からみると「当たり前」と感じることを「問い」、「表現」し合いながら、「考え」を深めた授業でした。
平成28年11月11日

11月10日(木) たくましく健康な心身をつくる

 3年生体育にて 明日予定していた校内持久走大会は、降雨が予想されるため、来週の月曜日11月14日に延期することにしました。子どもたちは、「城東タイム」(中休み)や体育の時間に、校内持久走大会に向けて練習を続けています。中休みは8分間走なので「昨日はトラック5周だったけど今日は8周走れた」、体育の時間には順位を確認していますので「前回は20位だったけど、今日は8位だった」「今日は1番になった!」等と子どもたちが嬉しそうに報告してくれます。順位というものは相対的なものであって、誰かが上がれば誰かは下がり、全員が上がることはありません。よって、順位を競うことよりも、自己ベストタイムを目指して欲しいと子どもたちには伝えています。もちろん上の順位を目指すことは悪いことではありません。むしろ、そのような目標をもって努力することは良いことです。ただし、順位が上がらなかったからといって、がっかりしたり落ち込んだりする必要はないということです。

 本校児童の実態を見ると、日常的に外遊びが少ないようです。中休みや昼休みに校庭で遊ぶ児童は多くありません。放課後や休日に学校に遊びに来る児童もいますが、体を動かさずゲーム機で遊んでいる姿をよく見かけます。地域の公園で運動をしている様子もあまり見かけません。伸び伸びとボール遊びができるような公園もほとんどありません。よって、体育の授業における運動量を増やすこと、休み時間の外遊びを呼びかけること、休み時間にみんなで取り組む運動(持久走や縄跳び、縦割り遊びなど)を実施すること、体育的な行事を充実させること等によって、少しずつ体力を向上させようと努めています。特に、校内持久走大会にような体育的行事は、努力の積み重ねが結果に明確に表れ、向上を実感できます。また、みんなと一緒に行うことにより、苦しくても楽しみながら、あるいは他者のがんばりや応援を励みにしながら取り組むことができます。よって、この度の校内持久走大会も、順位や記録も大切ですが、競技を楽しむことを最も大切にして欲しいと思っています。そして、生活の中でも積極的に体を動かし、たくましく健康な心身を築いて欲しいと思います。

 本校の持久走大会のコースは、学校近くの那珂川河川敷のグランドから堤防上を通り、寿橋の中ほどで折り返すコースなので、夕方、コースの現状を確認に行ったところ、すでに薄暗くなった中で、一生懸命練習している児童に出会いました。こういう努力が尊いですね。素晴らしいです。

平成28年11月10日

11月9日(水) 活動的な学び

 1年生道徳 3年生納豆工場見学 5・5交流 水戸市ノート展 

 3年生が、社会科の授業の一環として納豆工場の見学に行きました。見学先の天狗納豆総本家は本校から徒歩で行ける距離にあり、幸い天気も良かったので、元気に歩いて行きました。工場では、実際に製品をつくる様子を見学させてくださり、さらにいろいろお話を聞かせてくださいました。子どもたちはあらかじめ知りたいことを質問として準備しており、積極的にインタビューをしていました。大変真剣な態度で臨み、充実した中身の濃い見学となりました。

 「5・5交流」と称して、5年生が城東幼稚園の5歳児と交流会を行いました。一緒にいろいろなゲームをしたり、給食を食べたりして、最後は昇降口まで手をつないで行って見送りました。幼稚園生は大変楽しかったようです。5年生はもともと頼もしいのですが、ふだんより一層お兄さん、お姉さんに見えました。先日は、1,2年生が幼稚園生を迎えてハロウィンパーティーを行い、交流を深めました。また、1年生はほぼ毎週木曜日の「ロング昼休み」のときに、幼稚園に遊びに行っています。本校は城東幼稚園と隣接しており、校長が園長を兼ねていますので、幼小交流を行いやすい環境にあります。城東幼稚園の園児が全て城東小学校に入学するわけではありませんが、今後も幼小交流・連携を進め、さらに学区内の保育所との交流・連携も行っていきたいと考えています。

