また、保護者代表謝辞では、第3学年委員長様より、3年間の歩みを振り返りながら、教職員への温かな感謝の言葉を頂戴しました。
生徒一人一人に寄り添い、ともに悩み、ともに喜びながら支えてきた日々へのねぎらいが込められ、会場全体がやさしい空気に包まれました。
令和8年度定期人事異動に伴い、8名の先生とお別れすることになりました。
斎藤崇教頭先生
長谷川響先生
那珂沙南先生
関川晋哉先生
大久保友紀予先生
木下美直先生
マシューマイルズワトソン先生
菅野壽勝先生
先生方は二中に勤務した年月こそそれぞれ違えど、様々な場面、分野で水戸二中の伝統を支え、水戸二中の子ども達を愛し、よりよい学校づくりのために日々ご尽力くださいました。
離任式当日は、あいにくの天気でしたが、卒業生も含め多くの生徒が参加し、先生方の最後のお話に耳を傾けていました。
寂しい気持ちは拭いきれませんが、先生方のますますのご活躍を期待しています。本当にありがとうございました。
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さて、今回の定期人事移動に伴いまして、本ブログの主も水戸二中を去ることになってしまいました。
これからも皆様に楽しんでいただけるブログとなるように努めてまいりますが、以前のような更新頻度やクオリティは保てないかもしれません(涙)。なにとぞ、ご理解ください。
【別れも始まりも、花が見守っている】
本校の桜が、満開の見ごろを迎えました。
校内を歩くと、ふと視界が明るくなるような桜色。
足を止めて見上げる生徒の横顔や、会話の合間に花を眺める姿が、春らしい時間をつくっています。



そして桜だけではありません。
花壇にはパンジーが色とりどりに咲き、チューリップもすっと背筋を伸ばすように、美しい花を開いています。
通り道の景色が少し華やぐだけで、気持ちがふっと軽くなる。
草花には、そんな力があるのだと感じます。



春は、出会いの季節であり、別れの季節でもあります。
修了式、離任式、入学式――人の心が大きく動く場面が続くこの時期、第二中学校の草花が、静かに、けれど確かにその瞬間を盛り上げてくれています。
主役はもちろん生徒たち。
でも、その舞台を整えるように、校内の草花がそっと寄り添ってくれているようです。


花は、言葉は発することがありません。
けれど、咲いているだけで「大丈夫」「また始まるよ」と背中を押してくれる気がします。
満開の桜と、パンジー、チューリップ、その他多くの草花たち。
二中の春は今、いちばん美しい季節を迎えています。
【笑顔で、春休みへ】
修了式の日、たくさんの笑顔を生徒たちが見せてくれました。
一年(あるいはこの学期)を走り切ったあとにふっと緩む表情、友だちと目が合ってこぼれる笑い声。
その一つひとつが、「学校の主役はやはり生徒なんだ」と改めて感じさせてくれる時間でした。
「撮ってくださーい」
「ねぇ、せっかくだから、一緒に写ろう」
気取らず、飾らず、自然に声をかけ合う姿がとても二中らしくて、こちらまで嬉しくなります。






























写真に写るのは、ただの“記念”ではありません。
そこには、一緒に過ごした日々の積み重ねや、頑張ったことへの小さな誇り、そして「また次も頑張ろう」と思える安心感が映っているように感じます。
何気ない一枚の中に、その生徒の、その学級の、その学年の物語がちゃんとあります。
こうして生徒たちは、春休みに入っていきました。
しっかり休んで、心と体を整えて、新しい学年へ。
春のスタートラインに立つ皆さんの顔が、また学校で見られる日を楽しみにしています。
※ブログの更新が遅くなりまして、大変申し訳ありませんでした。
【廊下に並ぶのは、考えた跡】
今年度の1年生の大きな取組の一つに、「ダイレクター会議」がありました。
学年の中から役割を担う生徒が集まり、学年全体をよりよくしていくために、考え、動き、振り返る。
1年生にとっては、まさに“自分たちの学年を自分たちで育てていく”挑戦の場になりました。

ダイレクター会議には、学習課と生活課があります。
定期的に会議を開き、その時々の学年の様子を確かめながら、取組を進めていきます。
「今、廊下の雰囲気はどうだろう」
「提出物が整うと、授業のスタートが変わるかもしれない」
そんな小さな気づきを持ち寄り、学年の“今”に合わせて課題を見つけ、次の一手を考えていきました。
現在、廊下には、ダイレクター会議を中心とする組織図と、生活課・学習課それぞれの活動報告書が展示されています。
足を止めて見ると、そこには「できた・できない」だけで終わらない、1年生の思考の跡が残っています。



現状や実態を踏まえて課題を設定し、取組を行い、結果を振り返って次につなげる。言い換えれば、PDCAサイクルに乗せて活動してきた“成長の記録”です。
もちろん、最初からうまくいったことばかりではありません。
思ったように伝わらなかったり、行動が続かなかったり、改善が必要な場面もあったはずです。
それでも、そこで立ち止まらず、「次はこうしてみよう」と言葉にして、学年のためにもう一度動き出す。そんな姿が、この一年を通して見られました。
自分たちの生活をよりよくする――それは、誰かに整えてもらうのではなく、自分たちで整えていくこと。
1年生の廊下に並ぶ掲示物は、学年の成長と、これからの伸びしろを静かに語ってくれています。
【担任と生徒の関係性が見える黒板学級の締めくくりの時間】
修了式の日は、「学級を解散する日」でもあります。
教室で過ごしてきた時間がいったん区切られ、同じ席で笑ったり悩んだりしてきた仲間と、ひと区切りの別れを迎える日です。
だからこそ、その最後の時間を担任がどんな言葉で迎えるのか、どんな空気で締めくくるのかは、実はとても大きな意味を持っています。
担任はこの日に向けて、何を伝えたいのか、どんな言葉なら生徒の心に届くのかを考え続けています。
その思いがいちばん表れるのが、教室の黒板です。
生徒に向けたメッセージが書かれていたり、これまでの日々を振り返る言葉が並んでいたり。
中には、生徒自身に「学級の最終日を迎えて今思うこと」を一斉に書かせ、教室いっぱいに言葉を咲かせているクラスもあります。
そこには、その学級らしい表情がそのまま映ります。
今回、その“黒板の景色”をカメラに収めてみました。







どの黒板にも共通していたのは、担任のまっすぐな思いです。
叱ることも、励ますことも、時には迷うこともあった一年(あるいは学期)だったはずです。
それでも担任は、自分の学級の生徒のために、熱い思いをもって担任としての役目を果たしてきました。






