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トップ校長室から> 校長室から 第2章

校長室から 第2章

<目次>

 

「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実

このことについて,文部科学省のサイトではHTML版↓が公開されています。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/senseiouen/mext_01317.html
この中に,このイラストが掲載されていました。
000119597
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/senseiouen/mext_01542.html
(画像は,上記文部科学省HPより転載)
「個別最適な学び」は,教師の視点からは「個に応じた指導」ということが分かります。これは,今までもやってきたことですが,より意識して指導していくということになります。学校ではこれまで以上に力を入れていきます。
ご家庭で,子どもたちが個別最適な学びを進めていくためには,家庭学習計画表の有効活用がとても大切になります。受け身ではなく,能動的に家庭学習に取り組めるよう,ご家庭でもお子様に声をかけていただけますとありがたいです。

(令和3年11月14日)

時には星に思いを馳せる

冬は空気が澄んでいるので,星がきれいに見えます。今,ちょうど金星,土星,木星を同時に見ることが出来るチャンスです。国立天文台の「今日のほしぞら」サイトを開いて,観察地を「水戸市」に,観察時刻を「18時」に設定すると,次のようになります。
skyview_950910857731696
(画像提供:国立天文台)
金星,土星,木星が,なんとなく一直線に並ぶように見えるはずです。もっとも,土星はとても遠いのでかなり小さくて見えにくいと思います。
また,来週金曜日には,部分月食が見られます。欠けた状態で月が昇ってきて18時ごろに最大になります。晴れるとよく見えると思います。以下の図を参考にしてください。
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(画像提供:国立天文台)
時には,星に思いを馳せるのも良いと思います。国立天文台のサイトもぜひご覧ください。
※国立天文台
https://www.nao.ac.jp/
※今日のほしぞら(国立天文台)
http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/skymap.cgi

体力とは?

今日は雲のない澄み切った青空でした。中休みには,2・4・6年生が持久走の練習に取り組んでいました。まさに,「スポーツの秋」。
そこで,体力とは何かについて,ちょっと考えてみました。
茨城県では,「体力向上ハンドブック」というものを作っています。
その資料から,2ページ目を転載すると,こうなっています。
コメント 2021-11-11 121652
体力って,大事なものなんですね。子どもたちの体力の低下が,社会全体の活力の低下につながるとは!
生き生きとした日本の未来のためにも,体力作りは必要なのです。コロナ禍にあって,子どもたちの体力は低下しているような気がします。学校として,しっかりと体力をつけられるよう取り組みたいと思います。
(引用)
「体力向上ハンドブック」(茨城県教育委員会)
https://www.edu.pref.ibaraki.jp/board/gakkou/karada/taiiku/tyousa/r2handbook.pdf
「茨城県児童生徒の体力・運動能力調査」(茨城県教育委員会)
https://www.edu.pref.ibaraki.jp/board/gakkou/karada/taiiku/tyousa/index.html

(令和3年11月11日)

今年の冬休みは長い?

水戸市立の小・中・義務教育学校は,2学期の終業式が12月23日(木曜日)。3学期の始業式が,1月11日(火曜日)。
と,いうことは,冬休みは18日間になるわけです。いつもよりちょっと長い感じですね。長くなる分,何をするかが問われるわけです。有意義な冬休みになるよう,考えていきたいと思います。
着々と冬の足音が聞こえてきます。

(令和3年11月9日)

AIプログラミング,楽しくできました(ホッ)

先生方は,とても楽しんでくれたようです。水戸市総合教育研究所からも,ICT支援員さんが見学にいらしてくれました。今日使用した資料を,参考までにアップしておきます。非常に簡単に体験できるので,ぜひ試してみてください。
pdfAIプログラミングを体験してみよう(pdf 100 KB)

ちなみに,文部科学省の事業では↓のようなことをやっています。
https://miraino-manabi.mext.go.jp/content/456
これは,東京での実践の紹介ですが,梅が丘小だって負けていないのです!!​​​​​​

(令和3年11月8日)

職員研修でAIプログラミング

11月8日(月曜日),ULTRAタイム(職員研修)で私が講師となって,AIプログラミングを先生方に体験してもらおうと思っています。
体験してもらうのは,機械学習の画像認識です。
使うのは,これ↓です。(1)は解説で,実際には(2)と(3)を使います。
(1)TeachableMachine 向け Scratch 拡張機能 (TM2Scratch) 使い方 日本語版
https://mirapro.mext.go.jp/assets/tm2scratch.pdf
2Teachable Machine
https://teachablemachine.withgoogle.com/
3TM2Scratch 拡張機能が入っているカスタマイズされた Scratch 3.0
https://stretch3.github.io/

AIは難しいという印象が強いと思いますが,AIを使いこなさなければならない未来はすぐそこに来ています。難しいという思いのままでは,いつまでたっても,使えるようにならないと思います。まずは,先生たちが,AIを学んでいきます。
「時代の最先端は,学校であるべき」だと,私は思っています。
私は,梅が丘小学校の「梅」に,「うめのように生きる人財(時代の魁となる気概をもつ)の育成」(※令和3年度本校グランドデザインを参照のこと)という意味を改めてもたせました。「自由闊達にして愉快なるみんなの学校づくり」をとおして,推進していきたいと考えています。

(令和3年11月5日)

学校に行くのは楽しくない?

5月27日に実施された、全国学力・学習状況調査の結果(全国版)が発表されています。児童質問紙のアンケート項目で、次のような結果が出ていました。
Screenshot 2021-11-03 21.12.49
小学校では、「学校が楽しい」と思っている児童が急に減りました。学校は楽しいものであるべきだ、と思います。この結果は、新型コロナウイルス感染症による影響も大きいのでしょうか。学校が楽しくなければ、学力もつかないと思います。どうすれば、学校が楽しくなるのか。それを解決していくことが、大切だと考えています。

※上の図は、以下の資料から転載させていただきました。
令和3年度全国学力・学習状況調査の結果(概要)
https://www.nier.go.jp/kaihatsu/setsumeikai/r03setsumeikai/21ers.pdf

こちらのサイトも御覧ください。
教育課程研究センター「全国学力・学習状況調査」(国立教育政策研究所)
https://www.nier.go.jp/kaihatsu/zenkokugakuryoku.html
(令和3年11月3日)

 

「宿題のない金曜日」とは

本校では、毎週金曜日に、原則として宿題を出しません。ただし、発達段階や個々の状況により、担任から宿題を指示されることもあります。
なぜこれを導入したか、その理由をここで改めてまとめておきます。

理由その1

土日は自分のペースで好きな学習に取り組んでもらいたい。
今は、家庭での過ごし方も子どもたちの興味関心も多様化しています。学校から出される宿題では、そのニーズに十分に対応できません。宿題が無駄になってしまったり、余計な負担をかけてしまう場合もあると思います。もちろん、学校では、家庭学習の計画の立て方や進め方について支援していきます。ねらいをもって主体的に学ぶ児童を育てていきます。

理由その2

月曜日には、楽しく学校に来てもらいたい。
月曜日に宿題を出す必要がなくなり、「宿題ができなくて学校に行きたくない」ということがなくなります。家庭の事情等で宿題を出来ないこともあると思いますので、それに対応したいと思ってます。ただし、自主的に家庭学習を提出することは否定しません。

理由その3

週明けの子どもたちに先生方が寄り添えるようにしたい。
週明けの月曜日は、不安定になってしまう児童も少なくありません。そんなとき、担任の先生が宿題チェックに追われていては、子どもに寄り添うことが出来ません。休み時間に一緒に遊んだり、話を聞いたりすることができれば、子どもたちの心も晴れやかになると思います。

理由その4

先生方の働き方改革
先生方も月曜日は忙しいのです。職員研修や職員会議…。先生方の仕事を、より効果的により効率よくしていきたい、という私の強い願いがあります。

という理由で、具体的な施策としての「宿題のない金曜日」が実現しているのです。
課題はまだまだあります。児童の学力向上と働き方改革を両立させ、誰にとっても居心地の良い梅が丘小学校を作っていきたいと思っています。今後も、保護者の皆様からご意見をいただきながら、より良い形にしていきたいと思っています。よろしくお願いします。

(令和3年11月2日)

11月に入りました

今日から,11月です。2学期も後半,ということになるでしょうか。
去年の11月ごろは,新型コロナの新規感染者が急増して警戒レベルが引き上げられました。あれから,もう1年です。最近では,感染者数も激減しており,ちょっとホッとしているところです。このままの状況を保ちつつ,感染者が増えないよう工夫した生活をしていかないとならないと思います。祈りたい気持ちでいっぱいです。
ここで私は思います。「未来を祈る」のも良いのですが,大事なことは「主体的に未来をつくっていく」ということではないでしょうか。
「祈る」や「期待する」というのは,受け身です。
一方,「つくっていく」のは,能動的なことです。
これを,「学力」というストーリーで捉えると,
学力の向上を「祈る」
のか,
学力の向上を「つくっていく」
のか,というところにたどり着きます。
学校として,具体的にどうすればそれが可能になるのか…,働き方改革ともあわせて考えていきたいと思っています。

校長室前のマイクロビットのプログラムを変えました。子どもたちは分かってくれるかな・・・?
Screenshot 2021-11-01 12.42.43 (1)
(令和3年11月1日)

明日は,下弦の月

 

ブログでは学校から見えた月を紹介しました。明日は,下弦の月です。月がその形に見えるということは,月と太陽と地球の位置関係が,90度になっているということです。

                   
                   |
                   |
                   |
​​​​​​
太陽---- 地球
              (観察者)


こんなことを日常の中で学んでいくと,知識が定着していくのだと思います。与謝蕪村の有名な一句に「菜の花や月は東に日は西に」というものがあります。これも,理科の知識を使って読み解くことが出来ます。すると,下の図のようになります。

         ↑
<東>----地球----太陽<西>
                  (観察者)         

