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ブログ

12月29日(木) 地震発生について

 昨日で年内のブログを閉じようと思いましたが、全国にこのブログをご覧いただいている方がいらっしゃいますので、ご心配くださっている皆様に報告いたします。

 昨晩9時38分、茨城県北部を震源とする大きな地震がありました。 まずは、今回の地震で被害を受けた皆様に心からお見舞い申し上げます。本校は、幸い被害はありませんでした。地震発生直後、NHKのニュース番組では、水戸市は未確認ながら震度5弱ではないかと伝えられましたが、夜11時頃、水戸市地域安全課から防災無線によって、本校にある無線機にも、水戸は震度4であったこと、ライフラインに異常はないことが伝えられました。

 今後、しばらくは同じ規模の地震が起こる可能性があると言われております。保護者の皆様におかれましては、万が一、大きな地震が起きた場合の対応について、ご家庭内で確認しておいていただきたいと思います。

平成28年12月29日

12月28日(水) 新たな春を待つ

 花壇の様子 サクラソウの花 校庭の花壇にサクラソウを植えています。毎年、地域の方がご好意でご寄贈くださっているもので、地植えの他に全校児童が「一人一鉢」として育て、卒業式及び入学式に会場を飾っています。今年は11月に苗植えを行い、その後施肥を行いました。サクラソウは日本では江戸時代から栽培されていた記録があるそうで、愛好者が多く、300を超える品種があるそうです。花期は3月中旬から5月頃とされていますが、今朝、花壇に行ってみると、鉢植えのもののいくつかで、すでに花が咲いていました。ここ最近12月としては比較的暖かかったので早く咲いてしまったのでしょうか。寒さに強い植物なので、まだまだこれから寒くなる冬を越して、春には多くの花を咲かせてくれることと思います。

 本日、学校は「仕事納め」です。このブログも少しお休みをいただきます。このブログを毎日多くの方が読んでくださっています。アクセス数を見ると、少ない日でも約300、多い日には700を超えることもありました。本校に関心をもってくださっている方、応援してくださっている方が多くいらっしゃることを励みに、今後も続けていきたいと思います。皆様のご支援、ご協力、ご厚情に心から感謝申し上げます。皆様が良い年を迎えられ、来年が素晴らしい年になることをお祈り申し上げます。来年もよろしくお願いいたします。

平成28年12月28日

12月27日(火) 今日から冬休み

 サケの卵 12月27日 今日から冬休みに入り、校内では開放学級に来ている子供たちの声がわずかに聞こえるだけです。各教室の廊下に置いてあるサケの飼育水槽では、多くの生命が“息づいて”います。卵が本校にやってきたのは12月1日ですから、今日で27日。約1か月で孵化しますので、冬休み中には孵化するものと思われます。卵の中に、かなり稚魚の目が出来上がってきたようすが見えます。孵化が楽しみです。

 

平成28年12月27日

12月26日(月) 自分を見つめる

 児童代表作文発表 児童代表作文発表 「2学期、よく頑張りましたね」 「あゆみ」で自己をふりかえる 

 第2学期の終業式を行いました。全校児童を代表して、3年生の村田彩花さん、4年生の飯島心優さんが作文発表を行いました。村田さんは、学習面、体力向上、生活面の3点について、自分が目標をもって取り組んできたことを発表しました。特に生活面で、「気持ちよく生活」するために、清掃の取り組みや、大きな声であいさつすることに努力してきたという内容が印象的でした。清掃や挨拶は、自分が気持ちよくなるだけでなく、みんなを「気持ちよく」することができます。飯島さんは、学級で取り組んだこととして、みんなが仲良くなるための「なかよしタイム」の活動について、また、担任の先生がお休みしたときに、学級のみんなでしっかり生活しようと努力したことなどを発表しました。村田さんも、飯島さんも、他者とのかかわりを通して自分をしっかり見つめ、具体的な目標に沿って、自分の取り組みの成果と課題を明らかにしていました。

   終業式における校長の話の概略は次のとおりです。

 「今年、日本人のノーベル賞受賞者は、オートファジーの研究で医学・生理学賞を受賞した大隅良典さんでした。4年前に、同じく医学・生理学賞を受賞したのがiPS細胞研究の山中伸弥さんです。山中さんは、研修医として勤めた病院で、手術に手間(時間)がかかったため、『お前はほんまに邪魔や。ジャマナカや』と言われ、お医者さんになる夢をあきらめたそうです。壁にぶつかったことが、研究者という新しい道につながり、後にノーベル賞をとるまでになりました。皆さんもいろいろ頑張ってきた中で、壁にぶつかったこともあったでしょう。今、悩んでいることがあるかも知れません。壁にぶつかることは、新しい自分の発見、自分を成長させる大きなチャンスになります。山中さんは、『チャレンジをやめると先へ進むことはできない』と言っています。年末に当たり、自分をよく振り返り、新しい自分を目指し、チャレンジすることを具体的に決め、明るい希望をもって新しい年を迎えてください。」

 終業式後、各学級に戻り、学級担任から児童一人一人に「あゆみ」を手渡しました。担任から言葉をかけられ、自分の席に戻ってから何度も読み返していました。

 自分をじっくり見つめることは、日常に流されているとなかなかできません。本日のような“節目”の日に、意図的に立ち止まり、じっくりと自分を振り返ることを大切にしたいものです。常に更新し続けている自分の現状をじっくり見つめ、新たな目標を立て、2017年も充実の年にして欲しいと願っています。

 2学期も、保護者の皆さま、地域の皆さま、その他関係者の皆様に、多大なるご理解とご支援を賜り、大きな成果を上げることができたと考えております。この場をお借りして、全て皆様のお蔭と心から御礼申し上げます。3学期も引き続き、よろしくお願い申し上げます。よい年をお迎えください。

平成28年12月26日

12月22日(木) 今年最後の授業

 図書委員会活動 1年生お別れ会 2年生英会話 3年生音楽 4年生算数 5年生家庭科 6年生体育 2年生 年内最後の給食(輪になって) 

 水戸市の公立小中学校、義務教育学校の終業式は来週の月曜日12月26日です。今日が年内の最後の“授業日”となりました。各学年学級では、いつもどおり学びを積み上げていました。学期末なので、これまでに取り組んだテストの答案を児童に返却し、やり直しを行ったり解説をしたりする授業が多くなりました。また、低学年では、時間をかけて冬休みの過ごし方や、冬休み中に取り組む学習課題を理解させ、併せて冬休みのしおりや書初めのお手本、練習用紙の配布などを行いました。2学期末で転出するお友達がいる学級では「お別れ会」を行い、一緒に遊び、プレゼントを渡し、共に過ごす時間の大切さを確かめ合っていました。レクリエーションを行った学級もありました。それぞれの実態に合わせて、それぞれのスタイルで、区切り・節目としての“最後の授業日”を過ごしていました。なお、給食も年内は本日が最後で、ミニサイズですがクリスマスケーキが出ました。子供たちは大喜びでした。