そして、生徒もまた、その思いを受け取りながら日々を重ねてきました。
担任と生徒の関係性が垣間見える黒板は、決して派手ではありませんが、見ているこちらの心が温かくなる仕上がりになります。
教室の黒板は、最後の挨拶のあとも、しばらくその学級の温度を残しています。
それぞれの学級が、それぞれの言葉で締めくくった修了式の日。
次の一歩へ向かう生徒たちの背中を、静かに押してくれる景色でした。
【廊下で受け取る、少しだけ大切な時間】
終業式のあと、生徒たちの関心事といえば――今も昔も変わらず「通信票(通称:あゆみ)」の返却ではないでしょうか。
手元に渡される瞬間まで、やっぱり少しドキドキする。そんな空気が、廊下にふわっと流れます。
けれど実は、この時間に緊張しているのは生徒だけではありません。
私たち教員も、評価する立場である以上、「この結果を生徒がどう受け止めるのか」「次につながる声かけができているか」をとても大切にしています。
数字や言葉で区切って終わりではなく、その先の一歩につなげるための時間にしたい――そんな思いがあります。


あゆみの返却は、廊下で行うのが二中スタイル。
順番に廊下へ出てきて、担任から手渡しで受け取ります。
そこから始まるのは、ほんの数分の小さな面談です。
「今学期、頑張ったことは何だった?」
「前よりできるようになったこと、増えたよね」
そんな言葉のやりとりを重ねながら、一緒に学期を振り返ります。


生徒の表情が少し和らいでいく瞬間が、廊下にはいくつもありました。
もちろん、課題が残った生徒もいます。
学習や生活面でうまくいかなかったところは、次に進むために共有します。


話をする中で「どこが難しかったのか」「何から変えていくのか」を整理し、次の学期に向けた目標を一緒に定めることもあります。
通信票は、過去を責める紙ではなく、未来を描くための地図。
今学期を振り返り、来年度に向けてどうしていけばよいかを考える――二中の廊下で交わされる対話は、そんな未来志向の時間になっています。
※ブログの更新が遅くなりまして、大変申し訳ありませんでした。
【机と一緒に、次の春へ】
修了式が終わったあと、生徒たちは机の移動を行いました。
この作業、ひと言で「机を運ぶ」と言ってしまえば簡単そうに聞こえますが、実際にやってみると、その大変さがよく分かります。
本校の机と椅子は、基本的に“持ち上がり”の仕組みです。
入学時に決めた自分の机と椅子を、3年間大切に使っていきます。
だからこそ、年度が変わるこの時期は、自分の机と一緒に次の学年のフロアへ移動することになります。




1年生は2年生のフロアへ。
2年生は3年生のフロアへ。
自分の机と椅子を運ぶ、それぞれの「次の場所」への引っ越しです。





もちろん、全学年が同時に動くと廊下でぶつかってしまいます。
そこでタイミングをずらしながら、流れをつくって進めていきます。
さらに、3階の3年生フロアに残っている卒業生の机を、1階へ下ろす作業もあります。





机を抱えて階段を上り下りすると、足元が見えにくかったり、角が階段に当たってしまったりと、想像以上に気を遣う場面が続きます。
それでも本校の生徒たちは、文句を言うどころか、どこかワイワイと楽しそうに動いていました。
重そうにしている仲間がいれば、自然に手が伸びる。椅子を一緒に持ってあげたり、机の向きを直してあげたり。
「大丈夫?」の声があちこちから聞こえてくるような、そんな時間でした。見ていて、なんだか温かいなと感じました。
こうして、新1年生を迎え入れる準備が少しずつ整っていきます。





新1年生の皆さん、皆さんが歩く廊下や教室は、先輩たちの手で丁寧に整えられています。心からお待ちしています。
※ブログの更新が遅くなりまして、申し訳ありませんでした。
【4分に詰め込んだ、毎日の音】
3月25日、東京都練馬区の武蔵野音楽大学ブラームスホール。
春の光が差し込む会場で、全国から選ばれた中学生・高校生が“たった4分”の独奏に、これまでの時間を凝縮させて臨む舞台がありました。
「第30回全日本中学生・高校生管打楽器ソロコンテスト」(公益社団法人日本吹奏楽指導者協会主催)。
中学生部門には28名が出場し、本校2年の鈴木寧々さん(クラリネット)が第1位、そして文部科学大臣賞を受賞しました。

独奏は、華やかさよりも“素の実力”が問われます。
音の輪郭、息の流れ、指先の迷いのなさ。
さらに言えば、舞台に立った瞬間から、聴く人の心を引き寄せる「音の物語」を自分ひとりで紡がなければなりません。
寧々さんは、その難しさを真正面から受け止め、日々の積み重ねで自分の音を磨き続けてきました。
このコンテストは1997年に「全日本ジュニア管打楽器ソロコンテスト」として始まり、各地のJBA部会予選と全国9支部の予選を勝ち抜いた中学生・高校生が全国大会へ進みます。
限られた時間の中で、音楽性と技術の両方が厳正に審査される舞台。
その全国の頂点に立った今回の受賞は、まさに快挙です。
結果は確かに“1位”という言葉で表せます。
でも、私たちが一番届けたいのは、そこに至るまでの姿です。
放課後、さらによりよい表現を求めて、もう一度同じフレーズを吹き直す粘り強さ。
上手くいかない日も、自分の課題から目をそらさず、少しずつ前へ進む姿。
日々の練習場所に残る息づかいと、静かに繰り返された練習の時間。
そうした日常の積み重ねが、全国の大舞台で花開きました。
鈴木寧々さん、本当におめでとうございます。
【二中の玄関でほどける、春の一瞬】
玄関先に、桜の枝を飾っています。
春を告げるようにふわりと花がひらき、登校してくる生徒や来校されたお客様の目を、やさしく楽しませてくれています。

この枝は、飾るために伐採したものではありません。
桜の枝が通行の際に生徒の肩や頭に当たってしまう場所があり、安全面への配慮から、やむなく剪定したものです。
せっかくなら、と玄関で生かしてみたところ、本校の玄関にある桜の原木ともよくなじみ、二中らしい春の風景になりました。
「危ないから切る」で終わらせず、「切った枝を、季節の贈り物として生かす」。
そんな小さな工夫が、毎日の通り道を少しだけ明るくしてくれます。