「太陽が沈むと同時に,月が昇ってくる時間帯に詠まれた句」ということになると想像できます。面白いですよね。このように,学んだ知識は日常生活に還元できることを理解してもらうことも大事だと思います。

※「月の満ち欠け観察:日立キッズ」のサイトが分かりやすいです。ぜひ,ご覧ください。
https://www.hitachi.co.jp/kids/kinopon/kinopontown/sky/04/
(令和3年10月28日)

自学

昨日,6年生が自学のノートを持ってきてくれました。海の生物を調べているとのこと。
IMG_3274 IMG_3275
とてもていねいにまとめています。本人のイチ押しイラストは,ハリセンボン。細かく描かれていてリアルです。自分の興味関心をどんどん伸ばしていってほしいと思います。これからも,自学ノートを紹介できればいいなと思っています。

(令和3年10月27日)

新作

「自動アルコール噴射装置」は,一定の役割を終えました。そこで,マイクロビットを使った新作を考えることにしました。プログラムは,こうなります。
Screenshot 2021-10-26 11.57.14 (1)
非常に簡単なものです。マイクロビットVer.2にはマイクが付いているので,音をキャッチすることが出来ます。このプログラムでは,大きな音を感じると画面が笑顔になり,静かになると眠った顔になります。プログラムは,ChromeBookで作ったものを直接マイクロビットにダウンロードしています。
早速,校長室を通りがかった児童が気づいて,試してくれました。プログラムの面白さに興味をもってくれれば嬉しいです。
IMG_3272

(令和3年10月26日)

アドラー心理学

を,テーマにしたPTA講演会が本日開かれました。「勇気づけ」についてのお話を聞きました。いろいろな書籍で読んでいたので,ある程度は理解していましたが,やっぱり話をしてもらうと理解度が上がります。私も非常に参考になりました。今後の学校マネジメントに応用できれば,と思いました。
学ぶことは,まだまだいっぱいあります。

(令和3年10月25日)

イモムシの足は何本?

9ba6fa462f5dc75bbdd366d6f2ca2b35_t先日,梅が丘幼稚園で園児たちにイモムシの話をしました。
http://www.magokoro.ed.jp/umegaoka-k/viewer/blog.html?id=749#blog-section
イモムシという名称は,もともとサツマイモなどの芋にいる幼虫のことを指していたのですが,今では毛のない幼虫をイモムシと言っています。
さて,このイモムシ。脚(あし)は何本でしょう?
たくさんありますよね。
でも,イモムシは昆虫です。昆虫ということは,脚は6本のはずです。だから,イモムシの脚は6本なのです。
たくさんあるように見えるのは,実は脚ではありません。脚のようなはたらきをするもので,腹にあるのが腹脚(ふくきゃく),一番後ろにあるのを尾脚(びきゃく)と言います。基本は,腹脚4対,尾脚1対です。
脚がたくさんあるのは,ムカデとかクモとか…。これは昆虫ではありません。
小学校で学んだことを論理的に展開していくと,いろいろな疑問を解決することが出来ます。小中段階での基礎知識は,役に立つのです。


イモムシやムカデなどの分類については,こちら↓のサイトで確認してみてください。
無脊椎動物図鑑
http://www.ha.shotoku.ac.jp/~kawa/KYO/SEIBUTSU/DOUBUTSU/musekitui/index.html

 

(令和3年10月22日)

水戸市「規律と協働を高める八策」

水戸市の小中学校では,「規律と協働を高める八策」に取り組んでいます。この八策を通して,学力向上につなげています。ご家庭でも改めて話題にしていただけるとありがたいです。
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※上のイラストは,水戸市総合教育研究所のHPから転載しております。

(令和3年10月21日)

本日,就学時健康診断です

来年度入学する未就学児が,おうちの方と一緒に体育館にどんどん入っていきます。
この子どもたちにとって,小学校は楽しみでしょうか。
学習を楽しんでくれるでしょうか。
安全だと思ってくれるでしょうか。
いろいろなことを考えてしまいます。大切なお子様の笑顔がいつまでも続くようにしたい,と思います。
学校医の方も4人いらっしゃってくれました。先生方も,それぞれ自分の持ち場で奮闘です。
今日は気持ちの良い晴れです。この青空のような,梅が丘小でありたいものです。

(令和3年10月21日)

「来るだろう未来」から「つくりたい未来」へ

科学技術振興機構が実施している「サイエンスアゴラ※1。「楽しい」を学びに生かそうとする試みの一つです。
今年のサイエンスアゴラはオンラインで実施です。小学生にはちょっと難しいと思いますが,興味があるならぜひ参加してもらいたいです。参加の方法は,サイエンスアゴラのHPをご覧ください。

さて,ここのサイトで【「課題解決」の対話から2050年に向けてつむぐ「来るだろう未来」から「つくりたい未来」へ】というレポート※2が公開されています。非常に興味深い内容なので詳しくは読んでもらいたいのですが,このレポートでは「来るだろう未来」「つくりたい未来」を次のように述べています。

コメント 2021-10-18 143949
※このイラストは,レポート『課題解決の対話から2050年に向けてつむぐ「来るだろう未来」から「つくりたい未来」へ』から転載。

確かに,「来るだろう未来」を予想するのは大事ですが,それだけでは受け身です。主体的に「つくりたい未来」を考えていく必要があります。「主体的」とは,言い方を変えると「意欲」だと思います。現代社会の複雑な課題に対して,意欲をもって課題解決にあたる姿勢を,子どもたちに身につけさせたいものです。そのためには,私たち教員自身が,自由に自主研修ができる環境を整えていく必要もあると感じています。校長としてのマネジメント力が試されるところです。
(参考)
※1 サイエンスアゴラ(科学技術振興機構)
https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/index.html
※2 対話・共創の活動レポート 課題解決の対話から2050年に向けてつむぐ「来るだろう未来」から「つくりたい未来」へ
https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/contents/dialogue-cocreation/20210514.html

(令和3年10月18日)

プログラミングに触れること

01
私が,マイクロビットでプログラミングした「自動アルコール噴射装置」。廊下で興味深そうに見ている1年生がいたので,ちょっと説明しました。面白いなぁ,と思ってくれればそれで充分です。
さて,小学校プログラミング教育のねらいは何だったでしょうか。
文部科学省の資料(小学校プログラミング教育に関する資料)では,こう説明されています。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1416328.htm
コメント 2021-10-15 111355
※上の図は,「小学校プログラミング教育に関する概要資料」より引用。
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019年05月21日/1416331_001.pdf

プログラミングの良さは,何回もチャレンジができることだと思います。プログラミングして間違ったとしても,必ずどこかにエラーがあります。そのエラーを見つけ出して,修正すればよいのです。最初から正しく動くプログラムを作ることができなくても,まったく問題はありません。必要なのは,エラーを探し出し,改善し続けようとするあきらめない気持ちです。これって,答えのない問題に果敢にチャレンジする姿勢を育むことにつながると思いませんか?
これこそ,現代社会に必要な姿勢だと思うわけです。

(令和3年10月15日)

ChromeBookで電子図書を読んでみよう

ChromeBookでも電子図書を読むことができます。
1.水戸市電子図書館のHPを開く。
・水戸市電子図書館HP
https://www.d-library.jp/mito/g0101/top/
梅が丘小学校のHPから,簡単に移動することができます。
IMG_2765
黄色矢印のボタン(拡大すると↓これ)をクリックすると,水戸市電子図書館のHPが開きます。
12001_20210528_0001

2.ログインします。
IMG_2766
ログインしなくても読める本もあります。そのような本は,アイコンが「読む」になっています。「読む」をクリックしてください。
※多くの本は「借りる」か「予約する」です。
調べる学習に役立つ水戸市版学び方ガイド【小学校編】」は,ログインなしで読むことができます。試してみてください。

3.画面を大きくしましょう。
IMG_2768 IMG_2769
赤色矢印のボタンを押すと,メニューバーなどが消えて,本だけが​​​​​タブレットの画面全体に表示されるようになります。タブレットモードで縦向きにすると,本のように読むことが出来て便利です。
※解除するときは,もう一回押す。
※ウィンドウズPCの場合,[F11]を押すと同じ事が起きます。
​​​​​
4.カーソルキーを使って,ページめくりをします。
IMG_2770
青色矢印(カーソルキーの「」「」)を押すと,ページがめくられます。画面をタッチすることでも,ページめくりができます。
目の使い過ぎに注意しながら,色々な本を借りて,読んでみましょう。

(令和3年10月11日)

好奇心こそ学びの原動力

ノーベル賞を受賞した真鍋さんも「好奇心が私の原動力だ」と言っています。私も強く同感します。文部科学省の資料でちょうど良いものがあるので,以下に引用します。平成15年に出された文書なのでちょっと古い感じがしますが,教育の根幹は変わらないと思います。今でも十分通用する文章でもあるし,まだまだ解決されていないとも思います。私の考えとあまりにもピッタリしているので,今更ながらに驚いています。ぜひ,お読みください。
読みやすくするために,太字・文字色・改行などの編集を加えている以外は,そのままの文章です。


2子どもたちに求められる学力についての基本的な考え方

(1)子どもたちに求められる学力=[確かな学力]

1では,新学習指導要領のねらいの一層の実現を図ることが重要であり,そのために,まずは[確かな学力]の育成を進めるべきであるとの考え方を示したが,それは,以下のような理由による。
これからの未曾有(みぞう)の激しい変化が予想される社会においては,一人一人が困難な状況に立ち向かうことが求められるが,そのために教育は,個性を発揮し,主体的・創造的に生き,未来を切り拓(ひら)くたくましい人間の育成を目指し,直面する課題を乗り越えて生涯にわたり学び続ける力をはぐくむことが必要である。
このために子どもたちに求められる学力としての[確かな学力]とは,知識や技能はもちろんのこと,これに加えて,学ぶ意欲や,自分で課題を見付け,自ら学び,主体的に判断し,行動し,よりよく問題を解決する資質や能力等までを含めたものであり,これを個性を生かす教育の中ではぐくむことが肝要である。
また,昨今の学力低下に関する論議は,学力を単に知識の量としてとらえる立場,あるいは思考力・判断力・表現力や学ぶ意欲などまでも含めて総合的にとらえる立場など,学力をどのようにとらえるかの立場の違いにより議論がかみ合っていないと思われる場合もある。本審議会としては,これからの学校教育では,[生きる力]という生涯学習の基礎的な資質や能力を育成する観点から,上記の[確かな学力]を重視すべきであると考える。
さらに新学習指導要領の下での学力の状況については平成16年1月,2月に教育課程実施状況調査が行われる予定であるが,平成13年度教育課程実施状況調査や国際数学・理科教育調査(国際教育到達度評価学会(IEA)調査),OECD生徒の学習到達度調査(PISA)等の近年の全国的・国際的な調査結果などからは,それぞれの分野における達成状況とは別に,