 工場見学を行なった3年生は、工場を見る活動からも多くの情報を得て学ぶことが多かったことと思いますが、働く人の姿を見て、また話を聞いて、そして一緒に学んでいる友達の姿からも多くの刺激を受けたことと思います。園児と触れ合った5年生は、園児と遊んだり、給食を食べたりする活動を通して、自分がどのように動けたか、自分に何ができたのかをモニターし、自分の性格や自分の“能力”を見つめる機会になったことと思います。3年生と同様に、同じ活動の中で友達がどのように動いているかを観察し、他者を鑑として自分を見つめ直すことができたものと思います。協同で活動を行うことは、体験を積んで技能や知識を習得することだけでなく、他者とのかかわりにより自己を成長させるという大きな効果があります。他者とのかかわりにより、自己と向き合うことの大切さを子どもたちに伝えていきたいと思います。

   1年生が「かぼちゃのつる」という題材を使って道徳の授業を行いました。かぼちゃが他人の邪魔になることを考えず、また人の忠告を聞かずに、自分のつるを道をとおりこしていやがるすいかのところまで伸ばし、最後には道を通ったトラックにつるを切られてしまったというお話です。感心したのは、児童が一人ももれずに話し合いに参加していたことです。授業者の投げかけや友達の発言に対して全員が敏感に反応し、積極的に発言し合っていました。反応するときは、それぞれが発言するのでざわざわっとなりますが、指名された児童の発言のときには、静かに耳を傾けていました。話題に入り込み、話を“聴く”ことができていました。登場“人物”であるかぼちゃの気持ち、いぬの気持ち、すいかの気持ち等を話し合った後、わがままを言ったことがある経験、ともだちに声をかけてあげた経験、人のわがままでいやな思いをした経験等、自分のことについて話す場面がありましたが、児童は自分の言葉で生のエピソードを語り、周りの児童も話をする友達に自然に体を向けて一生懸命聴いていました。自分の本当のこと、本音を語ることができるということは、この教室に安心感、信頼感があるからです。授業者も、ひとつひとつの発言を全身で受け止め、温かく言葉を戻していました。一切、ノートをとらせなかったのも本時においては効果的でした。とにかく話し合うこと、聴きあうことに集中させていました。最後に授業者が語った自分の体験談(失敗談)も内容が適切で効果的でした。児童は自分事のように受け止め、心配し、顛末を聞いて安心していました。1年生でも、題材を自分のこととして捉え、本音で話し合えるという可能性を感じた、感動的な授業でした。

 お知らせです。水戸市笠原町にある水戸市総合教育研究所において、「水戸市小・中・義務教育学校ノート展」が開催されています。本校からも4名の児童のノートが出展されており、そのうち、3年生の加藤心羽さんの理科のノートが「総研所長賞」に選ばれました。水戸市内の各学校から選ばれたノートが展示されていますので大変参考になります。ノート展は、11月12日(土)まで開催されています。火~金曜日は午前9時から午後7時半まで、土曜日は9時から4時半までです。お時間がありましたら、ぜひ会場に足をお運びください。