 2年生の英会話の授業の中で、アニメ映画を見ていました。恥ずかしながら、後からAETから教えてもらって知ったのですが、映画のタイトルは、日本では「グリンチ」(GRINCH)。英語では「How the Grinch Stole Christmas!」(グリンチはどうやってクリスマスを盗んだのか)。作者は、Dr.Seuss(ドクター・スース 1904-1991)。アメリカでは、みんなが知っている有名な絵本作家、児童文学家なんだそうです。ドクター・スースの誕生日である3月2日には、小中学校等でお祝いをするのが普通らしく、仮装をしたり、彼の作品(Green Eggs and Ham)にちなんで、緑色のスクランブルエッグを食べたりする“風習”があるそうです。AETによる英会話の授業は、単に会話だけでなく、英語圏の文化を学ぶこともできます。子供たちは英会話の授業を、毎回楽しみにしています。

 昨日のブログに、日常に定着しているもの・・・という話題を出しましたが、図書委員会の5,6年生による1,2年生教室における「読み聞かせ」も、その一つです。今朝も、図書委員会の児童が低学年の教室に入り、じっくりとお話を聞かせてくれていました。写真は載せていませんが、児童会実行委員会の児童が、赤い羽根募金の結果を各教室を回ってお知らせしていました。校内放送や印刷物を配る方法もありますが、このように一教室ずつ、ていねいに足を運び、生(なま)で直接伝えることに大きな意味があります。ネット社会になり、何でもメールで済ませる風潮もありますが、人と人との直(じか)の温かいかかわりを大切にしていきたいと思います。

平成28年12月22日

12月21日(水) 日常の積み重ね

 6年生まごころタイム 6年生まごころタイム 6年生の自主的活動 飼育委員会の活動 蒼龍タイム 1年生学年集会 水戸郷土かるた 城東幼稚園「お楽しみ会」   

 朝、校内を回っていると、いろいろな光景に出会います。6年生の教室(オープンスペース)では、6年生が「まごころタイム」(総合的な学習の時間)の活動を行っていました。6年生は「まごころタイム」で調べたことをもとに地域に貢献できることを考えており、あるグループは、ポイ捨て防止の立て看板やポスターを作っています。同じ教室で、アルバム作成委員の児童が、アルバムに掲載するページの作成を行っていました。廊下では、飼育委員会の児童が、サケの卵を飼育している水槽から、残念ながら死んでしまった卵を取り出す作業を行っていました。児童会実行委員会の児童は、黄色い腕章を着けて各教室を回り、あいさつを呼びかけていました。朝ではありませんが、清掃終了後、5時間目の授業が始まる前に毎日自習に取り組む「蒼龍タイム」。児童は指示されなくても着席し、静かに集中して取り組んでいます。これらはほんの一例ですが、学校では“日常”として“当たり前”のように様々な活動が行われています。年に1回もしくは数回実施する行事もそれぞれ大切ですが、“日常”がいかに充実しているか、“当たり前”と思われることがその場限りではなく、日常に根付き、継続して有効に行われていることが非常に重要です。 本校では日々、確かに地道な取り組みが行われ、児童は着実に成長しています。

 1年生と5年生が学年朝会を行いました。学年の都合で昨日から本日へ変更して実施しました。1年生はゲームを、5年生はレクリエーションを行い、2学期末に当たり、温かいかかわりを確かめ合っていました。見ているだけでも朝から大変温かい気持ちになりました。

 2年生が、「蒼龍タイム」を利用して、水戸郷土かるたを行いました。郷土に興味を持ち、郷土について調べる取り組みにつながればよいと思います。育成部会が行う大会もあるので、2年生に限らず多くの児童に参加して欲しいものです。

 幼小連携の一環として、城東幼稚園の「お楽しみ会」に、本校からサンタクロースを“派遣”しました。園児たちはサンタさんからプレゼントをもらって大喜びでした。このブログをご覧の皆様にお願いです。本日城東幼稚園に現れたサンタさんが本校から“派遣”されたことは、園児には内緒にしておいてくださいね(サンタさんは、果たして誰でしょう。)

平成28年12月21日

12月20日(火) 想像力を働かせる

 2年生学年朝会 2年生図工作品 2年生図工作品 4年生社会 

 学年朝会を行いました。本校では、原則として各月の第1週の火曜日に全校朝会、第2週の火曜日に児童朝会、第3週の火曜日に学年朝会、第4週は無し・・・としています。今朝は、今年最後の学年朝会となりました。児童が前に出て進行を行います。児童の企画で楽しいゲームや話し合いを行うこともあります。本校は4年生以外は2学級しかありませんが(4年生は単学級です)、月に1度といえども、学年全員が一堂に会して学年所属意識を高め、みんなの前に出る活躍の場を設けることの積み重ねを大切にしていきたいと考えています。

 1年生の図工で、紙袋とリボンを使って自分で考えたキャラクターを作る工作を行いました。ぬいぐるみのように、袋の中に綿や紙などを詰めて、袋の口をリボンで縛って作るのですが、中身の詰め方や、袋に貼る紙、袋に描く模様、リボンの縛り方等によって、全く異なるキャラクターが出来上がります。子供たちはそれぞれ様々な工夫をして独特のキャクターを作り出していました。中には、袋の中にあえて何も詰めずに空洞にして、袋の横に穴(口)を開けて、“郵便物”を入れられるように考えた児童もいます。発想の転換です。1つ1つのキャクターが生き生きとしており、教室後部のロッカーの上に並べて飾られている風景は壮観です。