1.我が国の子どもたちには判断力や表現力が十分に身に付いていないこと,

2.勉強を好きだと思う子どもが少ないなど学習意欲が必ずしも高くないこと,

3.学校の授業以外の勉強時間が少ないなど学習習慣が十分に身に付いていないことなどの点で課題が指摘されている。

また,学力に関連して,自然体験・社会体験・生活体験など子どもたちの学びを支える体験が不足し,人やものとかかわる力が低下していることなどの課題等も明らかになっているほか,若者の勤労観・職業観についても各方面から課題が指摘されている。
それゆえ,本審議会は,[確かな学力],豊かな人間性,たくましく生きるための健康や体力までも含めて構成する[生きる力]がこれからの子どもたちに求められる力であることを前提とし,その育成を行っていくために,まずは[生きる力]を知の側面からとらえた[確かな学力]の確実な育成を,当面取り組むべき課題として考えたのである。

(2)[確かな学力]をはぐくむ上で重要な視点,特に,学習意欲の向上

言うまでもなく,知識や技能思考力・判断力・表現力学ぶ意欲などは本来相互にかかわりながら補強し合っていくものであり,[確かな学力]をはぐくむ上で,両者を総合的かつ全体的にバランスよく身に付けさせ,子どもたちの学力の質を高めていくという視点が重要である。また,[生きる力]が生涯にわたり実社会を主体的に生きていくための力であることにかんがみ,子どもたちが,

1.知識や技能を剥落(はくらく)させることなく自分の身に付いたものとする,

2.それを実生活で生きて働く力とする,

3.思考力・判断力・表現力や学ぶ意欲などを高める

等の観点から,知識や技能と生活の結び付きや,知識や技能と思考力・判断力・表現力の相互の関連付け,深化・総合化を図ること等も[確かな学力]の育成に当たっての重要な視点であろう。その際,未知のものに積極的かつ主体的に興味・関心を抱き,理解を深めたいと思うなどの好奇心を持たせることや,子どもたちと実社会とのかかわりという観点から,社会の仕組みと個人のかかわりに関する理解を深めさせ,勤労観・職業観を育成し,生き方・在り方を考えさせることなども重要となろう。
中でも,子どもたちの学習意欲,学習習慣に関連しては,平成13年度教育課程実施状況調査の結果では,前述のような課題が指摘されているほか,基本的な生活習慣を身に付けている場合や,教員が創意工夫を生かした指導を行っている場合には得点が高い傾向がみられるところである。また,これからの生涯学習社会においては,生涯を通じて主体的に学び続けることができる学習意欲を持つことが重要であり,学校と家庭とが連携しながら学習習慣を身に付けさせることが必要である。このため,各学校において,「総合的な学習の時間」等を通じて学びへの動機付けを図るとともに,子どもの実態や指導内容等に応じて「個に応じた指導」を柔軟かつ多様に導入することなどの工夫を行うことにより,「わかる授業」を行い,子どもたちの学習意欲を高めることが,[確かな学力]をはぐくむ上でもとりわけ重要な視点であると言えよう。(引用ここまで)

※引用
2子どもたちに求められる学力についての基本的な考え方(平成15年10月7日 中央教育審議会)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/attach/1399855.htm

※参考(上の引用文は,この答申内にあります)
初等中等教育における当面の教育課程及び指導の充実・改善方策について(答申)(平成15年10月7日 中央教育審議会)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/f_03100701.htm

(令和3年10月8日)

「校長室」の記事をキーワード検索するには

「校長室」の記事も多くなってきました。たくさんある記事の中から,キーワードで検索することができます。
キーボードのCtrl」キーと「F」を同時に押すと,右上のほうに検索窓が出てきます。そこにキーワードを入れて,「Enter」キーを押してください。そのキーワードに色が付き,さらに「Enter」を押すことによって,そのキーワードにジャンプすることができます。キーワードがいくつも検索されたときは,「Enter」をくり返し押してください。
例えば,キーワードとして「マイクロビット」と入れてみてください。キーワードが8つ見つかると思います。
HPの記事が多いときに役立つ方法です。この方法は,マイクロソフトWordやPDFなどでも使えます。試してみてください。
ちなみに,「F」はFind(見つける)の意味です。

(令和3年10月7日)

ChromeBookを買ってみた

これまでChromeOSやLinux​​​​​OSの話をたくさんしてきました。子どもたちがGoogleのサービスをどんどん使うようになったのに,私が実機を知らないのでは話にならないと思い,思い切って,自腹でChromeBookを購入しました。某メーカー直販モデルのアウトレット(未開封品)です。直販モデルなので,通常の仕様とは若干異なっていてストレージ容量が32GBしかありませんが,今のところかなり快適です。ChromeBookには,標準でLinux環境(ベータ版)を入れることができるのですが,それも問題ありませんでした。データはすべてGoogleドライブ(クラウド)に上げてしまうので,ストレージ容量が少なくてもどうにかなります。
これからいろいろと使ってみて,より効果的な学習につなげたいと思います。ChromeBookの使い勝手については,今後もご紹介していきます。

(令和3年10月6日)

ネット社会の歩き方

「ネット社会の歩き方」(一般社団法人 日本教育情報化振興会)というサイトがあります。
http://www2.japet.or.jp/net-walk/index.html
すばらしい資料がたくさんありました。すぐにでも授業や研修に活用できると思います。興味のあるかたは,ぜひご覧ください。
このサイトを見ていたら,平成21年版の資料がありました。その資料の中で子どもたちが手にしているのは,スマホではなく,ケータイなのです。ほんの10年前,子どもたちが持っているのはケータイだったようです。それが今は,スマホ。情報量,検索のしやすさなど,格段の差があります。ネットモラルの指導も日々更新していかないとならないということです。2030年ごろ(ほぼ10年後)は,どんな端末が出てくるのでしょうか。VR,AR…。そんな時代の生徒指導にはどんな課題があるでしょう。電脳コイル(かつてNHKで放映されていたアニメ)のような世界がやってくるのでしょうか。
今から,準備しなければなりません。ネットいじめから,子どもたちを守らなければなりません。強くそう思います。

(令和3年10月5日)

ブログの文字色を変えるには

色々な方から,「ブログの文字色はどうやって変えてるの?」と質問されます。実は,(「みなさいと2」システムで運用している)この編集画面では色を指定するボタンがありません。ですが,ソースコードを直接編集するとできるので,その方法をお答えします。
InkedInked1_LI
まず,文字を太くするには,文字を選択してから「B(赤で囲んだボタン)」を押します。次に「ソース(青で囲まれたボタン)」をクリックすると,こうなります。
2
太くした文字(ここでは「接近中」)が,半角の<strong></strong>に挟まれていることが分かります。
色を変えるには,色を変えたい文字を半角の<font  color=”red”></font>で挟みます。(例として赤くします)
Inked3_LI
「ソース」をクリックすると,↓このように表示されます。

台風16号接近中,注意‼

4
このように,redの代わりに,他の色を指定することもできます。結果はこうなります。
5
​​​​​意外とトマト色が柔らかい赤色で気に入ってます。いろいろ試してみてください。

先ほど,子どもたちは下校しました。通常下校の初日,台風16号の接近で気を揉んでしまいました。なんとか,無事に下校させることができました。この後,風雨が強まる可能性があります。ご家庭でも,注意していただければと思います。

(令和3年10月1日)

明日から,通常登校・通常日課

と,なりました。これは,これで嬉しいことです。が,密になってしまう空間が出てくる可能性が大きくなります。その分,心配も大きくなります。
そこで,学校では,今一度,感染予防を徹底したいと考えています。また,最近では家庭内感染も見られます。これについては,ご家庭のご協力に頼るしかすべはありません。「お知らせ」で以前にも,ご協力のお願いを掲載しましたが,本日改めて(若干表記を変えて)掲載いたしました。こちらのページを,ぜひ,ご一読ください。
また,明日は台風16号が接近しておりますが,通常登校・通常下校となっております。金曜日ですので,全学年5時間で下校です。足元に十分気をつけて帰るよう,ご家庭でもお子様にお声がけいただければありがたいです。
明日から,また,よろしくお願いいたします!

(令和3年9月30日)

okedou(オケドウ)

okedou(オケドウ)というサービスがあります。高校生向けの授業動画検索サービスで,収録動画の本数は31,000本以上にもなるとしています。
https://okedou.app/
これは小学生向けではないのですが,今後は義務教育向けにもこのようなサービスが出てくる可能性があります。「学び方」を自分で選べる時代がやってくるのでしょうか。そんな時代に,学校はどうすれば生き残っていけるのか,じっくりと考えなければならないと思いました。
(令和3年9月29日)

タブレットでの「いじめ」は絶対に阻止します!