満開を迎えた桜の枝の前で、足を止めて見上げる生徒の表情もまた、春そのものです。
校舎に入る前のほんの一瞬、心がほどける時間になっているように感じます。
安全を守りながら、季節の美しさも大切にする。
玄関先の桜は、そんな本校の日常をそっと映してくれています。
【低い方ではなく、前を見よう】
年度末の本日、本校では年度の締めくくりとなる表彰と修了式を行いました。
体育館へ向かう生徒たちは、時間をきちんと守って入場し、静かに整列していました。
大きな声がなくても、姿勢と表情から「次へ進む準備」が伝わってくる朝でした。

■まずは表彰
はじめに、生徒の活躍をたたえる表彰を行いました。
名前が呼ばれ、前へ進む一人ひとりに向けて、会場からは温かな拍手が送られました。
努力が認められる瞬間を、周りが自然に支える空気があり、拍手の音が体育館をやさしく包み込みました。
部活動での表彰として、男子バスケットボール部が大会で準優勝という成績を収めました。




■続いて修了式
表彰後、修了式を行いました。










【1・2年生の作文発表】
1年生の代表生徒は、部活動で大切にしてきたことを学びにつなげて語りました。
バスケットボールの中で磨いてきたのは、「分析力」と「集中力」。
試合の流れを読み、状況を整理し、今やるべきことに意識を向ける力が、教室での学習にもつながっている――そんな実感を、落ち着いた声で伝えてくれました。
聞いている側も、「頑張った経験は、必ず次の力になる」という言葉に、うなずくように顔を上げていました。
来年度、先輩となる2年生として、後輩にも自分の経験を渡していけるように、そして自分自身もさらに磨いていきたい。
作文の終わりには、静かな決意が残りました。



2年生の小森さんは、「継続して努力する大切さ」と、「一人では成し遂げられないことも、仲間と力を合わせれば乗り越えられる」という学びを、経験に根ざした言葉で語りました。
努力は、思い通りにいかない日があるからこそ試されること。
けれど、その時に支えてくれる仲間がいること、支え合える自分でいることが、前へ進む力になること。
発表を聞きながら、最高学年へ向かう強い自覚と決意が会場全体にも伝わってきました。



【校長先生の話】
続いて校長先生からお話がありました。


年度当初に伝えた「知的好奇心をもって探究すること」「“そんなの無理”と決めつけず、まずやってみること」を振り返りながら、今日の言葉として紹介されたのが「水は低きに流れ、人は易きに流れる」です。
人は目標や熱い思いがないと、楽な方へ流されやすいこと。
周りに流され「誰だってやっている」と思った瞬間、知らず知らずのうちに低い方へ進んでしまうこと。
だからこそ春休みは、次の学年への気持ちを高める大切な時期として、「低い方ではなく、上を見よう。前を見よう」「今なら間に合う、今なら変えられる」「なりたい自分を考え、周りに流されるのはやめよう」と、力強いメッセージが届けられました。
4月8日、いい顔で「今度の学年ではこれを頑張る」と言える皆さんに会えるのを楽しみにしている——その言葉が、式の結びに温かく残りました。


校長先生のお話の後、校歌を歌い、修了式は締めくくられました。
年度末の校歌には、一年分の歩みと次への決意が重なって聞こえました。


■生徒指導主事より春休みの過ごし方について
修了式後には、生徒指導主事より春休みの過ごし方について話がありました。ポイントは2点です。
1つ目は、見通しをもって生活すること。
自由な時間が増える時期だからこそ、自分で自分の生活をコントロールし、より良い生活に整えていくことの大切さが伝えられました。


2つ目は、安全な生活を心がけること。
誘惑も選択肢も増える春休みだからこそ、大切な来年度へ向けた準備の時間として、有意義に過ごしてほしい——そんな願いのこもった話でした。
一年の終わりは、次の一歩の始まりでもあります。
春休みが、自分を整え、安全に過ごし、4月からのスタートを気持ちよく迎える時間になることを願っています。
令和7年度、充実した一年をありがとうございました。
改めまして、生徒の皆さんはもちろん、保護者の皆様、地域の皆様に心から感謝いたします。
【追伸】
本日、まだまだお伝えしたい内容があります。
明日以降、少しずつブログに掲載していきます。
【上を見ても、下を見ても春】
いよいよ本校の桜も咲き始めました。

気象庁では桜の「開花予想」ではなく「開花の観測」が公表されていますが、3月23日時点の民間の予想では、水戸市の桜は3月25日ごろに開花し、3月31日ごろに満開を迎える見込みとされています。
そんな予想よりも少し早く、本校でも春の訪れを感じる桜の花が見られるようになってきました。

桜の季節が来ると、新たな出会いの前に、別れがあるのも春です。
卒業した3年生のことを思い出すと、やはり少し寂しさを感じます。
その一方で、もうすぐ新しい制服に身を包んだ新1年生を迎えます。
4月からは、また新しい水戸二中のストーリーが始まります。
どんな仲間と出会い、どんな毎日が待っているのか。
そう考えると、少しドキドキしてきませんか。
そして今日は、もう一つの春も見つけました。
ツクシが芽を出し始めました。

ツクシは、春になると顔を出す植物のように見えますが、実は「スギナ」という植物の仲間です。
私たちがよく見る細い緑のスギナと、今の時期に出てくるツクシは、同じ地下茎から育っています。

いわば、ツクシは“春を知らせる特別メンバー”のような存在です。
桜が空を見上げて春を知らせるなら、ツクシは足元から春を知らせてくれます。
上を見ても春、下を見ても春。
そんな季節が、いよいよ本格的にやってきました。
新しい季節の始まりを感じながら、今の学年のしめくくりと、次のスタートの準備をしていきたいですね。
【今年度最後の「いただきます」】
本日は、今年度の給食最終日でした。
この日のメニューは、みんなが大好きなカレーライス。
さらに、サラダも添えられ、今年度最後の給食にぴったりの献立でした。

思わず、「共同調理場の皆様、分かっていらっしゃるなあ」と感じてしまうような、うれしいメニューです。
給食の時間には、校内の各学級を巡って、生徒たちの様子をのぞいてみました。
すでに「ごちそうさま」を済ませたクラスもありましたが、どのクラスでも、今年度最後の給食の時間を笑顔で過ごしている様子が見られました。



毎日の給食は、当たり前のようでいて、決して当たり前ではありません。
安全でおいしい給食を毎日届けてくださった共同調理場の皆様、そして、栄養バランスや季節感を考えながら献立を工夫してくださった先生に、心より感謝申し上げます。