 4年生の社会科で、茨城県の立体地図を使って、茨城県の地形の特徴、他県との位置関係、県内の市町村の形や面積、位置関係、縮尺等について学びました。使用した立体地図はキットになっているものを児童が制作したもので、高さ(標高)に応じてパーツを積み重ねて貼り、地形が立体的にわかるようにしたものです。子供たちは活動の中でしっかり「問い」を見出します。水戸から筑波山までの距離を測る作業を行いました。キットにセットになっているものさしを使って距離を測ったのですが、ものさしを当てている部分の高さが違うことに気づきます。つまり、ものさしが斜めに傾いているのです。空間の“長さ”を測っていることになります。これで正しく距離を測ったことになるのだろうかという「問い」が生まれます(関連して、高さの縮尺と平面距離の縮尺が等しいのかという「問い」も生まれて欲しかったのですが、これは見ていた限りでは見つかりませんでした)。遠足で行った大子と水戸の距離を求める活動で、この「問い」はますます重要性を増しました。大子は山地が広いので、うまくものさしを当てられません。余計に距離に誤差が生じてしまいます。また、水戸と大子の距離を測るという作業において、水戸のどこと大子のどこの距離を測るのかによって、測定値に当然差が出ます。この作業を通して、水戸市、大子町の形や広がりを自ずと良く見て理解することができたようです。子供たちなりに測定した結果、水戸から筑波山まで約40kmと求めたのですが、40kmって果たしてどれくらい遠いのか(近いのか)、自分たちなりのスケールで実感・理解することも大切です。大子遠足を併せて考えたことにより、大子に行ったときにかかった時間と、本時に調べた大子までの距離を勘案して、40kmという距離を感じることができた児童もいたようです。ただ、距離と道のりは異なりますし、大子に行く際にはかなり登りが多く、しかもカーブが多かったことなども踏まえると、そのスケールは当然そのまま使えないことになります。このようなことを話題にしながら地図を見る活動を通して、地図の見方、地図の面白さを少し理解することができたようです。地図にもいろいろな種類があるので、これからも地図に親しんでもらいたいと思います。

平成28年12月20日

12月19日(月) “正しい”言葉を学ぶ

 一斉下校 3年生国語授業 休み時間の縄跳び 

  日中は気温が上がり、暖かく穏やかな日になりました。休み時間には、子供たちは校庭で元気に遊び、特に縄跳びに挑戦している2年生の姿が目立ちました。多くの2年生の目標は「あや跳び」もしくは「二重跳び」ができるようになることのようです。体を動かすことを楽しみながら、たくさん練習して、どんどん上達して欲しいものです。

 3年生の国語の授業で、「言葉の分類」の学習を行いました。「買う、書く、美しい、ひくい、にがい、地面、サッカー・・・」などの言葉を「動きを表す言葉」「様子を表す言葉」「物や事を表す言葉」に分類しました。この学習は、名詞、動詞、形容詞等の品詞の学習であり、文法の基礎として重要です。「書店で本を買う」の「買う」は「動きを表す言葉」、「この薬は苦い」の「苦い」は「様子を表す言葉」・・・というふうに分類しました。他にも、教科書のろうそくの絵を見て、「ろうそくが明るくかがやいている」という文を作り、「ろうそく」は「物を表す言葉」、「明るく」は「様子を表す言葉」、「かがやいている」は「動きを表す言葉」・・・と考えました。この学習によって、形容詞の連用形の理解にまで内容が広げられていることになります。

 最近、いろいろと言葉の「乱れ」が指摘されています。その一つとして「すごい」という言葉の2つの意味での“乱用”が気になっています。1つ目は、「すごい大きい」「すごいおいしい」「すごい強い」というような使われ方が増えていること。 「すごい」は形容詞の連体形です。本来なら、動詞や形容詞など用言を修飾する場合には「すごく」という連用形を用いるべきでしょう。テレビを見ていますと、インタビューなどで「すごく」を使うべき場面で「すごい」が使われた場合、テロップでは「すごく」に修正されることがあります。最近は、テロップでも「すごい」のまま流すことが増えた気がします。「らぬきことば」同様、“話し言葉”として「すごい」が認められてきているようです。2つ目は、とにかくやたらに「すごい」を使うこと。その人にとっては「すごい」ことなのかも知れませんが、たいして「すごく」ないことでも「すごい」を使うことが多いような気がします。「凄(すご)い」について、語源は諸説あるようですが、「過ぎる」を語源とし、そのため元々は「限度を超えている」「この世のものとは思えない」「恐ろしいほどである」「ぞっとするほどである」という意味のようです。英語で言うとすれば「Oh my god!」「dreadful、 horrible、 terrible 」レベルが「すごい」に当たる様です。連用形にすべきときの「すごい」は、「とても」「大変」「たいそう」等に置き換えてみるといいでしょう。以上は、国語、英語を専門としない者の考えですので、間違っておりましたらご批正いただけますと幸です。

 一時(今でも?)、何かにつけ「やばい」を使う時期がありました。ちょっと前には「かわいい」が過度に使われた時期もありました。学校教育において「言語活動の充実」の必要性が言われています。OECDの2015年国際学習到達度調査(PISA)で、日本の読解力 の順位が前回の4位から8位に低下したことも問題視されています。本時の授業のように、子供の時から、言葉の学習を重視し、、“正しい”言葉を身につけることを大切にしていきたいと思います。

 一斉下校を行いました。2学期も残すところ、あと1週間になりました。冬休み中も含めて、交通安全、不審者対応等について意識を持たせ、安全な生活が送れるよう指導しました。事故や事件に遭うことなく、ケガや病気も無い、いい年末、いい新年にして欲しいものです。

平成28年12月19日

12月16日(金) 地域を学ぶ

 調査に取り組む6年生 6年生が「まごころタイム」(総合的な学習の時間)の取り組みで、城東学区を題材、フィールドにして学習していることを以前紹介しました。その中で、本校と那珂川の間を通る「川岸通り」の今昔を調べているグループが古地図と現在の地図を見比べて、変遷をたどりました。本日見た地図で最も古いものは江戸時代初期のもの(年代不詳)で、続いて嘉永3年、明治23年、大正9年、昭和42年の地図を見ました。併せて、茨城大学が作成した現在の地図と江戸時代の地図を重ねた地図も見ました。江戸時代には那珂川の堤防は無く、川辺まで個人の宅地でした。おそらく船を持ち、水運に携わっていたのではないかと思われます。明治になると、川岸通りの近くの杉山通り、門前町まで鉄道が敷かれ、大正になるとそれが川岸通り付近まで延び、那珂川駅、日清製粉会社ができました。その後、それらは無くなり、昭和42年の地図では海岸通りより川沿いは、ほとんど空き地になっています。城東小学校と川岸通りの間には、川(堀)があり、かつては千波湖から城東を通り、現在の日赤病院付近までつながっていました。その“堀”がやがて埋め立てられたことにより、本校の那珂川側は空き地になっていた時代があります。今はその空き地だったところに歩道が作られ、道幅も拡張されたものと推察されます。この度の地図収集に当たり、郷土史研究家である坂田暁風先生のご協力をいただきました。また、水戸市立図書館にも、各時代の地図が所蔵されているものと思われます。問題意識を持ち続け、探究心を絶やさないことは素晴らしいことです。ぜひ冬休みを利用して、今後も調査活動を続けて欲しいと思います。城東地区にお住いの方で、もし以前の川岸通りのお写真をお持ちの方がいらっしゃいましたら、学校にご連絡をいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