​​​​​​すでにご存じのことと思いますが,タブレットを利用した「いじめ」により,児童の尊い命がなくなるという事件が東京でありました。実に悲しいことです。チャット機能が,本来の目的とは違うことで使われてしまいました。このような事件を起こさないためにも,情報モラル教育をさらに徹底していかなければならないと思っています。
昨日は,職員会議の席上で,生徒指導主事の岡本先生から「(児童に配った)アカウントカードの適切な利用」について話がありました。

  • アカウントカードをなくさせないように
  • 簡単に再発行しないように(なくしたことを重く受け止めてもらう)

これは,将来にわたる個人情報保護の意識を高めることにもつながります。
もし,ご家庭で「いじめ」の兆候が見られた場合,躊躇することなく,すぐに学校までご連絡ください。もちろん,学校での様子は,普段の生活や「生活アンケート」等を通して,しっかりと把握していきます。
文部科学省としても,情報化社会におけるこれらの新たな問題を非常に重要と捉えているようで,色々と資料※1を用意しています。この中に「情報化社会の新たな問題を考えるための教材~安全なインターネットの使い方を考える~指導の手引き※2というのがあって,18ページ目には「エコーチェンバー」というキーワードがあります。私もこの言葉は知らなかったのですが,こう↓説明されています。

コメント 2021-09-28 130055

いじめは同質性の高いところで起こる」と言われています。インターネットの世界では,同質性が高まりやすいのです。タブレットを扱うときには,そういうことも意識して教育活動を進めていく必要があります。これからも気を引き締めて取り組んでいきます。
 

※1 情報化社会の新たな問題を考えるための教材
<児童生徒向けの動画教材、教員向けの指導手引き>

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1416322.htm

※2 情報化社会の新たな問題を考えるための教材

~安全なインターネットの使い方を考える~指導の手引き

https://www.mext.go.jp/content/20210406-mxt_jogai01-100003206_001.pdf

(令和3年9月28日)

やっぱり給食は,いい!

今日から待ちに待った給食が始まりました。前回の給食は,1学期終業式前日の7月19日(月曜日)でした。ほぼ2か月ぶりの給食ということになります。長かったですねぇ。子ども達も給食を楽しみにしていたようです。もちろん,先生方も私も楽しみにしていました。ホカホカのご飯とたっぷりの味噌汁,おいしいおかず。やっぱり給食はいいですね。これで,みんなと話をしながら食べることができたら最高です。今はまだ黙食をしなければなりませんが,にぎやかな給食がいつかまたできるようになるでしょう。それまでもう少し頑張らないとならないかも知れません。
感染者が減少しているとはいっても,まだまだ気を緩めてはなりません。学校でもしっかりと感染予防をしていきたいと思います。ご家庭でも,本日お知らせした「学校で児童生徒等や教職員の新型コロナウイルスの感染が確認された場合の対応について(市教委)」をあらためてご一読いただき,ご対応のほどよろしくお願いいたします。一緒に頑張りましょう!

(令和3年9月27日)

たくましい先生方,子どもたち

新型コロナで厳しい状況下でありながら,先生方も子どもたちもたくましく教育活動に取り組んでいます。一人一台タブレットが整備され,子どもたちのICTスキルは確実にかつ急速に向上しています。先日,校長室に遊びに来てくれた3年生は,自分の力で,Googleフォームでアンケートをいくつも作っていました。
今日,授業を見た2年生は,生活科のおもちゃづくり発表会をオクリンクを使って実施していました。
オクリンクというのは,この図のように自分でカードを作って,つなげていくことでプレゼンテーションを作ることができるwebアプリです。
main_2003
※出典:ベネッセ ミライシード オクリンク
https://www.teacher.ne.jp/miraiseed/products/okulink/


2年生でも,このようなアプリを自由自在に使うことができているんです。着実なスキルアップに驚くばかりです。デジタルネイティブの凄さを目の当たりにしています。確かに,時代は変わってきています。新型コロナの影響で,その変化も前倒しになっていると思います。そんな中でも,梅小の先生方,子どもたちは,たくましく,時代の魁(さきがけ)たらんとして生き生きとしていると思います。私が,グランドデザインで示した「うめ」が,共有されていると感じています。
うめがおか
「うめ」のフォントカラーをplum(うめ)に指定したのですが,分かりにくいかも…(-_-;)

(令和3年9月24日)

子どもたちの声が聞こえる

今日から分散登校です。各教室は,子どもたちの声で溢れました。やっぱり,学校は子どもたちの笑顔が似合います。今日は体育をやっている学年もありました。オンラインのメリット,オフラインのメリットを十分生かしながら教育活動を進めていく必要があると思いました。
しばらくは,分散登校にオンライン授業を組み合わせた「ハイブリッド型の教育」が推進されていくと思います。
なにより,学校に子ども達の声が聞こえるのは良いことです。今後も感染対策を徹底しながら,教育活動を進めていきます。

(令和3年9月22日)

日本を1クラスにしたら

昨日考えたことの続きです。下の表1から,今年の人口比率が分かります。これと,その下の表3「こどもの数の比率」から,日本の人口を40人学級にしたらどうなるのか,考えてみます。(昔,「世界の人口を100人の村にしたら…」みたいな本がありましたね)
そうすると,おおよそ40人のうち,65歳以上が12人15~64歳が23人15歳未満が5人になります。15歳未満5人の内訳は,乳幼児2人,小学生2人,中学生1人ということになります。言ってみれば,5人の班が8班のクラスだと,こどもは1班にしかならないということです。確かに,超少子化だと思います。このような時代を,今の子どもたちは生き抜いていかなければらないわけです。そのために身につけるべきスキルは一体何か,どのようにしたらつけてあげられるのか。また,厳しい時代になったとしても自分の夢を持ちつづけられるようにしてあげたい。その答えは簡単には出ないと思います。それでも,私たち教職員は考え抜くことをやめてはならないと思います。そのためには研修の時間が必要になってくると思います。カリキュラムの工夫等により,研修の機会を確保していくことも校長としてしっかりと取り組みたいです。
1291-1
※出典:総務省統計局「統計トピックスNo.129 統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで-」
https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1290.html

1281-3
※出典:総務省統計局「統計トピックスNo.128 我が国のこどもの数 -「こどもの日」にちなんで-」
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/topics/topi1281.html#a-2

(令和3年9月21日)

「敬老の日」に2030年問題を考える

総務省統計局の統計によれば,「総人口が減少する中で、高齢者人口は3640 万人と過去最多。総人口に占める割合は29.1%と過去最高。」ということです。これは世界的にみると,最も高い数値になります。
1291-4

※出典:総務省統計局統計トピックスNo.129 統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで-」
https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1290.html

超高齢者社会の到来です。この話題になると,私はいつも2030年問題のことを考えてしまいます。下図のような人口ピラミッドを見たことがある人も多いと思います。
1965 2020 
1965年と2020年を並べてみました。私が生まれたのは1963年です。この頃は,子どもの人数が多かったのが分かります。高齢者の方の人数も少なかったんですね。65歳以上の人口割合が,今年は29.1%という結果が出ています。この数値が30%に到達するのが,2030年という試算があります。これが2030年問題の本質です。
このピラミッドからも分かるように,これまでとは違う教育を子どもたちに保証していかなければならないのは明らかです。「意欲的に学ぶ」姿勢を身につけさせたいと思います。

※出典:国立社会保障・人口問題研究所ホームページ
http://www.ipss.go.jp/

 

(令和3年9月20日)

来週からの分散登校にご協力をお願いします

 

茨城県非常事態宣言が解除(緊急事態宣言は30日まで)ことに伴い,学校では分散登校が22日から始まります。この分散登校は午後までの授業となります。22日(水曜日)と24日(金曜日)はお弁当持参,27日(月曜日)から30日(金曜日)までは給食の提供があります。新型コロナ感染者の状況によって,学校からのお願いが頻繁に変わってしまい,大変ご迷惑をお掛けしております。申し訳ありません。県全体の新型コロナ感染者が減少傾向にあるとはいえ,学齢期の児童の感染については見通しがつかない状況にあると思います。
現段階では,10月1日(金曜日)からの対応については,まだ何も決まっておりません。今後の対応については,保護者の皆様にお伝えすることができるようになった時点で,すぐにマチコミメールやHPでご連絡いたします。さらには,校長としての思いも発信させていただきます。
本校では4月から「学校だより」を発行せず,校長からの思いはすべて,この「校長室」から即時お伝えしてきました。一番新しい情報を,一番新鮮な思いとともに伝えられてきたのは,HP(ICTの活用と言ってもよいでしょう)だからこそできることです。一方的なお伝えばかりで申し訳ない面もあります。本来であれば直接対話しながらお伝えできれば良いのですが,今の状況下ではそれも難しいと思います。ただ,アンケートを通して皆様からいただいた回答には全て目を通させていただいています。貴重なご意見には大変感謝しております。皆様と一緒に,この難局を乗り切りたいと思いますので,ご協力をよろしくお願いいたします。

(令和3年9月18日)

自然に親しむ

コメント 2021-09-15 124434文部科学省の報告で「令和2年度青少年の体験活動に関する調査研究結果報告 ~21世紀出生児縦断調査を活用した体験活動の効果等分析結果について~」というものがあります。
それによると,「自然体験」が多い子どもほど、高校生になったときに「自尊感情」が高いということなんです。
新型コロナ感染者が減っているという状況ではありますが,まだまだ気を緩めるわけにはいきません。なかなか,自然体験もできません。そんなとき,ぜひ見ていただきたいHP があります。水戸市立梅が丘幼稚園のHPです。ここの担任の先生が,昆虫超大好き女子なのです。臨時休園で園に来れない園児のために,日々,幼稚園の自然について更新(写真参照)しています。昆虫大好きな先生のもとで生活している園児たちも,当然のように昆虫大好きです。
この梅が丘幼稚園ですが,園児数の減少により本年度末での閉園が決まっています。兼任園長の私としても,とても残念に思います。

(令和3年9月15日)