一年間、おいしい給食をありがとうございました。
【うつむきながら、春が来た】
校門を入って、ふと足元を見ると——
そこにいたのは、春の「黄色い合図」。スイセン(水仙)が咲いていました。

-------------
生態観察専門員が3/17に撮影した際には、まだ咲いてはいませんでした。



-------------
近くで見ると、花の真ん中がラッパみたいな形。
少しうつむき加減に咲く姿は、「どうぞ近づいて見てください」と言っているみたいです。
遠くからの写真だと、木の根元の静かな場所に、ちゃんと“春のスポット”ができているのが分かります。
スイセンは、派手に目立つというより、気づいた人だけが得する花かもしれません。
忙しい登校の途中でも、ほんの数秒立ち止まるだけで、景色が少し明るく見える。
そんな力があります。
【ここでミニ知識】
○スイセンは「球根(きゅうこん)」の植物です。冬の寒さを経験してから春に咲くタイプで、毎年ちゃんと季節を覚えています。
○花がうつむき気味なのは、雨が入って花粉がだめになりにくい…とも言われています(自然の工夫ですね)。
○そして大事なこと。「スイセンはきれいですが、食べられません。」球根などに毒があるので、よい子は(よい子でなくても)絶対に口に入れないようにしましょう。(見て楽しむ花です)

↑うつむき気味なのは、花の習性によるものらしい。
二中の校庭には、目線の高さだけじゃなく、足元にも春があります。
次に通るときは、今日の写真と同じ場所、探してみてください。
「あ、いた」って見つけた瞬間、ちょっとだけ一日がうまくいく気がするかも。
【「ありがとう」が増える場所|2年生の感情コアメモリー活動】
2年生のフロアを歩いていると、ふと足が止まる場所があります。
廊下の壁一面に広がる、カラフルな丸いカードたち。「感情コアメモリー」です。

以前にもこのブログでお伝えしました。
以前のブログはこちらから。
この取組を進めてきて、いまでは丸いコアメモリーのカードがかなり集まってきました。
遠くから見ると、まるで“色でできた地図”みたい。近づいて読むと、一枚一枚に、それぞれの物語があります。
ここで集めているのは、テストの点数みたいに数字で比べられるものではありません。
でも、きっとこっちの方が長く残ります。

「心が動いた瞬間」を言葉にして、そっと貼っていく活動です。
カードには色ごとのテーマがあります。
イエロー:友達の頑張りに気づいた
ブルー:心の支えになった
ピンク:アイデアや個性が光った
グリーン:楽しかった
オレンジ:自分が頑張った
レッド:めちゃくちゃ頑張った

「すごいね」「ありがとう」「一緒でよかった」「自分も頑張った」——
そんな言葉が増えるほど、廊下の空気がやわらかくなっていくのを感じます。
面白いのは、派手な出来事ばかりじゃないところ。
小さな出来事ほど、あとから自分を助けてくれる“支え”になることもあります。

↑あと少しで埋まりそうですね。毎日の気付きを大切に。
次に廊下を通るとき、(もしもあなたが生徒なら)あなたは何色のカードを選びますか。
2年生はこれからも、日常の中にある小さな光を拾い集めながら、互いに支え合い、じわじわ強くなっていきます。
【小さいのに、ちゃんと本気】
校内を歩いていたら、地面のすみっこで「青いぶどう」を発見しました。
……もちろん食べられません。
花です。

名前はたぶん ムスカリ(別名:ブドウヒヤシンス)。
小さな粒がぎゅっと集まっていて、ぶどうみたいに見えるのが特徴です。
よく見ると、こんな小さな花が、ちゃんと春の準備をしていました。
体育館や教室みたいに目立つ場所じゃなくても、静かに咲いて「ここにいるよ」って言ってるみたいです。
中学生のみなさんへ。
もし朝ちょっと気分が上がらない日があったら、足元を見てみてください。
小さいけど本気で咲いてる花が、案外、気持ちを整えてくれるかもしれません。
(ちなみに、見つけた人は“春発見係”です。次はどこにいるかな?)
【伝統は、静かに続いていく】
木曜日の朝。まだ少しひんやりとした空気の中、体育館には女子バレーボール部の声が響きます。
ラリーの音ではありません。
ほうきが床をなでる音、ちりとりに集まる砂ぼこりの音。
二中の体育館では、毎週木曜日の朝、女子バレーボール部が清掃をしてくれています。


「普段お世話になっている体育館に、感謝の気持ちを込めて」
そう言って、生徒たちは自然に手分けをしながら動いていきます。
見ていて印象的なのは、誰かに言われてやっている雰囲気がないこと。
淡々としているのに、どこかあたたかい。
部の空気がそのまま行動に表れているようでした。


生徒に聞くと、「自分たちが入部したときには、この伝統は始まっていました」とのこと。
いつから始まったのかは分からなくても、確かに受け継がれているものがあります。
こうした“当たり前の善さ”が、部の背骨になっているのかもしれません。


普段の活動後は、フロアをモップがけするのが一般的です。
けれど、この朝はモップをほうきに持ち替え、モップでは取り切れない隅や段差、器具の周りのほこりまで丁寧に掃いていきます。
「ここ、意外とたまるんだよね」
そんな小さなつぶやきが聞こえるたび、体育館を“使わせてもらっている場所”として見ていることが伝わってきました。

最後は、全員で整列して挨拶。
ここでもボールには一切触れません。
清掃がメインの朝。
やり切った表情のまま、教室へと向かっていきました。
自分たちが使う場所をきちんと整えることは、とても大切なことです。
環境が整うと、気持ちも整います。
気持ちが整うと、一つ一つのプレーにも丁寧さが宿る。
体育館に残ったのは、きれいになった床だけではありません。
感謝の気持ちと、次の練習へつながる静かな覚悟が、いつもより少し澄んだ空気になって漂っていました。
※ブログの更新が、滞りました。申し訳ありませんでした。
【桜の下で、はじまりを迎えたい】
本校でも、いよいよ桜が咲きそうです。

現時点では「咲いた!」と確認できたわけではないのですが、つぼみのふくらみ具合や枝先の表情を見ると、もうまさに開花直前。
今は、どの木を“二中の標本木”にして、皆さんに開花宣言をお届けしようか…そんなことを考えているところです。
毎年見ているはずなのに、この瞬間はやっぱり特別です。
校内では、梅が満開になり、先日はコブシも咲きました。
順番に季節のバトンが渡されて、次はいよいよ桜。
朝の登校時間、昇降口へ向かう足取りの中に、ふと立ち止まって枝を見上げる生徒の姿が増えてきました。
「もうすぐだね」と何気なく交わす一言が、春の空気をさらにあたためてくれます。