平成28年11月9日

11月8日(火) 対話的な学びで興味・関心を広げる

 対話内容の共有 きゅうこんと対話する 1年生の生活科 1年生の生活科で、「きゅうこんをうえよう」という内容の授業を行いました。児童各自が自分で植えたいと思った球根を持参しました。ほとんどの児童がチューリップを持参し、わずかにクロッカスの球根を持参した児童がいました。これから球根を鉢に植え、春まで育てます。球根をスケッチし、気づいたことをワークシートに記入しました。子供たちは自分が持ってきた球根をじっと見つめて球根と“対話”しながら、すでに来春にどのような花を咲かせるか思いをはせ、期待を膨らませていました。子どもたちの気づきの中に、チューリップやヒヤシンスの球根は、タマネギやニンニク、クリに似ているということが挙げられました。どのようなところが似ていると思ったのかは特に検討しなかったのですが、大概の児童は、形でそう思った様でした。持参したチューリップの球根の外側の薄い皮を剥いて「ニンニクみたいになった」と発言している児童もいましたので、“薄い皮”に着目した児童もいたかも知れません。チューリップやタマネギは皮で覆われている、ニンニクは皮を剥いたもの・・・ということでしょうか。ここで子どもたちに投げかけてみました。「ニンニクは球根でしょうか?」「タマネギは球根でしょうか?」…。ほとんどの児童は、(なんでそんなこと聞くの? そんなはずないじゃない。)というような笑顔を浮かべました。そこで、違うと思う理由を聞いてみると、「タマネギやニンニクは食べ物だから」という“答え”が返ってきました。続けて聞いてみました。「では、チューリップのきゅうこんは食べられないのでしょうか?」。すると、また(そんなはずないじゃない)という感じの笑顔で「食べられない」とのことでした。1年生にとっての「きゅうこん」の概念をもっと探ってみたいと思いました。「きゅうこん」について『土に植えると、芽が出て花が咲く』という概念を持っているようですが、似たものとの比較においては『(きゅうこんは)食べないもの』という概念のようです。皆様ご存知と思いますが、タマネギやニンニクの主な食用部分は、チューリップと同じように、葉に相当する部分が膨らんだ鱗茎です(子どもたちからは似ているものとして出ませんでしたが、ラッキョウも鱗茎です)。チューリップの“球根”にも、食べられるものがあります。 ただし、球根は全て食べられると思わせてしまうと、危険なものもありますので注意が必要です。また、一般的に“球根”という場合には鱗茎を指すことが多いのですが、もっと広い範疇を指すこともあります。例えば、サツマイモは鱗茎ではなく塊根と呼ばれる“球根”です。ちなみに、子どもたちがチューリップの球根と似ているものとして挙げたクリは、球根ではなく、食用としている部分は果実です。

 幼稚園でサツモイモ堀りを体験している児童もいます。1学期にはアサガオを育てています。生活科においても、これまでの生活体験を思い起こさせながら、身近にある野菜や果物(木の実を含めて)、植物の「ふえ方」にまで興味・関心を広げられるとよいと考えています。植物の多様性、生命の素晴らしさを感じることにより、自然を大切にする心を育みたいと思います。

平成28年11月8日

11月5日(土) 「社会に開かれた教育課程」

 城東地区防災訓練 いじめサヨナラフォーラム 茨城しぐさ 平成27年8月26日に出された文部科学省教育課程部会の論点整理では、「社会に開かれた教育課程」として、次の3点の重要性が提言されています。
  1. 社会や世界の状況を幅広く視野に入れ、よりよい学校教育を通じてよりよい社会づくりを目指すという理念を持ち、教育課程を介してその理念を社会と共有していくこと。
  2. これからの社会を創り出していく子供たちが、社会や世界に向き合い関わり合っていくために求められる資質・能力とは何かを、教育課程において明確化していくこと。
  3. 教育課程の実施に当たって、地域の人的・物的資源を活用したり、放課後や土曜日等を活用した社会教育との連携を図ったりし、学校教育を学校内に閉じずに、その目指すところを社会と共有・連携しながら実現させること。

  5年生では、「ひと・まちネットワーク」の髙瀬利博先生を講師としてお迎えし、「茨城しぐさ」の授業を実施しました。「茨城しぐさ」とは、「常に相手を考え、尊重する お互いに思いやり、助け合い一日一日を大切に暮らすためのマナー」であり、もともとあるわけではなく、みんなで創り出していくものであるというお話がありました。「昔の人がこうやっていたから見習いましょう」的な押し付けがましいものではなく、今の時代、今の社会に合っている人間関係づくり、よりよい社会づくりのためのマナーをみんなで考えていきましょうというものだそうです。子どもたちは自分たちの日常を思い浮かべながら、今の自分たちに、今の社会に必要なマナーについて考えていました。

 児童会実行委員会主催で全校集会「いじめサヨナラフォーラム」を実施しました。学級内のいじめを題材にした寸劇、全校児童を対象としたいじめに関するアンケート(意識調査)結果発表、各学級ごとにいじめをなくす方法の発表、いじめられた場合の対処方法等についての発表を行いました。実行委員会の緻密な企画・運営は見事でした。全校児童も、各学級において、事前に「いじめ問題」について話し合いを重ねて本日を迎えており、全員の意識が高まったことが大きな収穫でした。