ICT活用の効果と目的の明確化

コメント 2021-09-14 100201
文部科学省の資料によると「ICT活用の効果と目的の明確化」は,上のように説明されています。
(※この図は,https://www.mext.go.jp/content/20200205-mxt_kyoiku01-000004708_11.pdfから転載しています)
ここのところのオンライン授業の様子を見ていると,まさにこの4つが効果であり,目的であることがよく分かります。子どもたちは,私の想像以上にタブレットを使いこなしています。担任の先生方も,スキルがどんどん向上しているように思います。アイデア次第では,いろいろな可能性があると思っています。
私は先生方に,学校の組織目標として次のこと↓を示しています。
コメント 2021-09-14 101936
(※詳しくは,本校グランドデザインをご覧ください。こちらのページです)
先生方には,どんどんアイデアを実践してもらいたいと思っています。それを共有して,効果のあったものを横展開していきたいのです。それが,最終的に「自由闊達にして愉快なるみんなの学校づくり」の具現化につながると確信しています。

(令和3年9月14日)

県独自の非常事態宣言と国の緊急事態宣言の延長について

https://www.pref.ibaraki.jp/1saigai/2019-ncov/210909_rinjikaiken.html
↑【令和3年9月9日発表】県独自の非常事態宣言と国の緊急事態宣言の延長について(茨城県)

これを読み解くと,オンライン授業は24日(金曜日)までになるのでしょうか。早くいつもの生活に戻れるよう,今できることにしっかりと取り組みたいと思います。
「学校HPの梅小おすすめ!リンク集』『特におすすめが役立ってます。たくさんプリントして活用してます。ありがたいです​。​​​​」と,保護者の方からお話をいただきました。準備してきた甲斐があります。どんどん活用していただければ,私も嬉しいです。

(令和3年9月10日)

緊急事態宣言30日まで延期の方針

昨晩、政府による緊急事態宣言、今月30日までの延長とする方針が出ました。この後、正式に決定すると、学校再開についても変更が出てくる可能性があります。分散登校になるのか、オンライン授業になるのか…、なかなか難しい判断だと思います。いづれにしても、学校としては粛々と教育活動を進めていくだけです。ただ、オンラインでの学習形態は、思考錯誤しながらこれからも継続されていくと思います。本HPでも、オンライン授業に関して様々な情報を提供していきたいと考えています。「がっきゅうからのお知らせ」コーナーでも、順次、時間割等アップしていきますので、ぜひご覧になってください。

(令和3年9月9日)

オンライン授業継続!

お知らせしたように,24(金曜日)までオンライン授業が継続となりました。コロナ感染対策としては,至極妥当ではないかと思います。HPでも紹介していますが,このオンライン授業にかける先生方の意欲は素晴らしいものがあります。先生方のキラキラした表情がそれを物語っていると思います。確かに困難なときではありますが,「これを契機にしたい!」という,先生方の強い思いを感じます。まさに,ピンチはチャンス!です。ソサエティ5.0が生まれる前の胎動が,ここ梅が丘小学校でも十分に感じることができます。新しい授業の形を,教職員一同,しっかりと模索していきます。
ご家庭でのご負担もかなりのものかと思います。ご協力には感謝いたします。この混迷のときを一緒に乗り越えていきましょう!

(令和3年9月8日)

アントレプレナーとは

以前,アントレプレナー教育の話題にちょっと触れたことがあります。ここで,ちょっと考えてみます。
アントレプレナーとはどんな人か,上西さんは著書1)の中で次のように書いています。
「皆のためになるようなこと、こういうことがあれば便利だなという仕組み、こういうものがあれば便利だという物を考える人」
起業家,と訳すことが多いです。
さらに,その目的を次のように書いています1)

アントレプレナー教育の目的

・積極的に夢や理想を語り合い、その実現に向けての自分のあり方を考えることのできる学習
自己の発想や工夫を、積極的に社会への貢献や理想とする社会の実現に生かそうとする意欲を育てる学習
・生徒が自己について発見し、更に自己開発の導きとなる学習
社会と学校の橋渡しとなる学習
・発想や工夫する力を高め、自己の持つ理想を実現することの喜びを感じることのできる学習

小学校では,キャリア教育を行うことになっています。その中で,アントレプレナーの視点をもって取り組む必要があると思っています。なぜこれが重要かと言うと,「人生の目標をもって学習に取り組んで欲しい」からです。点数を取るだけで満足するのではなく,その先まで考えた「学び」に取り組んで欲しいからです。「なぜ,学ぶのか」,を問い続けるのは,小学生にとっては難しいことかも知れません。オンライン授業期間中には,じっくりと考える時間が出来るかもしれません。「将来どんなことをやりたいか」をじっくり考える良い機会かも知れません。「社会の中でどう生きるか」を考えることはとても大事なことだと思います。

引用文献
1)「小・中学校 キャリア教育を支えるアントレプレナー教育」上西好悦 著、日本標準 発行、2006

(令和3年9月6日)

分散登校へのご協力ありがとうございました

いっぱい不安を抱えながらも元気に登校してくれた子ども達,気持ちよく送り出してくださいました保護者の皆様には,本当に感謝の気持ちでいっぱいです。どうもありがとうございました。この3日間で,オンラインを進めて行く上での課題もたくさん見つかりました。子ども達には「キュビナ」や「すららドリル」の使い方を説明することも出来ました。来週は,各ご家庭などで,子ども達はそれぞれに学習に取り組みます。オンライン授業・学習は,始まったばかりです。色々困難もあると思います。新しい時代が生まれるわけですから,その産声も大きくなろうかと思います。全職員で何とか乗り切りたいと思います。
さて,オンラインドリル(ドリルパーク,キュビナ,すららドリル)の利点は,子ども達の学習履歴や進捗状況を教師側で把握したり,コメントや課題を出したりすることができることです。先ほど,ドリルパークの進捗状況を確認していたところ,1年生で6時間以上も取り組んでいる子がいました。素晴らしいです。思わず,コメントも送信してしまいました。見てくれたらうれしいですが…。いつ,だれにコメントするか,それは内緒。
また,市教育委員会では,市内小中の子ども達の端末(約2万台だそうです!)を,毎日リモートでチェックしていて,見て欲しくないサイトはブロックしてくれています。安心して使えますね!子ども達が安心して,タブレットを使えるのもたくさんの人のお陰なのです。

(令和3年9月3日)

学習教材のリンク

キャプチャこれまで「掲示板」の方にあった「梅小おすすめ!リンク集」の中から,(私の独断で)特におすすめしたいものを「特におすすめ」というカテゴリーでまとめて表示するようにしました。それに合わせて,大きなくくりとして「学習教材」というコーナーを作りました。
「梅小おすすめ!リンク集」では,これまでもいろいろな学習教材のリンクを紹介してきました。その中から特に厳選して,7~8個のリンクを「特におすすめ」にも載せるようにしました。
今,載せているのは,以下の7個です。

  • 国語,算数プリントのダウンロードサイト
  • 児童用タブレットChromeの「お気に入りブックマーク」について
  • 事例で学ぶNetモラル
  • メンチメーター(Mentimeter)
  • カフート(Kahoot!)
  • フリップグリッド(Flipgrid)-教育用SNS-
  • いばらきオンラインスタディ
なお,この「特におすすめ」は,時々入れ替えがあるかもしれませんので,ご了承ください。
※この図はPC版の画面になります。スマホ版では若干表示が変わります。
(令和3年9月2日)

Meetの通信料について考える

Meetの通信料について,ネットでいろいろ調べてみました。
・音声だけだと,10分で5~6Mb。
ビデオ通話だと,10分で90~100Mb。
1人あたりに必要な帯域幅(通信速度と考えてよいようですが,厳密に言うと違います)
・HD動画の送信に3.2Mbps,受信に1.8Mbps。
・音声だけなら送信に12Kbps,受信に18Kbps。
グループでビデオ会議する時は,送信に3.2Mbps,受信に3.2Mbps。(これだと,通信制限がかかって低速度になると,全くつながらないということになりますね。)
が,それぞれ必要なようです。この情報から計算すると,まるまる45分間Meetでビデオ通話すると,450Mbくらいはどーん!と行ってしまうのですね。ということは,朝の会から始まって4時間まるまるフルにビデオ通話で双方向の授業をすると,少なくとも約1800Mb。つまり,約2ギガバイト・・・!!
これはかなりのご負担を,各ご家庭にはおかけしてしまうことになります。(今更かもしれませんが)オンライン授業の在り方も,工夫していかないとなりません。先生方と知恵を出し合ってうまい解決策を考えていきたいと思います。ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。

この記事は,以下のサイトを参考にしました。
・Google Meetを1時間使った場合のデータ通信量
https://note.pocketwifi.me/archives/2325
・【検証】Google Meetのデータ通信量と1GBまでの目安。他のビデオ通話アプリとの比較
https://net-torisetsu.jp/googlemeet-traffic/

(令和3年9月1日)

ログイントラブルさえも「学び」の場

今朝は,タブレット端末へのログインに不具合が生じてしまいました。大変申し訳ありませんでした。これは,水戸市内全域で起きた現象のようです。何事も始めはトラブルがつきものです。これにどう対応していくのかも「学び」の機会と捉えると,トラブルさえも価値があると思います。「困ったなぁ」と思考停止せずに,何とか工夫したり努力したりしてみると案外良い結果を生むものです。オンライン授業は始まったばかりです。今後も色々なトラブルに見舞われることもある(私たちも同様です)かと思いますが,一緒に力を合わせて教育の大激動期を乗り切りましょう!たくさんの経験値を積み上げて,よりよいオンライン授業を進めて行きたいと思います。
ログイントラブルの解消法については,お知らせでも紹介しています。ぜひ,ご確認ください。

(令和3年9月1日)

「がっきゅうからのお知らせ」をご覧ください

ボタン01本校のHPに見慣れないボタンが設置されていることに気がついた人はいるでしょうか。左の図の赤丸で囲まれた部分にある,「がっきゅうからのお知らせ」というボタンです。
※PC版の方では,見やすさを考えて,あえて「がっきゅうから(の)お知らせ」としています。内容には変わりありません。
※公開できるようになりました!(※8月31日追記)
それに合わせて,スマホ版の方のレイアウトを分かりやすく修正しました。一番トップの「学習教材のリンク集」では,以前からも掲載されていた水戸市総合教育研究所提供のものも,「梅小おすすめ!リンク集」と並列に並べました。これで,たくさんの学習サイトにアクセするすることが簡単になると思います。
※PC版では水戸市総合教育研究所提供のものは「学習支援Webコンテンツ」というボタンから進むことができます。内容は,スマホ版と同じです。
梅小HPは,梅症に関わる人たち(保護者の皆様,地域の皆様,子どもたち,教職員)の入り口,ポータルサイトを目指して運営していきます。

(令和3年8月31日)

オンライン朝の会,第1回目終了!