平成28年12月16日

12月15日(木) 自然から学ぶ 自然を学ぶ

 学校評議員・学校関係者評価委員会 2年生スピーチ サケの卵 エアコン室外機 

 今朝、2年生の朝の会で、ある児童が「昨日、流れ星を見ました」とスピーチをしました。友達からいろいろ質問が出され、「きれいでしたか?」「きれいでした」。「何をお願いしましたか?」「秘密です」。微笑ましい交流が行われていました。12月12日の夜から12月13日の未明にかけて、ふたご座流星群が見られました。ふたご座は、オリオン座を見つけると、その左肩の方向に、カストル、ポルックスというふたつの星が仲良く並んでいるので、すぐに見つけることができます。流星の極大は12月13日の午前9時頃だったそうですが、当然日中ですから見えません。12月12日の夜がチャンスだったのですが、生憎、水戸は天気が良くありませんでした。そこで、昨晩が二度目のチャンスだったのですが、満月だったため、見づらかったかも知れません。しかし、満月を視野に入れないようによ~く夜空を見ると、流星が見られたはずです。見ている場所の条件によりますが、1時間に10個程度は見られるといわれています(条件が良ければもっと ! )。流星を見ると、なんか得した気分、幸せな気分になりますね。スピーチをした児童の表情も輝いていました。素晴らしい自然体験をしました。

 12月1日に本校にやってきたサケの卵の現在の様子をお知らせします。サケの卵は受精後、約30日で孵化するといわれています(これも条件によりますが)。本校の卵は受精後約15日です。まだ目立った変化はないように見えます。冬休み中には、孵化すると思われます。楽しみです。毎日、各学級の飼育係や飼育委員会の児童が観察をしながら、死んでしまった卵を水槽から取り除く作業を行っています。孵化する瞬間が見られるとよいのですが…。天体観測、生物の観察等、自然とのかかわりをたくさんもって欲しいものです。

 本校のエアコン工事がいよいよ終わりに近づいてきました。室外機が設置され、室外機を覆う柵の設置も進んでいます。12月中に検査が終われば、1月から使用できるようになると思います。寒い中、一生懸命工事をしてくださっている業者の皆さまには頭が下がります。ありがとうございます。

 今年度、2回目の学校評議員・学校関係者評価委員連絡協議会を実施しました。評議員・委員会わせて6名の方がご出席くださいました。本校教員は全員出席しました。日頃お世話になっている評議員・委員の方々との相互理解を深めるためです。直接、日頃の取り組みや思いをお伝えし、直接、ご意見、ご批正をお聞きすることにより、互いに理解が深まり、より有効な学校評価につながります。評議員・委員の皆さまから、大変温かい、そして有り難いご意見、ご批正を賜ることができました。教職員一同、しっかりと心に留め、明日からの学校・学年・学級運営に生かしていきたいと思います。

平成28年12月15日

12月14日(水) かかわりから学ぶ

 1年生図工 6年生家庭科 たてわり遊び(フルーツバスケット) たてわり遊び(オセロ)

  1年生の図工で、粘土を使って様々な“食べ物(料理)”を作っていました。和食、洋食、中華、スイーツ類、子供たちの発想は豊かで、粘土が次々にラーメンになったり、餃子になったり、パンケーキになったり、ハンバーグになったり…。作り方をいろいろ工夫して、本物に似せようと頑張っていました。互いに作品を見ながら、触発されてさらに工夫を重ねていました。たこ焼きの青のり、鰹節、紅ショウガまで表現している凝った児童もいました。子供たちの食生活や、手伝いをしているか等も垣間見え、興味深いものがありました。6年生の家庭科では本物の料理を作っていました(調理実習)。メニューはジャーマンポテト。全員が、ジャガイモの皮むきに挑戦しました。薄くむくことや、芽を取ることがなかなか難しい様でした。指を切らないかヒヤヒヤする児童もいましたが、何とか頑張ったようです。

 昼休みに「たてわり遊び」を行いました。本校のたてわり活動は、全校児童を12グループに分け、月1回程度、遊んだり、奉仕的活動を行ったりしています。本日は、グループごとに6年生のリーダーを中心に内容を考え、遊びました。フルーツバスケット、椅子取りゲーム、ドッジボール、トランプ、オセロ、〇〇先生を探せゲーム等、内容は様々でしたが、6年生がリーダーシップを発揮し、楽しく活動していました。本校も、多くの幼稚園、保育所から入学してきます。小学校を中心に、三の丸に近い城東1丁目方面、浜田に近い東台方面、ひたちなか市に近い若宮方面、学校に比較的近い城東2~5丁目等、子供たちの居住地も様々です。同じ学校の“なかま”として相互理解を深めて仲良くなり、互いに学び合うことに大きな意義があります。上級生は下級生のあこがれ・目標・お手本となり、上級生は下級生の面倒をみたり教えたりすることで、自己を見つめ直して上級生としての自覚を深め、学び直しができます。本日も、みんないい表情で活動していました。豊かな心を育むための活動として、今後も充実させていきたいと思います。

平成28年12月14日

12月13日(火) 聴き合う関係 他者を認め受け容れる心

 環境委員会 取組を発表 撮影する放送委員会 インタビュー 4年生学活 思い切りいい顔で 

 6年生が、写真屋さんを招いて、卒業アルバム用の写真撮影を行いました。学年全体で、学級で、個人で…。どんな写真が出来上がるかは卒業アルバムを見てのお楽しみ…。もう卒業を意識する季節になってしまいました。しかし、卒業まで、まだあと3か月あります。6年生には、引き続き学校のリーダーとして活躍してもらい、下級生に多くのものを引き継いで欲しいと思います。また、学級で、学年で、いい思い出をたくさん作り、この学級で良かった、城東小でよかったと、全員が実感して卒業して欲しいと願っています。

 児童朝会を行いました。録画放映があるため、校内テレビ放送で行いました。今回の企画・制作は、環境委員会です。まず最初に、環境委員会がこれまで取り組んで来た活動の紹介がありました。続いて、校内の樹木についてのクイズがありました。環境委員会では、2学期の間、落ち葉掃き掃除活動を行ってきたので、全校児童にも校内環境に目を向けて欲しいというねらいがあったと推察されます。最後に、本校内及び本校周辺の清掃を続けてくださっている方へのインタビューの録画を流しました。本校への熱い思いと期待が語られ、大変嬉しい限りです。子供たちも感謝の気持ちでいっぱいです。本校の児童会活動は大変活発で、年間を通して常時活動を行っていることが素晴らしいと思います。日々の積み重ねがあればこそ、語る言葉に実感がこもり、受け手(聞き手)の心を打ちます。いい集団の中でいい個人が育ちます。いい集団をつくる過程でも個人は成長します。みんなで城東小学校をいい学校にしていこうというとりくみを今後も続けて欲しいと思います。