 午後は、地域の方を学校にお招きして、地域の方とともに「城東地区防災訓練」を実施しました。水戸市役所の方、城東地区自治団体連合会の方、女性会の方、城東地区消防団の方等々、多くの皆様のご支援、ご協力をいただき、地震を想定した避難訓練に始まり、避難した場合の食事、トイレ、過ごし方等のお話、校庭に出て、水消火器を使った消火訓練、油に引火した場合の対処方法、消防車乗車体験、炊き出し(豚汁)試食等を行ないました。子どもたちは多様な地域の方々とふれあいながら、体験をとおして災害時の対処方法の理解を深め、危機意識を高めていました。

 以上紹介した本日の3つの活動は、全て上記の論点整理に適合したものです。地域の人的・物的資源を活用し、“市民”として必要な資質を育み、社会の一員として他者と連携・協働してよりよい社会づくりに参加していこうという意欲・関心を高めるものです。本日のような取り組みをイベント的に単発で行うのではなく、意義・目的を明確にして体系的に教育課程に位置づけ、他の活動との関連を図ることで、これらの取り組みの価値が高まります。

 本日は、「学校へようこそ」と称して、終日、学校公開を行いました。保護者の方、地域の方、多くの皆さんが学校にお越しくださいました。これからも開かれた学校づくりを推進し、「社会に開かれた教育課程」を意識しながら教育の質の向上を目指していきます。本日、ご来校くださった保護者の皆さま、地域の皆様、講師の先生、水戸好文カレッジの皆さま等に、感謝申し上げます。

★ 「いじめサヨナラフォーラム」、城東地区防災訓練の様子は、コチラの PDF 「フォトギャラリー」(PDF 497.3KB)をご覧ください。

平成28年11月5日

11月4日(金) 活動をとおして学ぶ

 全体で検討し共有する 小グループで活動2 小グループで活動 5年生の算数の授業で、「円からどんな形ができるだろうか」という課題について学びました。円を描いた紙を円の中心を通るように4つ折り、及び8つ折りにして、そのとき見える弧の端と端を結んで弦を描き、その弦に沿ってハサミで切ったとき、紙を広げてできる図形を調べました。まず予想を立ててみると、4つ折りについては、六角形、四角形、ひし形が出され、8つ折りについては、六角形、八角形が出されました。それから小グループを作り、実際に紙を折ったり切ったりして確かめる活動に移りました。教科書に載っている内容でありながら、どのようにやればよいかわからない児童もいましたが、小グループにしたことにより、互いに声を掛け合い、スムーズに活動が進みました。折って切る作業は一人一人が没頭して行い、切った紙を広げるときの楽しみな表情、広げてできた図形がわかったときの表情は、大変明るいものでした。中には、メンバー全員で「せーの!」で紙を広げて比べるグループもありました。グループ内で互いに広げた紙を見合うことで、結果の確かさを確認し合っていました。次に、全体で結果の確認をした後、切り取っでできた図形(広げた図形)がどのような図形か、辺の長さや角の大きさを測って調べました。このときも一人一人が作業に没頭し、わかった結果を互いに報告し合い、検討し合うことが自然に行われていました。小グループにすることにより、協同的な探究が自然に行われたのです。探究も概念的なものではなく、実際にモノを使い、作業を行う体験を取り入れることによって、多くの気づきがあり「問い」が生まれました。たまたま本日手元に届いた教育機関誌「内外教育」の一面に、学習院大学教授の佐藤学氏が「自力解決」について寄稿されています。「自力解決に学びは存在するだろうか」と投げかけ、「自力解決は、分かっている子どもにとっても分からない子どもにとっても時間の無駄であり、分からない子どもにとっては拷問のような時間になりかねない」と述べていらっしゃいます。ここでいう「自力解決」とは「人のを見てはダメ! 相談してはダメ! まずは自分で考えなさい」というものです。自分で考えることを放棄し(あきらめ)、他者の“答え”をただ写すだけの子どもが出ないようにという教師の“配慮”からでしょう。しかし、子どもたちの力を、子どもたちの思いをもっと信頼すべきです。本時の授業でも、始めから学びを放棄している子どもは一人もいませんでした。各自が自分の活動に没頭すること、必要に応じて支援し合うこと、みんなで吟味・検討することが自然に行われていました。本当の意味の「自力解決」は、強要しなくても協同的な学びの中で自然に行われるものなのです。だからこそ、学びが広がり深まり豊かになるのです。本時において、あるグループでは、分度器で角度を測らなくても角度がわかるのではないかという「問い」が出てきました。折り目が円の中心を通る弧になっており、折るときには紙の端がぴったり重なるように折ったのだから、折り目を辺としてできる三角形の折り目で挟まれる角の大きさは全て同じではないか。すると、折り目は全て半径の長さで同じ長さだから、できた三角形は全て二等辺三角形だ。とすれば、例えば8つ折りの場合であれば、360度を三角形の数である8で割って、1つの角が45度。三角形の内角の和180度から45度を引いた135度が八角形の一つの角度だ・・・。 実際に分度器で測ったときと、同じだ! 実際に活動を行ったからこそ、実感を伴って導き出された“解決”でした。このような気づきを共有し、確かめ合い、みんなの成果にしていくところに協同の学びの効果があります。次の時間が楽しみです。