桜は、ただ綺麗なだけの花ではありません。
新しい生活の始まりを、静かに後押ししてくれる存在でもあります。
令和8年度の入学式には、できれば桜の中で、新しい中学1年生を迎えたい。
二中の先輩たちや教職員のまなざしと、春の花の明るさに包まれながら、「ここから始まるんだ」と安心できる一日にしたいと思っています。
開花宣言の“その日”が来たら、二中の春のスタートとして、改めてお知らせします。
つぼみがほどける瞬間を、どうぞ一緒に楽しみにしていてください。
※以下、閲覧注意です
【校内に野生動物?学びにつながる「自然のサイン」】
本日、校内で少し珍しい「痕跡」が見つかりました。
写真が苦手な方もいるかもしれませんが、動物の糞です。

↑画像は加工処理をしています。
※衛生面に配慮し、発見物は適切に対応しています。
発見した場所の状況と形の特徴から、本校の生態観察専門員は「タヌキの可能性が高い」と見立てました。
木の実のようなものが混じっていたり、まとまった形で残っていたりと、いくつかの特徴が重なっていたそうです。
タヌキは「ためフン」と呼ばれる、特定の場所に数匹で共同排泄する習性があります。
この行動は縄張りの主張や情報交換が目的で、決まった場所へ定期的に戻ってくるため、糞がこんもりと溜まるのが特徴です。
普段の学校生活の中で、敷地内でタヌキを目にすることはほとんどありません。
それでも、姿が見えないだけで、私たちが活動していない時間帯に、校内のどこかで静かに生活を営んでいる動物がいる。
そう想像すると、少し不思議で、少し面白い気持ちになります。
校庭や植え込み、木々の周辺には、季節ごとにさまざまな動植物の気配があります。
目に見える花や虫だけでなく、今回のような「見えない暮らしのサイン」もまた、学校の自然の豊かさを教えてくれます。
生徒たちにとって、学びは教室の中だけにあるものではありません。
何気ない発見が「これは何だろう」「どうしてここにあるんだろう」と考えるきっかけになり、観察する目を育てていきます。
日常の中にふと現れる小さな驚きも大切にしながら、これからも校内の自然と上手につきあっていきたいと思います。
【春は、もう木の先に】
先日、校内のコブシの蕾を撮影して掲載しました。
あのときは、まだ固く閉じた蕾で、「これからだな」という雰囲気だったのですが――本日あらためて見に行くと、すでにかなり花が開いていて、思わず足を止めました。
わずか数日で、景色がここまで変わるのかと驚かされます。


梅が咲いたあとにコブシが咲き、その次に桜へ。
校内の花は、まるでバトンを渡すように季節を進めていきます。
気温の上がり下がりに気を取られていると、春はまだ先のようにも感じますが、木々は確かに春を知っていて、準備を整えた瞬間に一気に咲いてしまうのだと実感しました。

生徒たちも同じかもしれません。
気づけばできるようになっていたこと、少し前までは自信がなかったことに、いつの間にか挑戦できるようになっていることがあります。
毎日を淡々と重ねているようで、実は少しずつ蕾がふくらみ、ある日ふっと花が開く。
そんな成長の仕方を、学校のあちこちで見かけます。
コブシの花が迎えてくれた今日、春の訪れをあらためて確かめました。
次は桜です。
季節が進むたびに、校内の空気も少しずつやわらかくなっていきます。
忙しい日々の中でも、ほんの少しだけ視線を上げて、今だけの春を一緒に味わえたらと思います。
【小さな手から届いた、大きなありがとう】
本日、近隣の幼稚園の園児たちが、校長室前まで元気に来てくれました。
目的は、先日のお礼を校長先生に直接渡すこと。
学校にとっても、なんとも嬉しい「小さなお客様」の来校でした。

先日、幼稚園のイベントで、近隣の水戸学の道などを巡るスタンプラリーが行われました。
その際、本校はチェックポイントとしてご活用いただきました。
地域の中で、学校が自然に役割を持ち、子どもたちの活動の一部になっていることを、改めてありがたく感じます。
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【参考】
2/6 親子ウォークラリーで茨大附属幼稚園の園児が来校しました
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園児たちは到着すると、きちんと整列して、「ありがとう」と声をそろえて校長先生に伝え、プレゼントを手渡してくれました。
そのプレゼントがまた、とても大きいのです。
小さな手で抱えて運んできた姿に、サイズ以上の「感謝の気持ち」が詰まっているように見えました。



校長先生も、園児たちに囲まれながら自然と頬がゆるみ、あたたかな笑顔が広がっていました。
その後はみんなで記念撮影。


↑見ての通り、とても大きな感謝のプレゼント
こちらからも「来てくれて、ありがとう」と声を掛けると、園児たちは少し照れたようにしながらも、誇らしそうな表情を見せてくれました。
大きなプレゼントを抱えて来てくれた小さなお客様。
その姿が持ってきてくれたのは、物としての贈り物だけでなく、「ありがとう」と言葉にして伝える大切さそのものだったように思います。
心がとても温かくなった、春の一コマでした。

↑園児たちは、正門をくぐって、この後、お散歩に。

↑この素敵なプレゼントは、玄関に飾っています。
幼稚園の皆様、誠にありがとうございました。
【小さな芽が教えてくれること】
校内を歩いていると、冬の終わりに見つける“春のサイン”があります。
写真のコブシ(辛夷)の「冬芽(ふゆめ)」です。
冬芽は、春になったら花や葉になる部分が、ぎゅっと小さくまとまっているものです。

よく見ると、芽の表面に白っぽいふわふわした毛があります。
これは、芽を守るための「防寒具」みたいなもの。
冬の冷たい空気や乾いた風から、芽の中身が傷まないようにしているのです。
木は動けないので、こうやって自分で工夫して冬を乗り切っています。
じゃあ、芽はいつ「よし、開こう!」となるのでしょう。

ポイントは2つです。
1つ目は「寒い時期をちゃんと経験したか」。
冬の寒さを一定の期間感じることで、芽は“春の準備モード”に入ります。
2つ目は「だんだん暖かくなること」。
気温が上がってくると、芽の中の活動が少しずつ進み、ふくらんでいきます。

