7月24日（水曜日）に、内原中学校区小中一貫教育に係る教職員研修会を実施しました。コロナ禍で開催できなかったので、久しぶりに内原中学校区の教職員が一堂に会する機会となりました

第1部は、内原小学校の各教室を会場に、オンラインによる全体会と、分科会に分かれての協議を行いました。分科会は、「未来を拓く力の育成研究部」「『生活ガイド』活用研究部」「『学習ガイド』活用研究部」「学力向上研究部」の4つで、それぞれのテーマに沿って活発な情報交換が行われました。第2部は、内原市民センターに場所を移しました。「みんなで笑おう！リラックス落語」と題して、講師の斎須博先生（二松亭ちゃん平さん）の落語を楽しみました。

8月4日（木曜日）,内原中学校区の4校の教務主任が集まり,今年度の小中一貫教育について話合いをしました。
内原中学校区の児童生徒の様子を振り返ると,自分で考えて行動すること,進んで取り組むことなど,主体性に課題を感じていることが分かりました。今年度は,自ら考え行動する児童生徒を目指して,鯉淵小,妻里小,内原小,内原中が連携して進んでいきたいと考えています。

 

   この度,2020年版の「内原中学区小中一貫教育 生活・学習ガイド」が完成し,各学校で児童生徒に配付しました。これは,小学校低・中・高学年,中学校の発達段階ごとに内原中学区で統一して生活や学習の約束事などをまとめたものです。今後は,各校で使い方などを確認しながら普段の生活や学習の中で活用していく予定です。


＜2020年度版の学習ガイドと生活ガイドです。＞

平成29年度から令和元年度までの3年間,内原中学校区では,水戸市の研究指定を受け,小中一貫教育に関する研究を行ってきました。4つの研究部に分かれて研究を進めてきましたが,今回は,「学習ガイド」活用研究部のこれまでの取組について,ご紹介します。
 
1内原中学校区小中一貫教育「学習ガイド」の作成と活用
「学習準備」,「授業のあいさつ」,「聞き方・話し方・書き方」,「家庭学習」の4つの内容について,発達段階をふまえた約束事を決め,指導してきました。
また,この中から,月ごとに重点目標を設定し,学級に掲示できるようなカードを,「学習ガイド通信」として作成しました。

 
2「学習に関するアンケート」の実施
「学習ガイド通信」の成果と課題を確認すると同時に,児童生徒が自分自身を振り返ることができるように,自己評価表を作成して実施しました。



3「学習指示マーク」の活用
(1) 学習形態の指示……「ペア」「グループ」など,学習形態を指示するときに使います。


   (2) 学習方法の指示……「見る」「聞く」「書く」「伝える」など,学習方法を指示するときに使います。

 
 

内原中学校区の三つの小学校（妻里,鯉淵,内原）と内原中学校は
今年度の小中一貫校としての取組として,5月にキャリア教育の
キャリアパスポートについて研修会を開きました。



「キャリア・パスポート」とは,児童生徒が,小学校から高等学校
までのキャリア教育に関わる諸 活動について,特別活動の学級活動及び
ホームルーム活動を中心として,各教科等と往還し,自らの学習状況や
キャリア形成を見通したり振り返ったりしながら,自身の変容や成長を
自己評価できるようにしたものです。

キャリアパスポートは,学校だけでなく,家庭や地域の方々のアドバイスも
大切です。子どもたちとの対話の中で,自己実現を図ることができるよう
このパスポートを活用していきたいと思います。