オンライン朝の会は,思った以上にうまく行ったように思います。「子ども達の様子を見ていると,もっと話をしたかったようです」と担任の先生から聞きました。子どもたち同士での会話ができるともっと良かったのかとも思いました。
先生方からはいろいろなアイデアが出てきます。次は来週になりますが,きっと楽しい「オンライン朝の会」になることでしょう。
保護者の皆様には,振り返りアンケートもお願いしています。お手数をおかけしますがよろしくお願いします。
午後の職員室は,オンライン授業をどうするか,という話題で持ちきりでした。きっと面白い授業を考えてくれると思います。私もとても楽しみにしています。

(令和3年8月27日)

この時のために

キャプチャいよいよ明日から,オンライン朝の会・学習が始まります。
本来なら,明日は始業式でした。各教室には子ども達の元気な声が溢れるはずでしたが,この状況下では残念ですが仕方ないことだと思います。27,30,31日は,オンライン朝の会の後の学習は,基本的に「自学」になると思います。「自学で何をしたら良いか分からない」と言う人も出てくるかと思い,ちょっと前からコツコツと「梅小おすすめ!リンク集」を整備してきました。これは,今のこの時のためだったのです。
もちろん,タブレットに標準で用意されているドリルパークなどを活用する児童もいるでしょう。それでも良いと思います。が,より多くのネタを用意したかったので,EdTech導入補助金を活用して,AIドリル「キュビナ」と「すららドリル」を提供できるよう働きかけて来ました。先日,「すららドリル」事務局から経産省の承認が下りたとの連絡が,やっと入りました。これで,「キュビナ」と「すららドリル」のアカウントを,分散登校の機会にお渡しできることになりました。
私たちは,この時のために準備をしてきました。新型コロナには絶対負けません!しっかりと学習機会を保障していきます。ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。

(令和3年8月26日)

いつから勉強が嫌いになる?

「勉強」が嫌いな子ども達は,いつから嫌いになっているのでしょう。生まれた時からでしょうか。そんなことはありませんよね。生まれたばかりの子どもは,初めて聞いたり見たりするものばかりですから,「なんだ,これは?」「知りたい!」という気持ちでいっぱいのはずです。この場合,「勉強」というよりは,「学習」の方がいいでしょう。人間というものは,そもそも,「学習」したがる存在だと,私は思います。
さて,「勉強」という言葉は,「勉(つと)めることを強(し)いる」ということです。どうも,強制的な意味合いが強いです。「勉強」が,強制されるものであれば,面白くないのは当たり前のような気がします。これは,以下のような言葉遊びをするとイメージが湧くと思います。
・学習ーーーーー勉強
・家庭学習ーーー家庭勉強
・自主学習ーーー自主勉強
・受験学習ーーー受験勉強
私としては,「学習」の方が主体的な感じがします。皆さんはいかがでしょうか。
そこで,こう考えてみます。主体的だった「学習」が,いつから強いられるようになり,やらされ感満載の「勉強」になったのか
これを紐解いていく必要があるのではないかと,思うのです。

(令和3年8月25日)

マイクロビットは,つながります

IMG_2013先ほど,私物のマイクロビットを児童用タブレットにつないでみました。プログラムを組むのは,マイクロソフトメイクコードというサイト↓でやります。
https://makecode.microbit.org/#
USBケーブルでタブレットとマイクロビットを接続し,作ったプログラムをマイクロビットにダウンロードすると,ちゃんと動いてくれました。この写真では,
「ずっと」→「ハートのアイコンを表示する」
という簡単なプログラムを動かしました。マイクロビットのLEDが光っているのが分かるでしょうか。自分が組んだプログラムが現実のものになるのはとても楽しいものです。マイクロビット本体がなくても,画面上でシミュレーションが出来ます。写真の左奥にその様子が見えると思います。プログラミング教材として,マイクロビットは非常に素晴らしいものだと思います。興味のある方はぜひ調べてください。

(令和3年8月24日)

タイピング練習をぜひ

「お知らせ」コーナーでもお知らせしたように,児童用タブレットの「お気に入りブックマーク」に,いくつかサイトを登録しています。
児童用タブレットのChromeに「お気に入りブックマーク」を追加!(←このページです)
この中に,タイピング練習が3つ登録されています。どれを使っても良いので,子ども達にはタイピングの練習をしてもらいたいと思っています。タイピングのスキルは一生ものです。ピアノと同じで,最初に間違った運指を覚えてしまうと,その癖は中々直せません。学校では十分な時間を取って練習ができませんので,ご家庭で協力していただければありがたいと思います。
私は,大学時代,タイプライターが欲しくてたまりませんでした。タイプライターと言えば,もちろんオリベッティ。大学のゼミ室にたまたまあったので,(すでに当時も使っている人がいなかったので)独り占めしてました。あの,ガチャガチャ,チーン,シャッ!いう感じが心地よかったのです。で,帰宅すると名機PC-8001mkIIでBASICのプログラムを打ち込んでは,ゲームをしてました。PCで日本語を扱うようになるのは,しばらく後です。当時のPCには漢字を扱うだけの能力がなかったのです。そんな時代です。そんなわけで,私は英文字入力を先に覚えたので,かな入力はまったく分からないのでした。
ルロイ・アンダーソンの「タイプライター」という曲も有名ですね。ぜひ,聴いてみてください。

(令和3年8月24日)

27,30,31日のオンライン授業に向けて

緊急事態宣言を受けて,27,30,31の3日間はオンライン授業の準備(練習)期間となりました。各ご家庭には,多大なるご負担をおかけしております。大変申し訳ありません。今回のオンライン授業は,9月1日以降も登校が難しくなった場合に備えての,練習の意味合いが強いです。学校と各家庭がつながることを確認するためにオンライン朝の会を開きますが,双方向でのオンライン授業までは想定しておりません。オンライン朝の会の後は,各自でドリルパークなどに取り組んでもらうようになります。オンラインでどこまでできるのか,どんなことができるのか,をしっかりと考えていきたいと思います。
オンライン講座には,gacco(ガッコ)というサービス↓もあります。
https://gacco.org/index.html
これは,日本版MOOCを目指しているとのことで,無料で沢山の興味深い学びが提供されています。私もいくつか学ばせてもらいましたが,とても良かったです。ぜひ,ご覧ください。

(令和3年8月23日)

学校再開を見据えて

マチコミメールやHPでもお知らせしたように,8月27,30,31日は臨時休業となりました。そして,9月1日に始業式を迎えます。
そこで,改めて感染対策を徹底したいと思います。第5波は,子どもから親への感染が増加すると言われています。学校でできる感染対策を見直し,しっかりと予防させたいと思っています。子ども達の意識の向上も必要です。そのためにも,ぜひご家庭でも話題にしていただきたいと思います。
感染拡大に歯止めがかからなければ,9月1日からの2学期も危ういかも知れません。タブレット端末を使ってのオンライン授業にも取り組まなくてはならないでしょう。27日からの臨時休業では,オンライン授業の練習もしていきます。何かとご不便をおかけしてしまうと思います。ご理解ご協力の程,よろしくお願いいたします。
また,お約束したとおり,こちらからもオンライン授業等に関する情報はできるだけ公開するようにしています。これからも学校HPを注視していただければ幸いです。新型コロナに負けず,これを乗り越えて「新しい教育の形」を皆さんと作っていきたいと思います。

(令和3年8月20日)

夏休みも残り一週間

と,なりました。
が,国の緊急事態宣言が8月20日から9月17日まで発出されたので,今後の動きには注視していただきたいところです。


国からの緊急事態宣言の発令等について(8月18日更新)
https://www.city.mito.lg.jp/001245/hokenjo/kansensyou/p023005.html
さて,夏休み明けは「子どもの自殺が増える」という統計結果があります。
「18歳以下の日別自殺者数(平成27年版自殺対策白書(抄))」(※PDFが開きます)
そこで,学校HPのリンク集で,「子どものSOSの相談窓口(文部科学省)」を紹介しました。ご家庭でもぜひ話題にしていただきたいと思います。大切な命を失わせることがあってはなりません。
ご協力よろしくお願いいたします。

 

(令和3年8月19日)

緊急事態宣言発令

茨城県にも,国の緊急事態宣言が発令されました。
https://www.pref.ibaraki.jp/1saigai/2019-ncov/210817_yousei.html
学校としても,子ども達が安心して学校に登校してくれるよう,先生方の叡智を結集して対応していきたいと思います。保護者の皆様,地域の皆様のご協力もお願いすることになると思います。よろしくお願いします。
さて,私が「自学」にこだわっているのは,「自学」を通して主体性や意欲を育てていきたいと思っているからです。現代社会は変化しています。新型コロナの猛威,豪雨,洪水…などなど,非常に沢山の解決すべき社会の課題が存在します。経験則では解決できないものもいっぱいあります。つまり,「正解がない」とも言えます。だからこそ,正解を教えてくれるのを待つのではなく,主体的に探究し正解を求めようとする意欲ある人財を育成する必要があります。
茨城県の学校教育指導方針には,こんな図が載っています。
キャプチャ
この図は,令和3年度学校教育指導方針「新しい時代における子どもたちの学びのスタイル、学びの姿」より引用しています。
https://www.edu.pref.ibaraki.jp/board/gakkou/all/policy.html
茨城県として「育てたい人財」を,私もなぞっているわけです。小学校で「起業家精神」を身に付けるには,アントレプレナー教育かなと思います。これからの課題と思います。

(令和3年8月18日)