 4年生の学活の授業で、グループワークを行いました。物事を様々な角度から見ることにより多くのことに気付くことを、グループワークで確かめました。知恵と思考力、“ひらめき力”等を合わせて、「問題」を解決する活動を通して、友人のよさに新たに気付くとともに、自分の一面を再発見しました。角度を変えて見ると言うことは、リフレーミングしてみることでもあります。別な視点で、別なフレームで見ることにより、見え方が変わります。 短所と思っていたことが長所になることもあります。友達の良さの新発見、再発見も大事ですが、自分をよく見つめ、自分の良さを多く発見し、自信を深めて欲しいと思います。この授業に「居住地交流」ということで、本校近くに住みながら事情により他校に通っている児童が一緒に参加しました。4年生を大変温かみのあるいい学級だと褒めてくださいました。上の写真(下段中央)を見ても、発言者にみんなが体を向けて聴いている様子がわかると思います。コミュニケーションの基本は、まず「聴く」ことです。 聴き合う関係が成立するところに学び合いが実現します。聴き合う関係が成立する「温かい学校、静かな学校」を引き続き目指します。

平成28年12月13日

12月12日(月) 自ら検証することの積み重ねを大切にする

 「問い」を主体的に解決する 一緒に遊ぶ 一緒に給食 

 5年生の理科の授業で、電磁石に“極”があるかどうかを調べました。まず、棒磁石のN極とS極のそれぞれに鉄くぎを近づけ、どちらの極にも鉄くぎが引き付けられることを確かめました。次に、鉄くぎを芯にして針金を巻いたものを棒磁石のN極とS極のそれぞれに近づけ、針金のコイルに電流が流れていないときには、ただの鉄くぎと同じように棒磁石の両極に引き付けられることを確かめました。そして、コイルに電流を流して電磁石にしたものを棒磁石のN極とS極のそれぞれに近づけると、どちらかには引き付けられますが、もう一方には引き付けられないことがわかりました。電磁石のくぎを逆さにして棒磁石に近づけると、引き付けられる極も逆になることも確かめました。以上のことから、子供たちは、電磁石には極があるという結論を出しました。棒磁石のN極に引きつけられた方はS極であり、S極に引きつけられた方はN極であると考えました。それを確かめるために、方位磁石を使いました。電磁石の芯にした鉄くぎの両端に方位磁石を置き、どちらかがN極をさすと反対側はS極をさすことを確かめました。さらに、乾電池をつなぐ向き(+と-)を逆にすると、方位磁石のさす向きも逆になることもわかりました。以前の実験と本時の実験により、電磁石は流す電流の向きにより極を変えられること、さらに、流す電流の大きさにより磁石の強さを変えられることがわかりました。このように、実験や体験から生まれた児童の「問い」を一つ一つ丁寧に取り上げ、自ら検証することを積み上げることにより、素朴概念が科学的概念に少しずつ変容していきます。以前にこのブログで紹介した電磁石の導入の授業のとき、電磁石の引き付ける力を強くするために、単三乾電池を単一乾電池に替えればいいのではという「問い」が生まれました。そして実際に試してみました。すると、“見事”に予想どおり、単一乾電池を使ったときの方が、電磁石に流れる電流が大きくなったのです。“科学的”な予想と言うより、単に電池の大きさが大きいので流れる電流も大きいはずというイメージであったかも知れません。単三乾電池も単一乾電池も電圧は同じ1.5Vです。どちらの乾電池を使っても、回路全体の抵抗が同じなら同じ大きさの電流が流れるはずです。実際にやってみたことにより、乾電池の内部抵抗を考えなければいけないことがわかりました。学びがどんどん深まり、子供たちは学ぶ喜び、楽しさを実感したことでしょう。

 杉山保育所の幼児24名が来校し、1年生と交流活動を行いました。先週の2年生と同様に、まず体育館で一緒に遊び、その後、1年生の教室に案内し、一緒に給食を食べました。体育館での遊びは、リレー形式の競争でした。1年生と幼児が手をつなぎ、声を掛け合い、楽しく過ごすことができました。給食では1年生が“やり方”を教え、幼児を優しく席まで連れて行ってあげていました。1年生は2年生よりも保育所を身近に感じたようで、1年前の自分の姿と重ね合わせていたようです。1年生も、立派なお兄さん、お姉さんぶりでした。杉山保育所の幼児たちも喜んでくれたようです。

平成28年12月12日

12月9日(金) 学びを積み重ねる

 すてきなダンス みとちゃんも登場 美術展 1年生縄跳びに挑戦 始めの式 たのしく調理 

 1年生が体育の授業において、縄跳びに挑戦しました。まだ上手に跳べない児童もいます。でも、友達の様子を見ながら、アドバイスをし合いながら一生懸命練習し、50回跳べた! わたしは100回! とそれぞれの目標に向かって頑張っていました。中休みや昼休みにも進んで練習をしている児童が多く、その積み重ねが大きな成果に結びつくものと思います。

 茨城県民文化センターにおいて、「ナイスハートふれあいフェスティバル2016」の学校教育の部が開催され、本校から7名の児童が参加しました。これまで何回か練習を重ね、本日は水戸市内12の小学校が合同で、演劇とダンスを披露しました.。演劇は、水戸のアピールの内容と「みとちゃん」の紹介でした。 そしてダンスは「もっとmeetみとちゃん」。文化センターの広いステージできらびやかな照明を浴びて、元気いっぱい踊りました。ステージ発表と併せて、美術展も行われています。美術展は12月12日(月)まで行われています。お時間がある方は、ぜひご覧ください。

 PTA文化委員会主催で、「PTA講習会」を実施しました。内容は「出前食育講座」。講師にヨークベニマル本部から芳賀様と木目沢様をお迎えし、家庭科室にて講話と“調理実習”を行いました。ふだんの生活では、なかなか野菜を十分に摂ることができません。そこで、不足分を補うメニューとして、本日調理に挑戦したのは、生春巻きです。ガトーショコラを使ったオシャレなソースも作り、おいしくいただけたようです。ぜひ、ご自宅でもお子さんと(ご主人とも)作っていただきたいと思います。講師の方には至れり尽くせりのご準備、ご指導を賜り、お陰様で大変中身の濃い、そして楽しい研修となりました。また、企画、準備等をしてくださった文化委員会の皆さま、ありがとうございました。

平成28年12月9日

12月8日(木) “学び直し”