外から見ると、ただじっとしているように見えます。
でも実は、芽の中では春に向けて少しずつ動きが始まっています。
だから、同じ木を毎週見てみると、「先週よりちょっと大きい」「毛の間から色が見える」など、変化に気づけます。
理科の観察は、こういう“小さな変化を見つける力”を育ててくれます。

そして、枝に鳥がとまっている様子も見えました。
春は、木だけじゃなく、鳥や虫も動き出す季節です。
芽がふくらむことは、校庭の生き物たちの“春のスタート”にもつながっています。
次に校庭を歩くとき、枝先を少しだけ見上げてみてください。
小さな芽が、「もうすぐ春だよ」と教えてくれます。
【上野で見つけた、次の一枚の種】
3/14(土曜日)、美術部は卒業お祝い遠足として、上野方面へ校外学習に行ってきました。
行き先は、国立科学博物館、東京都美術館、上野の森美術館の3ヶ所。
卒業を控えた3年生にとっては「最後の校外での思い出」、1・2年生にとっては「先輩と過ごす貴重な一日」です。

朝の水戸駅では、校長先生が水戸黄門像の前でお見送りをしてくださいました。
出発前の少し緊張した空気の中で、校長先生が元部長を囲んだ集合写真を撮ってくださり、部員たちの表情もふっと和らぎました。
学校の外に出る一日の始まりに、背中を押してもらえたような時間でした。

最初の見学地は国立科学博物館。
日本館・地球館を巡り、科学の歴史や文化に触れました。
展示を見ながら、生徒たちが口にしていたのは「これって形がきれい」「自然の仕組みがこんなところにつながるんだ」という言葉。
現代の文化芸術も、もとをたどれば自然の営みから生まれていること、そして“造形の美しさの起源”を、実感をともなって理解できたようです。
鯨の前での集合写真や、「現代人」の展示になりきった一枚も、学びと遊び心が同居した、美術部らしいスナップになりました。



↑「現代人」の展示になりきって。
昼食は上野公園の噴水前で。
ポカポカ陽気の中、お弁当を広げると、少し早いお花見気分です。
午前中に受け取った刺激を言葉にしながら、午後に向けてエネルギーチャージ。
こういう何気ない時間にも、先輩後輩の距離が自然に縮まっていくのが伝わってきました。
午後最初の見学地、東京都美術館では、特別展「スウェーデン絵画北欧の光、日常のかがやき」を鑑賞しました。
スウェーデン絵画の変遷を追いながら、作家たちが「スウェーデンらしい」絵画を追究していく歩みを、展示全体で体感するような時間でした。
圧巻の作品数に加え、可愛らしいミュージアムショップにも足が止まり、予定していた時間が足りないくらい。
目の前の作品に「静かな光」を見つけ、そこから自分の表現へつなげようとする姿が印象的でした。


そして最後は、上野の森美術館で「VOCA展2026」へ。
先ほどの展示とは打って変わり、40歳以下の新進気鋭の現代アーティストによる平面作品展です。
絵画だけでなく、映像や金属加工を取り入れた作品などミクストメディアアートもあり、こちらも見応え抜群。
2つの展示の“ギャップ”そのものを楽しみながら、「表現ってこんなに幅があるんだ」と、視野を広げている様子でした。


部員全員での参加とはなりませんでしたが、それぞれが感じたことを学校に持ち帰り、共有し、これからの作品制作に活かしていってくれることを期待しています。


また、本日の活動にご協力いただいた保護者の皆さま、ありがとうございました。
生徒たちは、多くの支えの中で安心して学び、思い出を重ねています。
【「ありがとう」を、手のひらサイズに込めて】
3月6日、美術部で「3年生を送る会」を行いました。
制作の時間を共に過ごしてきた先輩たちと、部員として同じ空気を吸ってきた後輩たちが、あらためて向き合う日。
部室には、少し照れくさしくて、でもあたたかい雰囲気が流れていました。


この日は、現役部員から3年生へ、手作りのコースターをプレゼントしました。
紙や色だけではなく、「ありがとう」の気持ちも重ねて仕上げた作品です。
代表して部長が、お礼の言葉を伝えると、3年生の表情がふっとやわらぎました。
元部長からも、現役部員へ向けてエールが贈られ、言葉の端々に、これまでの積み重ねと後輩への期待が感じられました。
和やかに笑い合いながら、けれど確かに節目を実感しながら、穏やかなお別れの時間となりました。
後半は、完成した「茨城カルタ」を部員みんなで楽しみました。
札が読まれるたびに、「自分が描いたもの、ちゃんとある!」と声を弾ませて喜ぶ姿。
次の瞬間には、本気で札を取り合い、思わず身を乗り出す姿。
作品づくりの延長線上にある遊びだからこそ、嬉しさも悔しさも、みんなで自然に共有できる時間になりました。
先輩後輩が肩を並べて笑い合う様子からは、美術部の仲の良さがそのまま伝わってきました。






3年生の皆さん、これまで本当にありがとうございました。
ここでつないだ手ざわりや言葉は、これからの制作にも、きっと残っていきます。
【お詫び】
このブログは、本来であれば、3/6にアップロードする内容でした。
こちらの手違いで、掲載が遅くなってしまいました。
美術部の皆様、大変申し訳ありませんでした。
【コートに残ったのは、感謝の声だった】
この日は、男子テニス部の「3年生を送る会」を行いました。
コートに集まったのは、少し照れくさそうで、でもどこか誇らしげな3年生と、「今日は絶対に見せたい」という表情の1・2年生。部活動の時間が、いつも以上に特別な空気に包まれていました。
最初は団体戦。
先輩チーム対後輩チームの対戦です。



半年ぶりにラケットを握るという3年生もいましたが、「後輩には負けない」という強い思いが、構えや足取りに表れていました。
久しぶりの一球目に、少し感覚を確かめるような間があり、それでもポイントがかかると、自然と声が出る。
あの頃と変わらない、3年生らしい勝負へのスイッチが入りました。



一方の1・2年生にとっては、招待を迎えた先輩たちの前で、「あの日から成長した自分」を見せる舞台でもあります。
一球ごとに喜び、一球ごとに悔しがる。
仲間が決めれば全力で称え、ミスが出ればすぐに切り替える声が飛ぶ。
男子テニス部らしい熱量がコートを満たし、結果以上に、互いの気持ちがぶつかり合う時間になっていきました。