空を流れる川

ここのところの豪雨,非常に心配です。この原因として「大気の川」という説があるそうです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b3e1d8e5d7ebc3bd2df71fa1d3890b1150f7e1b
これを研究しているのは筑波大学の釜江先生ということなので,ちょっとHPを見に行ってみると…,
https://researchmap.jp/blogs/blog_entries/view/80103/8d36716800860a2310dc42f95bda4f3f?frame_id=821425
ありました。4年前の研究成果のようです。ずーっと読んでいくと,最後の方にとっても気になることが書いてありました。
一部引用します。

温暖化が進行すると、世界的に見て、atmospheric riverのサイズが巨大化し、頻度が増加する可能性が指摘されています。
(※太字は,私によるもの)

え!
でしょ。さらに,「誰が指摘しているんだろ」とリンクを辿っていくと…
https://news.agu.org/press-release/climate-change-may-lead-to-bigger-atmospheric-rivers/
英語でした。重要な論文は英語で書かれることが多いです。やっぱり英語は必要ですね。
それはさておき,この豪雨の一因が「温暖化」にあるのは間違いないようです。コロナにしても,温暖化にしても,今必要なのは,「私たちが当事者としてしっかりと考えていくことではないか」と感じています。

まずは,自分が住んでいるところのハザードマップを確認するところから始めるのはどうでしょうか。本校HPの「お知らせ」では,水戸市ハザードマップを紹介しています。参考の上,ぜひ,ご家庭で話題にしてください。日頃からの対策が重要だと思います。

(令和3年8月14日)

TensorFlow

ネットで見たのですが,今や,クリーニング店の受付業務でAIを利用している店長さんがいるようです。クリーニング店の受付では,様々な種類の衣類が持ち込まれます。受付の人がそれを一つ一つ目で確認して仕分けするのですが,それは非常に大変なのだそうです。それをAIによって,持ち込んだ衣類をカメラで認識して,自動で仕分けするシステムを作ったということです。そこで利用されたのが,AIの機械学習。今回の表題にあるTensorFlow(テンソルフロー)とは,グーグルが開発した機械学習のモジュールの名前です。オープンソースなので誰でも使えます。つまり,今の時代,誰でもAIを利用することができるわけです。
回りを見回すと,エクセルを使って仕事を楽にしている人はたくさんいます。エクセルは現代人に必須ともいえるかも知れません。
そして,近い将来,AIを使って仕事を楽にしようとする人がでてくるのは間違いありません。そう,エクセルを使って計算を楽にしたように…。
そんな中,私たち教員は何ができるでしょうか。
AIをブラックボックスとして捉えるのではなく,私たち自身が(エクセルの関数が理解できる程度という意味くらいには)AIを理解し,その良さや欠点を子どもたちに教えていく必要があるのではないでしょうか。世の中ではプログラミング教育が始まったばかりですが,AI教育も始めなければならないと思っています。

「ゲームで遊ぶ人になるのではなく,ゲームを作る人になれ!」とよく言います。
「プログラミングされたものを無自覚に使うのではなく,プログラミングする人になれ!」とも言います。
これからは,こうも言うようになるでしょう。
「AIに使われるのではなく,AIを使う人になれ!」と。

元々は,ゲームもプログラムもAIも誰かが作ったものに過ぎません。これを使っているだけでは受け身です。
プログラミング教育もAI教育も,そのねらいは,主体的に生きる子どもたちを育成することだと思います。

(令和3年8月13日)

一斉授業

皆さんは「一斉授業」と聞くと,どのようなイメージがあるでしょうか。
教師が一方的に黒板で説明して,何人かの児童に答えさせて,分からない人がいても置いてきぼり…というイメージがあるかも知れません。あるいは,大学の大きな階段教室を思い出す人もいるかも知れません。
さて,GIGAスクール構想では「1人1台タブレット」が整備されました。このタブレットは,「個別最適な学び(AIドリルなど)」には最適なツールです。算数などで,分からないことがあったら前の単元に戻ったり,苦手なところだけ集中して学習できるようになります。一斉授業ではありがちな,分からない恥ずかしさや質問しにくい雰囲気は,そこにはありません。回りの人を気にせず,比較されず,自分なりに学習を進めることが可能になるはずです。
では,一斉授業は今後なくなっていくのでしょうか?
私は「なくなることはない」と思います。その鍵は,GIGAスクール構想のもう一つの整備品,大型モニターの存在です。
本校でも実践している(ブログを参照のこと)ように,家庭科の運針の動画を皆で視聴したり,オクリンクを使って皆でプレゼンし合ったりすることは,皆が教室という同一の空間にいるからこそできることだと思います。モニターを視聴している子どもたちのリアルな反応が,学びにつながります。一斉授業は形を変えながら,効果的に学習する環境として残るでしょう。そして,このような一斉学習は,協働的な学びそのものです。

ここで,文部科学省のサイトから,ちょっと引用します。

令和3年答申では、目指すべき新しい時代の学校教育の姿として「全ての子どもたちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現」が提言されました。

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/senseiouen/mext_01490.html#a01

と,いうふうに書かれています。キーワードが出てきました!そのまんまです。本校(水戸市)の取り組みも,方向性として,まったく間違っていないということです。一斉授業を含めた授業改善に今後とも取り組んでいきます。

(令和3年8月12日)

日本10位の衝撃

読売新聞オンラインで,こんな記事が紹介されていました。詳しくは読んでいただくとして…,
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20210810-OYT1T50138/
簡単に言うと,自然科学系の論文数で,日本は世界第10位に下がったということです。第1位はアメリカを抜いて中国。
具体的な数でいうと,中国が4万219本で、米国の3万7124本を上回り,日本は3787本の10位…。桁が違います。去年9位だった日本は,インドに抜かれました。もしかすると,今後,諸外国にどんどん抜かれてしまうかも知れません。
これは,ほっておいてはいられません。どこかで,日本の舵を回す必要があると思います。それは,いつ?
「今でしょ!」
舵を回すのは誰か?
「私たち,教師です!」(このブログを読んでいるあなたです)
私は,「教育の力で,日本の未来はいくらでもよくできる」と思っています。ただ,これまでの教育を続けているだけではダメだと思います。さらに言えば,教師の役割も変えていく必要があります。「教師の知識を与えていればそれで良かった時代」は,過去のことです。世の中の知識は,教師の頭にはもう入り切りません。教師以上に物知りの子どもたちはいくらでもいます。なんでもインターネットで調べられる時代,情報や知識は日々進化します。ネットネイティブの子どもたちが,教科書以上に詳しく深く理解していても,なんら不思議ではないと思います。教師が生きてきた時代と,子どもたちが生きている時代は違うのです。
これからの教師は,自分の知識を与えるのではなく,子どもたちの学びをサポートする方向に進んでいくのは間違いないと思います。ティーチャーとしての教師から,ファシリテーター,コーディネーター,サポーターとしての教師です。これからの教師が職人芸として身につけるべきなのは,教える内容・方法ではなく,「意欲づけ・学びの方法」です。
私は,子どもたちが笑顔でいられる教育を進めたい,と強く思います。
自分の個性を生かしながら,自分なりのペースで,興味関心のあることを追究できる環境を整えること(個別に最適化した学習)が大切と思います。これは簡単にできることではありませんが,GIGAスクール構想の元で進めることは十分可能です。私が進めている「自学」も,ここから生まれた発想です。県内でも「自学」を進めている学校が出てきています。間違いなく時代は動いています。
そして,教師に求められるのは,「学びの面白さを伝えること」だとも思います。また,今の学習が将来どこにつながっていくのか,を丁寧に示すことも必要です。教師が学びを楽しむ姿を,子どもたちにも見てもらいたい。教師が日々の業務に追われ余裕のない状況では,学びを楽しむまでは中々たどり着かない可能性もあります。そこで,その解決策の1つとして,毎週金曜日を5時間授業としました。その趣旨をご理解いただければありがたいです。
ちなみに,今,私が「学び」を楽しんでいるのは,プログラミングと電子工作です。いつかはAIを理解したいので,高校の数学Iの問題集を買ってやり直しています。いつになることやら…(笑)。まだまだ,やりたいことがいっぱいあるんです。

(令和3年8月11日)

今日は暑くなりそうで…

昨日は強風の一日でした。今日はかなり暑くなるという予報が出ています。最近暑い日が多いのですが,果たして100年前はどうだったのだろう?と疑問を持ちました。気象庁のサイトには,過去の気象データ検索というサービスがあるので,ちょっと調べてみました。
キャプチャ
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/daily_s1.php?prec_no=40&block_no=47629&year=1921&month=08&day=&view=
何なに…。100年前の1921年(大正10年)8月10日の水戸の最高気温は,34.2度!
100年前だと,これはかなり暑かったでしょうね!エアコンもなかったでしょうし。
水分をたっぷりとって涼しいところにいるのがベストです。熱中症に気を付けましょう。
ちなみにこのサイトでは,色々なデータで遊ぶことが出来そうです。数値データをグラフ化してみても面白いですね。
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php気象庁|過去の気象データ検索

(令和3年8月10日)

中高生が思い描く将来についての意識調査2021

ソニー生命による調査報告がアップされています。

https://www.sonylife.co.jp/company/news/2021/nr_210729.html#sec8
この中にいろいろな調査結果があるので,興味のある方はじっくり見ていただくとして…,
この中に「中学生が将来なりたい職業ランキング」がありました。この図↓
15
(※この図は,ソニー生命のサイトから転載しています)
もうこの段階で,私が知らない職業も入ってます。「ゲーム実況者」がこんなに人気があるなんて知りませんでした。「教師・教員」は男子で9位,「保育士・幼稚園教諭」は女子で7位です。未だにユーチューバ―は人気があるんですね!
(令和3年8月6日)