 一緒に遊ぶ 幼児をリードする 遊びを教える 幼児を支える 楽しく会食 水戸三中説明会 

 生活科の授業及び保小連携の一環として、2年生が城東保育所、若宮保育所の年長の幼児を招いて交流活動を行いました。まず、体育館で開始式を行いました。司会や遊びの説明、始めの言葉、終わりの言葉などの役割をしっかりと行うことができました。次に、2年生が生活科の授業で作ったおもちゃを使って一緒に遊びました。、まず担当の児童が幼児を各ブースへ案内し、おもちゃの使い方・遊び方を丁寧に説明しました。遊びの時間が終わると、手を引いて教室へ案内し、一緒に給食を食べました。配膳のときも、2年生が幼児一人一人に付き添い、一緒に運んであげました。またメニューのひとつであった納豆のパッケージを開けて挙げるなど、きめ細かく面倒を見ていました。幼児と一緒に活動することにより、2年生は日頃自分たちがやっていることを教えることを通して、学んでいることの意味を問い直し、学んだ内容について学び直しが起きていました。おもちゃの動く原理、生活の約束、給食時の約束…。教えることを通して、その意味、必要性などを無意識のうちに自分の中で深めていきました。2年生はいつもよりずっと落ち着いており、お兄さん、お姉さんでした。保育所の幼児たちも喜んでくれたようです。来週の月曜日には、杉山保育所の幼児を迎え、今度は1年生が交流活動を行う予定です。城東幼稚園を含めて、今後も幼保小連携を推進していきたいと考えています。

 6年生が、水戸三中で行われた新入生説明会・部活動体験に参加しました。給食後、徒歩で水戸三中に移動し、浜田小、上大野小の6年生とともに、授業参観を行い、中学校生活の説明を聞き、部活動体験入部を行いました。案内や説明をしてくれた三中の生徒会役員の皆さんは大変しっかりしており、6年生にとって、いい中学生モデルになったことと思います。小学校卒業まで、あと約4か月。この期間は大変重要です。小学校のうちに学ぶべきことをしっかり学び、中学校の学びにつなげて欲しいと思います。

平成28年12月8日

12月7日(水) 結果を吟味する

 6年生まごころタイム 現在の川岸通り 昭和48年航空写真 ものの重さを測る 測定結果 寒さに負けず縄跳び 

 昨日は大変強い風が吹き、校庭の樹木の葉がかなり落ちました。今朝も寒い中、吹き溜まった落ち葉を6年生が一生懸命掃除してくれました。また、寒さに負けず、休み時間には担任も一緒に学級のみんなで縄跳びの練習をする様子も見られました。みんな元気に頑張っています。

 6年生の「まごころタイム」(総合的な学習の時間)において、城東地区の歴史を調べているグループがあります。本日は校長室にある資料を調べに来ました。特に「川岸通り」について、昔の様子を知りたいとのことでした。校長室にある資料にも情報があったようですが、以前、地域の方を招いて「城東の歴史を聞く会」を実施しましたので、そのときの講師の方などから実際にお話を伺ったり、写真を見せていただいたりすることを助言しました。現在も「川岸通り」という“呼び名”は残っており、「川岸通り」というバス停もあります。かつては桜川と那珂川にはさまれた、さほど広くない道であったと推測されますが、現在は桜川であった水路部分は埋め立てられ、広い道路になっています。道路沿いは、住宅、病院、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどが建っています。上の写真の3枚目は、本校の郷土資料室に残されている昭和48年当時の本校の航空写真です。真ん中より少し上に左右に長く建てられているのが旧校舎です。その上に白くみえる道路が「川岸通り」であると思われます。校舎との間がかなり空いています。川を埋め立てた部分でしょうか。その道路の上に見える樹木が多く生えている部分が那珂川と道路にはさまれた部分になると思われます。この写真の中には、堤防が確認できません。大変興味深い研究ですので、ぜひ多くの情報を集めて欲しいものです。もし、このブログをご覧の方で、現在の道路ができる前の通りの様子をご存知の方、写真をお持ちの方などいらっしゃいましたら、ぜひ情報をお寄せください。

 3年生の理科の授業で、ものの重さをはかってくらべる学習を行いました。まず、見た目で重さの見当をつけ、どれくらいの重さか予想しました。扱ったものは、米、小麦粉、味噌、醤油、洗剤、砂糖、食用油です。各グループごとにそのうち1つの重さを予想し、次に実際に上皿はかりではかってみました。見た目と持った感じで2kgだと予想したお米が1kg、1kgだと予想した醤油が1.2kg・・・と結果が出ました。それぞれのものの袋や箱、容器には内容量が記してありますので、あらかじめ授業者がシールを貼って隠しておきました。そこで、子供たちに、シールをはがして“答え”を見るように指示しました。すると、あるグループでは、容器には1kgと書いてあるのに、測定結果が1kgになっていないことに気づきました。間違いなのでしょうか? 測る段階で、ぴったりになると思ったのに半端な数値になり、何度もやり直すグループもありました。また、その半端な部分をどのように表せばいいか悩んでいるグループもありました。あるグループから、中身は1kgでも外側(容器)の重さがあるのではという声が上がりました。あらためて、各グループの測定結果を見てみると、小麦粉を調べたグループは「1kg10g」、洗剤を調べたグループは「1kg120g」、砂糖を調べたグループは「1kg10g」となっています。半端な部分を子供たちなりに工夫して表現したようです。この授業では、大きさや持った感じからものの見当をつけ、重さの感覚を養うこと、はかりを使って重さを測る方法を知り、測り方や目盛りの読み方に習熟することというねらいがあります。しかし、子供たちはそれに加えて、大切なことを学びました。こうなるはず・・・と思った値と実測値が異なる場合に、それを誤差として処理してしまうのではなく、異なった理由・原因を考えたこと、実測値を自分たちで工夫して表したことです。ぴったり1kgになるはずと思い込んで実験を行うと、ぴったりにならない場合に、計器の誤差として切り捨ててしまうことがあります。かならず期待値、理論値にはならないことがあることを学びました。小数、分数をすでに学習していますが、実際、目の前で“kg計”が目盛りぴったりの位置を指さないとき、どのように表せばいいか。その表し方を学びました。さらに、授業では直接触れませんでしたが、重さはものの大きさだけではわからないことに気付いた児童もいたようです。大きいものだから重いだろうと思ったら、意外と重くなかった・・・ということから、これがやがて密度の考え方につながっていきます。授業者は、本時のメインとなるねらいに加えて、そのような気づき、「問い」が生まれるような仕掛けをしていたものと思われます。子供たちの気づきを大切にした授業でした。