続いては、3年生と現役生の個人戦。
後輩たちが「よろしくお願いします」と声をかけ、先輩とマッチングしていきます。
これまでなかなか対戦できなかった1年生も、3年生とゲームを楽しみながら、試合の中で学ぶことの多い時間になりました。
先輩の一手から気づくことがあり、返せた一球に自信が宿る。
コートの上で、経験がしっかり受け渡されていくようでした。
そして、いよいよ送る会のイベントへ。
3年生を送る会のイベントでは、保護者の皆さまが用意してくださった「3年生への動画」が上映されました。
これまでに撮りためてきた写真や映像を、丁寧に編集してくださったサプライズです。
画面に映し出される一枚一枚に、3年生は思わず見入るように真剣な表情に。ときおりこぼれる笑顔や小さな歓声からも、嬉しさが伝わってきました。


その後、3年生一人ひとりから後輩へ向けたメッセージが贈られました。
言葉はそれぞれ違っても、共通していたのは「仲間への感謝」と「後輩への期待」。
現役2年生キャプテンからも、先輩への花向けの言葉が届けられ、感謝の気持ちを込めた色紙が手渡されました。



最後は記念写真。
笑顔の中に、少しだけ名残惜しさも混ざる表情。
けれど、コートに残ったのは、確かなつながりと温かさでした。
当日は多くの保護者の皆さまにも駆けつけていただき、部員たちの姿を見守っていただきました。
あたたかな雰囲気の中で、3年生を送り出すことができたことに、心より感謝申し上げます。


3年生の皆さん、これまで本当にありがとうございました。
ここでつないだ想いは、次の代へ、そしてそれぞれの新しい場所へ、きっと生きていきます。
【「あと少し」を、いちばん楽しく】
午後の校舎が、いつもより少しだけ明るく感じられました。
この日は1年生も2年生も、学級活動の時間にレクリエーションを行っていました。

まもなく迎える学年末の終了式。
そして、学年最後の「学級の最後の日」。
だからこそ、それぞれの学級が「楽しい思い出をつくろう」と、クラスでやりたいことを話し合い、準備し、当日を迎えました。

体育館やグラウンドから聞こえてくるのは、勝った負けたの歓声や、思わずこぼれる笑い声。
あるクラスでは、普段は静かな生徒が思い切って前に出て盛り上げ役になっていたり、別のクラスでは、いつも中心にいる生徒が周りをよく見て、声をかけながら輪を広げていたり。
レクリエーションは遊びの時間でありながら、その中に「その子らしさ」や「クラスらしさ」が自然に表れる時間でもあります。

担任の先生をはじめ、学年の先生方も、温かく見守っていました。
必要なときはそっと声をかけ、任せられる場面では生徒に任せる。
生徒がつくる空気を大切にしながら、安心して挑戦できる場を支える姿がありました。

残り少ない、その学級での時間。
今日の笑顔や元気な声は、きっと新しい学年へ向かう背中を押してくれるはずです。
「楽しかったね」と言い合える一日が、次の一歩の力になります。
【冬の朝、竹箒の音が響いた】
本日朝、大手門清掃ボランティアの生徒たちが活動を行いました。
冷え込みの残る時間帯でしたが、続々とメンバーが集まりました。
リーダーから活動場所や内容が伝えられると、各自が自然と動き出し、迷いなく持ち場へ向かう姿に頼もしさがありました。



本日は、大手門・大手橋付近を中心に清掃を実施しました。
近隣の小学生などが通学する中、生徒たちは、黙々と箒を動かし続けます。
その落ち着いた背中が、朝の通学路に静かな安心感をつくっていました。



落ち葉が特別多い日ではありませんでしたが、だからこそ目立ったのは「見えるところだけ」では終わらせない姿勢です。
隅の落ち葉、段差の溝、風で寄った小さなかたまりまで、丁寧に拾い集めていきました。
大手門付近には、竹箒の「シャッ、シャッ」という音が心地よく響き、冬の朝の空気に溶け込んでいました。


そして同じ時間、3年生の担任の先生も正門まわりで掃き掃除をしながら、朝の立哨に立ってくれていました。
生徒の活動と、先生のさりげない見守りが同じ場所で重なり、学校と地域をつなぐ“朝の風景”が整っていくようでした。



今日も二中生は、自然にボランティア活動を行っています。
今日の清掃で整ったのは道だけではなく、そこを通る人の気持ちも、少し明るくなったように感じました。
【冬の枝先の、秘密の実】
学校の近くで、ちょっと変わった木の実を見つけました。
写真の「ムクロジ」です。見た目は小さな黄金色の実。枝にぽつん、ぽつんと残っている姿が、冬の青空によく似合います。

ムクロジ、実は名前のインパクトが強いですよね。
「無患子」と書いて、“患い(わずらい)=病気がない子”という意味があるそうです。
昔の人は縁起の良い木として大切にしていたと言われています。
名前だけでも、ちょっと覚えたくなりませんか。


でも、ムクロジの面白さはそこからです。
この実の皮には、石けんみたいに泡立つ成分(サポニン)が入っています。
つまり、昔は「天然のせっけん」として使われていたんです。
実を水につけて揉むと、ぬるぬるして、少し泡が出ます。
今のせっけんほどモコモコにはならないけれど、「え、これで洗えるの?」って驚きがあるはず。
理科で習う“水に溶ける性質”とか、“界面活性”みたいな話にもつながってきます。



木の名前を知らなくてもいい。
最初は「何これ?」で十分。
そこから調べたり、友達に話したり、次の日にもう一回見に行ったりするうちに、世界の見え方が少し変わります。
二中の周りには、教科書に載る前の「本物の自然」があります。
今日の帰り道、空を見上げて、枝の先を少しだけ気にしてみてください。
小さな実が、次の“気づき”の入口になっているかもしれません。
【人数が少ない朝、静かに気づく卒業】
朝、いつものように登校を見守っていると、校門の前の景色がどこか違って見えました。
昨日まで当たり前のように混ざっていた3年生の姿が、今日はありません。
1・2年生だけの登校は、体感で分かるほど人数が少なく、声の重なり方も少し控えめ。
校舎に入っていく背中を見送りながら、「あ、もう卒業したんだな」と、何度も実感が追いつく朝でした。
卒業式という大きな節目を終え、学校は少しずつ“いつもの日常”へ戻っていきます。
第2学年の生徒が中心となり、卒業式会場の後片付けや、備品の移動、教室環境の整理などを進めました。
誰かに言われて動くのではなく、周りを見て必要なところへ自然に動く姿、声を掛け合いながら作業を整える姿に、「自分たちが学校を」という静かな決意が感じられました。