平成28年11月4日

11月2日(水) 学びをつなげる・積み上げる

 1年生持久走 産卵するカイコ カイコと人のつながり 最近、カイコの話題が多くてすみません。“旬”なものですから…。本日、6年生でカイコを題材とした授業を行いました。一昨日、繭から糸を取る作業をしたので、その糸をじっくり見ながら、絹についてわかったこと、知っていること、考えたことを出し合い、人間のくらしとカイコのつながりを学びました。採取した絹は、光沢があり、つるつるすべすべしており、肌触りが良く、温かい感じがしました(・・・ようです)。それらのことから絹の「良さ」を考えました。比較するために、授業者の大学院生から麻布とシルクの布が手渡され、感触や見た目を比べました。日本では弥生時代にすでに絹が生産され、卑弥呼の時代に魏に絹を贈ったとされていること、律令制度のもとで絹が税として納められていたことなど、歴史の学習と結びつけながら確認しました。さらに、地理分野の学習との関連として、日本における絹の生産量が年々減少してきていること、中国などから安価な絹が多く輸入されていることなどを実生活と結びつけて確認しました。科学領域からは、絹の成分はたんぱく質であり、人間の体の成分に近いため肌にやさしいこと、保温、透湿に優れていること、だから冬寒く、夏蒸し暑い日本の気候に適していること等を推測しました。さらに、1匹のカイコが繭を作るときに出す糸の長さは、約1,500mと言われており、本日、自分たちが那珂川堤防で試走してきた距離と同じ程度であること、しかも緻密に丈夫に繭が作り上げられること、羽化するときにはその丈夫な繭を破って(?)出てくること、産む卵の数の多さ・・・等々、生命の強さ、畏大さを実感しました。授業者からは、さらに絹が人工血管等、医療分野にも利用されていること、化粧品など美容にも利用されていること、電極等電気分野にも利用されていることが伝えられ、カイコと人間のくらしの密接な関係について理解が深まった授業でした。これも、すでに何回も書いていますが、継続的にカイコと触れ合ってきたからこそ真の理解ができることであり、様々な教科を学習しているからこそ、学びがつながり広がります。これからの教育に求められる「深い学び」がここにあります。

 各学年ごとに、11月11日(金)に実施する校内持久走大会の試走として実際のコースを走りました。毎日少しずつ練習を積み重ね、自分の力を高めていきます。1回ごとの走りに反省があり、自分の現状を把握しながら次はこう走ろうと工夫し、また必要に応じて目標を設定し直し、向上を目指します。これも学びを継続することであり、積み上げることです。大会当日は、順位よりも自己ベスト記録を目指して頑張って欲しいものです。