平成28年12月7日

12月6日(火) 興味関心を広げる

 全校朝会 一生懸命掃除 中休みの縄跳び 本校の全校朝会では、いろいろ教員が順に話をしていることを、このブログでも何回かお伝えしてきました。本日の全校朝会でが、2学年主任の鹿島教諭が話をしました。鹿島教諭は、本校で給食を担当していることもあり、「食」に関する話をしました。テーマは「地産地消」。給食に、水戸市内の元石川で生産されたお米(寄贈してくださいました)が出されたり、水戸市内で生産された食材(納豆、パプリカ、ごぼう)が入った「水戸ちゃんカレー」が出されたりと、わたしたちはもっと“地元”の産物に目を向けることが必要です。鹿島教諭は、“地元”を茨城県に広げ、クイズ形式で茨城県産の野菜について子供たちに考えさせました。例えば「みずな」。茨城県の生産高が全国1位です。魅力度ランキング最下位の本県ですが、農業が盛んな誇るべき県です。他にも、レンコン、白菜、ピーマン、ちんげんさいが全国1位であることも紹介しました。お話を通して、「食」に関心を持ち健康に気を付けること、“地元”を見直すこと、さらに学びを広げていくことを示唆してくれました。

 今回のお話で、子供たちは様々な興味関心が広がったことと思います。単に、紹介された野菜だけでなく、ではお米はどうだろう、果物はどうだろう、魚はどうだろう、肉はどうだろう。茨城県産でないものは海外を含めてどこから来るのだろう(どこで生産されているのだろう)。生産量は増えているのか、減少しているのか・・・・。これらを考え、調べていくと、産業、流通、経済、気候、地形、地質、交通等、様々な要素が関係しています。ちなみに、茨城県の農業生産高は北海道に次いで全国2位です(3位は鹿児島県)。米は第4位、野菜全体は第2位、豚は第5位、鶏は第4位です。魚介類の漁獲高全体も全国第4位です(順位については年により前後しますのでご確認ください)。なぜ、茨城県でたくさん穫れるのか、茨城県のどのあたりで何を作っているのか・・・、どんどん興味が広がります。日頃の授業でも、子供たちが知りたくてたまらなくなるような、考えたくなるような、調べたくなるような「課題」を設定するよう心がけています。今晩の食卓の鍋料理を囲みながら、「これは全国1位なんだよ」という会話が交わされる家庭があるかも知れません。

 今週の目標の一つが「清掃をしっかりやろう」です。年末を迎え、日頃使っている校舎に感謝しながら、大切につかう心を育むことをねらいとしています。水が冷たくなってきましたが、子供たちは雑巾がけにも一生懸命取り組んでいます。

 現在、全ての児童を対象に各学級において二者面談を行っています。学期末の何かと忙しくなる時期ですが、担任と児童がじっくりと話し合う時間を大切にしています。子供たちのいろいろな面に気付き、理解が深まり、貴重な時間となっています。

平成28年12月6日

12月5日(月) 概念の形成過程を考える

 1年生音楽授業 生活科発表会 児童作品 職員研修会 

 1年生が、2学級合同で生活科の発表会を行いました。「あきとなかよし」という単元における「あきのすてきさをつたえよう」という発表会です。子供たちは、公園に「たんけん」に行って見つけてきた「あき」をまとめた“マップ”や、ドングリで作ったおもちゃや楽器(こま、けん玉、マラカスなど)、いろいろな形や大きさの落ち葉を画用紙に貼り合わせて描いた作品などを披露し合いました。これまでの学びの確かな積み重ねが表れた発表会でした。このような活動を通して、子供たちの中に「あき」とはこういう季節であるという概念ができあがったものと思います。これまで持っていた概念が強化された部分、変容した部分、新たに付け加えられた部分等があるでしょう。

 1年生の音楽の授業で、三浦真理作詞・作曲の「はる なつ あき ふゆ」という楽曲を題材に、「歌う前に、かしをよんで、ようすをおもいうかべる」活動を行いました。歌詞の1~4番のそれぞれに、春夏秋冬をイメージさせるものが含まれているようです。春は「たんぽぽ、ちょうちょ」、夏は「くじら、たいよう」、秋は「こりす、どんぐり」、冬は「ほし、きたかぜ」です。子供たちの話し合いの中で、2番の夏の歌詞を検討したとき、くじらが夏と結びつかないようでした。くじらが夏に現れたところを見たことがないからでしょう。太陽も、夏だけに見られるものではありません。実際の歌詞は、「たいよう きらきら」なので、作詞者は「きらきら」によって夏を表現したかったのかも知れません。しかし、きらきらするのも夏とは限りません(ギラギラなら夏を感じますが)。ちなみにくじらは冬の季語です。ここでは歌詞がおかしいということを批判したいのではなく、作詞者である三浦さんが持つ夏の概念にくじらが含まれる理由が、何かあるはずなのです。三浦さんが夏に日に家族とホエールウォッチングに出かけてくじらを見たとき、海面や水しぶきがキラキラ光っていたのかも知れません。もしかしたら、水族館でシャチやイルカを見たときのイメージなのかも知れません(ちなみにイルカも冬の季語です)。くじらの中には暖流に生息するものがいるので、暖流の暖かいイメージを夏と結びつけたのかも知れません(極地方の冷たい海域に生息するくじらもいます)。作詞者が持っている概念と事実のズレを明確にし、概念の形成過程を解き明かさないと、この楽曲を歌うことにより、子供たちに誤った概念を植え付けてしまう可能性があります。

 子供たちが、ある概念を形成するには様々な過程(日常生活体験であったり話を聞いたり本を読んだり)があり、そのような概念を持つに至る理由があるはずです。ある概念(素朴概念)をもった児童が授業に臨むとき、その概念を大切にしつつ、科学的な概念に変えていく必要があります。先日、この欄で5年生理科の授業を紹介したときに触れたことです。沖野・松本(2011)は、素朴概念から科学的概念に転換させるために「メタ認知支援」(素朴概念の明確化→素朴概念の獲得過程の明確化→素朴概念と科学概念の接続・照合)が有効であるとしています(日本理科教育学会「理科教育学研究Vol.57,No.2 2016.11」沖野・山岡・松本pp.103-104.)。授業において、このような支援を行うことにより、「深い理解」「確かな知識」につなげていきたいと思います。

 放課後、職員研修会を実施しました。本日の研修テーマは「いじめ」です。いじめを撲滅するために教職員が考えるべきこと、なすべきことをあらためて確認しました。みんなが安心して学べる「温かい学校」づくりは、まだ途上です。その実現のために努力を続けていきます。 

