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サケの放流を行いました
3月5日(火曜日),昨日の雨が嘘のように晴れ,サケたちの旅立ちにふさわしい穏やかな日となりました。
サケは,「おなかすかないようにいっぱい食べてね」と最後のエサをもらい,移動用のバケツへと移されました。4~5cmぐらいの大きさになっています。学校を出発する前に,五十川先生から,注意点やこれからサケがどうなるかのお話がありました。帰ってくるときにはどのくらいの大きさになるか,予想しながらお話を聞きました。
6年生がバケツを持ち,みんなで那珂川と新川の合流点付近に移動しました。那珂川第一漁協の皆さんが迎えてくださり,組合長さんがサケの育て方や長い旅についてお話をしてくださいました。その後,1年生から順に桟橋に下りて,漁協の方がコップに入れてくれたサケを一人ずつ川に流しました。「いってらっしゃい」「大きくなって帰ってきてね」と声をかけながら見送りました。しばらくは,サケが付近を泳いでいる姿を見ることもできました。全てのサケを放流し,戻ってくる4年後に思いをはせながら,那珂川を後にしました。
下校時に,空っぽの水槽の前を通る時,1年生が「さみしいな」とつぶやく声が聞こえました。3か月育ててきたサケに愛着がわいていたのですね。また来年,新しいサケの命と出会えることを楽しみにしたいと思います。
平成31年3月5日