Windows 365 Cloud PC

先日,マイクロソフトが「Windows 365 Cloud PC」というサービスを開始しました。これはネット上ではかなり衝撃だったのですが,ご存知でしょうか。実は,このサービスは法人向けではあるものの,「Windowsで使っているアプリやコンテンツを,クラウドからどの端末でも使用できるようになる」というものです。
簡単に言うと,iPadでWindowsが動くということです。(実際は,仮想デスクトップでウインドウズが動く,ということ)例えるなら,Chromebookのアプリがクラウド上にあるようなものです。
これによって,iPadを使いながらWindowsのアプリを使うことができるようになります。ただ,法人向けということなので,まだ費用がかなり高いです。月額3千円程度するようです。高価ですが,それでもメリットは多い,と考える企業は多いはずです。iPad陣営としては大打撃かも知れません。
これまでの開発競争,技術革新からすると,この価格もどんどん下がるのではないかと思います。
今でもiPad用のワードやエクセルはありますが,このサービスでは,Windows用のワードやエクセルが動きます。ちょっと前までは,こんなことができるようになるなんて思いもしませんでした。時代はやっぱり動いているのですね。このような時代を生きる子ども達に,何を身に付けてもらえればよいのでしょう。「正解のある問題に着実に応える力」でしょうか,「正解のない問題にも果敢に挑戦する力」でしょうか。二項対立ではなく,それを包括することができれば良いのかも知れません。時代の変化に対応しつつ,しっかりと考えていきたいと思います。
※参考サイトhttps://www.microsoft.com/ja-jp/windows-365

(令和3年8月4日)

新型コロナウイルス感染症が地域経済に与える影響の可視化

「新型コロナウイルス感染症が地域経済に与える影響の可視化」を目指して,内閣府が「V-RESAS」というサイトを作っています。
https://v-resas.go.jp/
サイトから一部引用すると,このような説明が書かれています。

V-RESASは、新型コロナウイルス感染症 [COVID-19] が、地域経済に与える影響の把握及び地域再活性化施策の検討におけるデータの活用を目的とした見える化を行っているサイトです。地方創生の様々な取組を情報面から支援するために、内閣府地方創生推進室と内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局が提供しています。(サイトより引用)

また,新型コロナウイルス感染症が収束したときに,地域経済を再活性化するために使える情報を提供する,とも謳っています。少なくとも,日本の政府はコロナ収束後のことを考えているわけです。私たちもその時のために,しっかり備えなくてはなりません。今できるのは,確実な感染予防対策です。
このサイトでは,各都道府県ごとのデータもグラフ化(可視化)しています。「水戸駅の滞在人口の推定居住地」というデータを見ると,水戸駅に,水戸市内の人が集まっている週と茨城県内の人が集まっている週がなんとなく逆の関係にあることが分かります。不思議です。興味のある方は,あとで見てください。
年間を通して水戸市内の人と茨城県内の人が同時に多くなっている週が,一回だけあります。いつだと思いますか?
それは,1月の第1週なんですね。初詣とか初売りが関係しているのかも知れません。
ただその週は,県外からの人は逆に減っています。県をまたいでまで,正月に水戸駅には来なかった,ということでしょうか。県外から水戸駅に来た人のピークは,実は12月の第4週でした。クリスマスの時期です。クリスマスの時期に県外から水戸駅に来る人が多いのは,どんな理由があったのでしょうか。面白いですね。
参考までに,ダウンロードした画像を掲載します。
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(令和3年8月2日)

富嶽のOSって何?

今現在,世界一のスーパーコンピュータは「富嶽」です。
https://www.top500.org/statistics/sublist/
この「富嶽」ですが,OSに何を使っているかご存知でしょうか。ノートパソコンでは一般的な,ウィンドウズやマックOSではありません。「富嶽」のOSはリナックス(Linux)です。あまり知られていないのですが,世界トップ500のスーパーコンピュータはすべてリナックスで動いています。
1人1台端末のクロームブックは,クロムOSで動いています。このクロムOSもリナックスの仲間です。言ってみれば,子どもたちは知らないうちにリナックスを使っている,ということになると思います。
私は仕事ではウインドウズを使っています(自宅ではリナックス使いです)が,ウインドウズが何か,ということを考えながら仕事をしているわけではありません。そこにすでにあるもの,として使っています。残念だなぁと思うのは,このOSは日本が開発したものではない,ということです。かつては,国産OSを目指してBTRON(ビートロン)が開発されていたこともありましたが,思うような結果になりませんでした。BTRONを一般向けに展開した「超漢字OS」というものもかつてはありました。もう20年位前,実際に使ったことがありますが,これは本当に素晴らしいOSでした!このOSは独特のアイデアに満ちたもので,ウインドウズとは違う操作感がありました。初めてマックを使った時以上の衝撃だったと思います。ただ,この「超漢字」はあまりにも利用者数が少なすぎました。
今,国産の技術力が諸外国に押されている気がしてなりません。そんな中,「富嶽」の世界一は誇らしい!と思います。

私は真剣に考えています。
国産の技術力を向上させるためには,「教育」が一番,だと。
その「教育」は,「知識を蓄えて,答えのある問いに答えるスキル」を身につけるものから「今持っている知識を応用して,答えのない問いに答えるスキル」を身につけていくものに転換していく必要があると思います。例えば「フェルミ推定」のような問題に答えるスキルです。
与えられた知識だけを蓄えていけば大丈夫,という時代から,自ら得た知識や体験を応用する力が問われる時代になってきていると思います。
だから,私は「自学」にこだわりたいのです。

(令和3年8月1日)

2030年代に実現したい未来の姿

(昨日書いた文章ですが,中々興味深い内容なので,改めて投稿することにしました。)
平成30年4月には,総務省の「情報通信審議会 IoT新時代の未来づくり検討委員会」が,中間とりまとめで「未来をつかむTECH戦略」というものを提案しています。そこには「2030年代に実現したい未来の姿」ということで,次のように書かかれています。イラストは全て,上記の中間とりまとめの資料から引用しています。
000548068-4
〇人づくり「I:インクルーシブ」
・職場スイッチ
・パノラマ教室
・お節介ロボット
・健康100年ボディ
・あらゆる翻訳
000548068-5
〇地域づくり「C:コネクテッド」
・どこでも手続き
・いつでもドクター
・時空メガネ
・あちこち電力
・クルマヒコーキ
000548068-6
〇産業づくり「T:トランスフォーム」
・らくらくマネー
・えらべる配達
・三つ星マシン
・全自動農村
・手元にマイ工場
すでに実現しつつあるもの(らくらくマネー,クルマヒコーキ等)もありますが,これからこのようなものが現実のものになるのでしょうか。6年生が成人式を迎える頃,日本はどんな未来を迎えるのか,その方向性を確実なものにするために私たち教職員は力を尽くす必要があると思います。
総務省がこのような考えを持っていたことを,私は知りませんでした。勉強不足でした。興味のある方は,総務省のサイトを覗いてみると面白いと思います。この記事を書くために参考にしたサイトを紹介しておきます。
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02tsushin01_04000517.html

(令和3年7月28日)

台風の進路予想は難しい

台風8号の進路が,茨城から離れました。当初は,今日の午後3時に風雨のピークを迎えるという予想があり,本校では二者面談がありましたので心配でした。が,台風の進路が北にずれました。東北地方が心配ではありますが,まずは安全に二者面談が行えそうで安堵しています。
さて,台風の進路予測は非常に難しいそうです。気象庁では,スーパーコンピュータを導入してかなり予測精度が上がっているようです。
ちょっと面白いサイトを見つけました。

・SCW - 天気予報 / 観測情報
https://supercweather.com/
・台風進路予測とスーパーコンピュータ
https://www.jss.jaxa.jp/computer_engineering/11786/

(令和3年7月27日)

保護者との二者面談が始まりました

本日から,保護者との二者面談が始まりました。今年の通知票「あゆみ」は,所見が簡略化されました。「あゆみ」だけでは,子ども達の様子や担任の思いを十分にお伝えすることはできません。それを補完する形での実施となります。オンラインではなく,対面での実施としたのは,対面だからこそ細かいニュアンスが伝わると思うからです。子ども達が伸びやかに成長して欲しいと願うのは,保護者の皆様も教職員にとっても同じです。同じ歩調であるということの確認も,二者面談ではさせていただけると思います。保護者の皆様にとってはお忙しいところ,貴重な時間を割いて来校していただいております。ご協力に大変感謝しております。
新型コロナウイルス感染者数も,日に日に増加する傾向が続いています。もっと増えてきたら,対面での二者面談はできなくなるかも知れません。その時はオンラインになる可能性も有ります。今から環境を整備していきたいと考えています。


夏休みに入って6日目です。学校からは,子ども達の元気な声が一旦聞こえなくなりました。「元気に過ごしているかな?」と思う毎日です。この「校長室から」を覗いてくれる方が,この夏休み期間中にもいらっしゃいます。アクセス数も7月21日から110を超えました。気にしていただける方がこれだけいると思うと,有り難い限りです。これからも記事をアップしますので,お読みいただければ幸いです。

(令和3年7月26日)

オリンピック開幕!

4連休真っ只中,昨日はオリンピックの開会式がありました。日本らしい開会式でした。選手団の入場曲が流れてきたら,「ドラクエ,キタ~!!」と思わずテレビ画面に向かって吠えてしまいました(笑)日本らしい選曲でした。これは良かったです。
その入場の様子を見ていて改めて思ったのは,世界には色々な人たちがいるんだなぁ,ということです。使っている言語や文化が違う人たちが,一瞬でも同じ場にいるというのは考えてみれば非常に貴重なことです。本来なら,これは教育に生かせるはずだったと思います。新型コロナの影響とはいえ,もったいなく思います。
私が生まれたのは,前回の東京オリンピックの前年でした。当時,カラーでオリンピックを観ようということで,まだ一般的ではなかっただったカラーテレビが飛ぶように売れたと言われています。私の実家でもそうだったようです。テレビが白黒からカラー,これは大きな変化だったと思います。
(令和3年7月24日)

これまでの「校長室から」は,こちら

「校長室からR3.4.1~7.20」

掲載日 令和3年11月14日
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