平成28年11月2日

11月1日(火) 人との“出会い”から本との“出会い”へ

 実技 講話 読み聞かせ 本校では全校朝会において、いろいろな先生が代わるがわる話をしています。児童、教職員合わせて約290名が一つの“家族”(ファミリー)となり、温かい学校を築くことを一つのねらいとしています。全ての教職員で全ての児童を育て、全ての児童にとって全ての教職員が「わたしの先生」になって欲しいと考えています。全校朝会を、教職員一人一人が持ち味を発揮し、子供たちとの相互理解を深める機会の一つとしています。本日は1学年主任の白石教諭が話をしました。まず、斎藤 隆介の「ベロ出しチョンマ」の読み聞かせをしました。

 有名な物語なのでご存知の方も多いと思いますので、かなり簡単に紹介します。以下、物語の内容です。

  「ベロ出しチョンマ」とは、千葉県に伝わる、背中のひもを引っ張ると舌を出し、眉毛が八の字になる人形です。江戸時代、大凶作に見舞われた村の農民たちが将軍に直訴に行ったため、その家族までが磔(はりつけ)にされ槍で突き刺されて処刑されてしまいます。処刑された中に、12歳の兄と3歳の妹がいました。処刑される際に、12歳の兄(長松=チョンマ)は3歳の妹を苦しみから救おうと、いつも妹に薬を塗ってあげるときに痛みを和らげるために妹を笑わせていた面白い顔(舌を出し眉毛を八の字にした顔)のまま死んでいました・・・。

 作者の斎藤隆介さんは、「モチモチの木」「ソメコとオニ」など多くの物語を書いている著名な方で、、「モチモチの木」は本校が使用している教科書にも採り上げられています(「ベロ出しチョンマ」を採り上げている教科書もあるようです)。白石教諭は、自分の読書体験を紹介し、さらに教科書の作品と結びつけながら読み聞かせした作品を紹介し、子供たちの読書の意欲を喚起しました。 子供たちは真剣に話に耳を傾けていました。本との出会い方にもいろいろありますが、今回は、白石先生との出会いによって今まで知らなかった本と出会うことができました。いろいろな人と出会うことによって、世界が広がり心が豊かになります。「JOTO FAMILY」みんなで豊かに成長していきたいものです。 

  4年生が自転車安全教室を実施しました。講師として、水戸東部輪業支部役員の方8名をお迎えし、講話と実技を行いました。講話では、自転車の点検の仕方や交通ルール、ヘルメット着用の重要性などをお話いただきました。印象に残ったのは、過去10年間の統計で、自転車事故で亡くなった方約1,200名のうち、ヘルメットを着用していれば命が助かった方が約800名いたというお話です。ただしヘルメットを正しく装着していなければ効果がないことも教えていただきました。点検については「ブタはしゃべる」。ブ:ブレーキ、タ:タイヤ、は:ハンドル、しゃ:車輪、べる:ベル・・・の点検を日常的に行なうようご指導いただきました。実技では、交差点での左折・右折の仕方、道路の左側に駐まっている自動車の追い越し方などを学びました。大切なことは、一旦停止、後方確認、左右確認をきちんと行うことです。まずは交通ルールを守り、マナーを守ることが不可欠ですが、守っていても事故に遭うこともあります。常に周囲の状況判断を適切に行い、無理をしない運転を心がけることが大切です。今回学んだことを即実践し、大切な命を守って欲しいと思います。

平成28年11月1日

城東幼稚園新入園児募集について

 親子スポーツ会 本日、平成29年度新入園児の入園願書の受付が始まりました。11月11日(金)までです。城東幼稚園は、大変落ち着いた環境の中で、地域の厚い支援を受けながら、密度の濃い教育を受けられる幼稚園です。隣接する城東小学校との交流・連携も盛んで、多様な活動を体験できます。4,5歳児とも募集しています。城東幼稚園で、一緒になかよく楽しく学びませんか。なお、幼稚園もしくは保育園入園等で迷っていらっしゃる方は、ぜひ一度お気軽にご参観ください。また、近所の方、お知り合いの方にも城東幼稚園をお勧めください。詳しくは、本ページ左側「リンク集」のボタンから、城東幼稚園のホームページをご覧ください。
平成28年11月1日