平成28年12月5日

12月2日(金) 学びをつなぐ

 3年生社会科 飼育委員会の考え サケの水槽 

 昨日、いただいてきたサケの卵を各学級に分けました。各学級では、水槽を準備し、サケの卵を入れました。水槽については、サケは孵化するまで光に弱いので中を暗くするために黒い画用紙で覆い、水を循環するために濾過器を付け、水温が15度以上に上がらないように直射日光の当たらない廊下に置きました。水槽の傍にサケの飼育方法の本と、死んでしまった卵を取り除くための割りばしを使った道具等のセット、観察記録用紙があります。今後、各学級で毎日観察を続けていきます。

 飼育委員会では、サケを“迎える”に当たり、今後、サケの学習をどのように展開していくか話し合っています。学校として、総合的な学習や生活科、理科、社会科、家庭科、道徳等で総合的に学ぶことと、児童の思いや考えを取り入れて、特別活動として取り組むことを融合し、「サケ学習(サケ活動)」を展開していこうと考えています。

   3年生の社会科で、「納豆工場のひみつ」新聞(?)を作っていました。先日、近くの納豆工場の見学をして調べてきたことを中心に、納豆の関する“特ダネ”(わかったこと)を、みんなでまとめ上げていきます。まず、各自、自分が調べたことを小さな紙に書き出していきました。それを小グループ内で分類しました。「納豆工場で働く人」に関するもの、「納豆工場の機械や納豆の作り方」に関するもの、納豆菌など「納豆」に関するもの、「納豆の歴史」に関するもの・・・です。各グループでは、それぞれが書いたものを互いに読み合って分類し、授業者の指示で黒板に掲示してある模造紙に貼っていきました。学級の全てのグループが調べた内容が集約されたことになります。今後、それぞれの内容を吟味し、情報を合わせたり、取捨選択したりする活動が行われることになるでしょう。本時の課題は「納豆工場のひみつ」でしたが、子供たちからは「納豆の歴史」の関する内容が出されたことが貴重です。「工場の歴史」ではなく「納豆の歴史」だからです。つまり、子供たちは「納豆工場」を調べることをとおして、納豆に関すること多方面に興味・関心が広がっていたということです。これは素晴らしいことです。あることを「知っておしまい」ではなく、そのことを知ることから「問い」がどんどん生まれます。その「問い」を十分に取り上げながら今後の授業を展開することにより、ますます子供たちの興味関心が広がり、学ぶ意欲が高まるでしょう。本時に作り始めた「納豆工場のひみつ」の“続編”で「納豆のひみつ」が作られるかも知れません。

 3年生は、「カイコ学習」を行ったばかりです。カイコという昆虫を知ることから、カイコにまつわる自然(環境)、文化、産業、歴史、生命の大切さなど、幅広く学びました。教科は異なりますが、その手法・経験が、「納豆学習」にも生きているものと思われます。前述の「サケ学習」も同様です。学びをつなぐことを大切にしていきたいと思います。そして、子供たち自身が学びをつなぐ力を育んでいきたいと思います。

平成28年12月2日

12月1日(木) モノとの対話から学ぶ

 サケの卵 日産工場見学 3年生理科 朝の読書 

 朝、4年生の教室の様子を見ていたところ、8時10分には全員が着席して読書をしていました。本校の登校完了時刻は8時15分ですので、5分前には見事に全員が読書を始めたことになります。素晴らしい習慣です。実は、5分前から読書が始まっているわけではなく、早い児童は、登校して教室に入り荷物の整理を終えると、直ちに読書を始めています。後から登校した児童も次々と読書を始めます。ですから8時10分に読書を始めたのではなく、次々と読書が始まり、全員が揃ったのが8時10分ということです。朝から教室が静かに落ちついた雰囲気に包まれ、しっとりとした1日のスタートとなりました。こういう風土が醸成されれば、学びに集中、没頭できます。

 3年生の理科の授業で、手作り天秤を使って、ものの重さを比べる実験を行っていました。教科書はさすがによくできており、教科書どおりの実験器具を作成すれば“うまくいく”のですが、なかなか思いどおりにならないのが常です。そこが面白いところであり、そこに「問い」が生まれ、学びがあります。本時に使った天秤は、30cmの竹製のものさしの中央に目玉クリップを付けて糸でつりさげます。ものさしの両端から各2cmのところにゼムクリップを付け、そこに糸でプラスチックコップをつるします。このコップに重さを比べたいものを入れて、どちらが下がるかで重さ比べを行うわけですが、両端のコップにものを入れる前の状態で、天秤が水平になるように釣り合わせることが重要です。ものさしは竹製ですので、微妙に一様ではありません。真ん中に支点をとったとき、その両側の重さがぴったり同じとは限りません。また糸の重さも無視できません。貼って留めるテープの重さも関係します。教科書では、釣り合わないときは軽い方に紙を貼って調節するよう指示が書いてあります。しかし、紙ではなく他のものを使っても良いし、ゼムクリップの位置を少しずつずらせば調節できることに気づくでしょう。子供たちが天秤を作ることによって、天秤のしくみや釣り合わせ方等を自然に学べることになります。“ものづくり”の大切さです。だからこそ、教科書では身近にあるものを材料とした実験器具を提案しているのでしょう。既成のものやキットを使わず、材料も子供たちに考えさせて準備させることも効果的です。こういう過程により、モノと対話しながら学びが深まります。「こうなるはず」が「思ったとおりにならない」ときのズレが「問い」を生みます。体験的、活動的に学ぶことを、これからも大切にしていきたいと思います。

   サケの卵が今年も本校にやってきました。本日、那珂川第一協同組合から,、約3.5kgの卵をいただいてきました。那珂川における採卵のための漁は昨日で終わったそうです。採卵のための漁は、那珂川河口付近から栃木県にかけて何か所かで行っているそうですが、今年はサケの上がる数が例年より少なかったそうです。海面の温度が高かったことが原因かもしれないとのことでした。これから、この卵を本校全学級及び職員室、理科博物室の水槽で育てていきます。城東幼稚園、城東保育所にも“おすそ分け”して育てていただきます。稚魚がある程度大きくなったら、一緒に那珂川に放流に行く予定です。貴重な卵ですから、大事に育てていきたいと思います。

 5年生が、校外学習に行きました。まず、栃木県芳賀郡にある日産上三川工場の見学を行い、その後、宇都宮市の子ども総合科学館に行きました。水戸を出発するときは、生憎雨が降っていましたが、現地では午前中に雨があがり、屋外でお弁当を食べました。午後には、プラネタリウムも含めて館内の見学を行いました。大きな工場を見学し、様々な体験をして、学びの多い楽しい1日を過ごしました。

★ 5年生校外学習の様子はコチラ「 PDF フォトギャラリー(PDF 517.4KB)」をご覧ください。

 

平成28年12月1日