それでも、ふとした瞬間に不思議な感覚がよぎります。
廊下を歩くとき、体育館を見上げたとき、教室の前を通りかかったとき。
「あれ、3年生は…」と思って、すぐに「あ、もう卒業したんだ」と気づく。
今日はそんな場面が、いつも以上に多かったように思います。
いわゆる“卒業生ロス”という言葉が、しっくりくる一日でした。
3年生はこれから春休みに入っていきます。
よく言われることですが、3月31日までは中学校の生徒です。
3年生の皆さんは、どうかこの時間を、有意義に、そしてそれぞれの進路に向けた十分な準備の時間として過ごしてほしいと思います。
新しい場所での活躍を、心から期待しています。
そしてここからは、卒業式当日の「教室の風景」を、少しだけ皆さんと共有します。
(卒業式当日のブログで紹介しきれませんでした)
式の日、各クラスの黒板には、担任の先生方が心を込めて書いたメッセージや生徒のメッセージが残されていました。
言葉の一つ一つに、その学級で過ごした時間や、先生方のまなざしが詰まっています。
写真で一挙公開しますので、ぜひご覧ください。
【前日の夜の教室にて】






↑明日に控え、担任の先生方の余韻が感じられる教室にて。
【卒業生の登校前に】
各クラスの担任の人柄が感じられる黒板でした。




















↑思い出のオブジェ

↑友人へのメッセージを書こうという企画

↑学年主任のメッセージ
「If you can dream it, you can do it.」

↑階段の壁に掲示してあったI先生作成の掲示物
全員の笑顔が敷き詰められています


↑1年生からの掲示物のプレゼント。卒業生の活躍場面を抜粋して掲示してありました。
【1・2年時の学年主任からの卒業生への黒板アート】






卒業式当日朝、生徒は声を上げて黒板アートの迫力に圧倒されました。

↑前日の夜。本人に内緒で撮影。
送る側の想い、受け取る側の想いが重なって、卒業は“その日だけの出来事”ではなく、学校全体の物語として残っていくのだと感じます。
少しだけ、いっしょに卒業生ロスを味わいながら、二中の次の季節へつなげていければと思います。
【静けさが残した余韻】
本日3月11日(水曜日)、本校では東日本大震災に思いを寄せ、14時46分に全校で授業を止め、黙祷を捧げました。
黙祷に先立ち、校内放送では次のように呼びかけました。
「本日、3月11日は、東日本大震災が起きた日です。
多くの尊い命が失われ、多くの方々が大きな悲しみや苦しみを経験しました。
私たちは、亡くなられた方々を心から追悼するとともに、被災された方々に思いを寄せ、震災のことを忘れない気持ちを大切にしたいと思います。」
静かに言葉が届くと、教室の空気が整っていくのが分かりました。
ノートを閉じる手つき、背筋を伸ばす姿、視線を落とす表情。
誰かに言われたからではなく、それぞれが「いま、ここでできること」を受け止めているようでした。
今年の3月11日は、学年ごとに「震災との距離感」が違うことも改めて感じさせられます。
昨日卒業した3年生は、多くの生徒が震災を0歳で経験した世代でした。
保護者の皆様にとっては、赤ちゃんだったお子さまを抱えながら、あるいは守りながら被災した記憶がよみがえる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一方、1・2年生は震災後に生まれた世代です。
とりわけ2年生の保護者の皆様は、お腹にお子さまがいる中で、あの不安と混乱の日々を過ごされた方も多いと思います。
ちょうど本校は、学年の並びが「震災前」と「震災後」で分かれる世代となっています。
だからこそ、学校の中には、同じ日を迎えても、抱く思いの形がいくつもあります。
14時46分。全校が起立し、――黙祷。
短い時間の静けさの中に、追悼の気持ちと、今も続く復興への願い、そして「忘れない」という約束が重なりました。
黙祷が終わり、「ありがとうございました。」という言葉とともに授業は再開しましたが、その余韻はしばらく教室に残っていました。
震災の記憶が「自分の体験」として残る人もいれば、「家族から受け取る物語」として育っていく人もいます。
私たちはこれからも、日常の中で備えること、遠くの出来事を想像する力を育てることを通して、命と暮らしの尊さを子どもたちと確かめていきます。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されたすべての方々に心よりお見舞い申し上げます。
【巣立ちの季節に】
落ち葉の間から、春の訪れを知らせる小さな姿が顔をのぞかせていました。
校内で見つけたのは、フキノトウと思われる植物です。

まだ肌寒さの残るこの時期ですが、地面に目を向けると、確かに季節は次の歩みを始めています。
黄緑色のつぼみがそっと伸び、白っぽい小さな花を開き始めている様子は、まるで静かに新しい季節の扉をたたいているようでした。

卒業の季節は、別れの寂しさを感じる一方で、新しい一歩が始まる時期でもあります。
巣立っていく3年生の姿と、足元で小さく芽吹く春の命とが、どこか重なって見えました。
それぞれが次の場所へ向かい、自分らしく花開いていくことを願いたくなります。

何気なく通り過ぎてしまいそうな場所にも、こうして春の気配は確かに息づいています。
生徒の皆さんにも、日々の学校生活の中で、季節の移ろいとともに、新しい始まりの気配を感じ取ってほしいと思います。
【「99人99色」雨の日の体育館に、あたたかい涙が満ちた】
※本ブログでは、卒業式以外の卒業生の様子もお届けしてたいと思っております。
あの日の生徒たちと先生方の空気感が少しでも伝われば幸いです。
画像掲載についてのお問い合わせは、学校までご連絡ください。
本日、令和7年度 水戸市立第二中学校 第77回卒業式を挙行いたしました。


朝からあいにくの雨。気温も低く、決して恵まれた天候とは言えない一日でしたが、体育館の中には確かな温度がありました。
人の気持ちが集まると、空気はあたたかくなる——そんなことを感じる卒業式になりました。






















式は、吹奏楽部の演奏とともに卒業生が入場するところから始まりました。
学年主任、学年スタッフ、担任の先生方に導かれながら、一歩一歩、三年間の歩みを確かめるように進む姿。
雨音とは対照的に、会場は静かに、そして深く引き込まれていきました。


卒業証書授与では、練習の成果どおりの堂々とした所作、そして体育館に響き渡る大きく熱のこもった返事が印象的でした。
返事は「声の大きさ」ではなく「覚悟の大きさ」。
その一声に、三年間を積み重ねてきた時間が詰まっていました。






学校長の式辞では、3年生が「自慢の生徒」であったこと、何事にも一生懸命で、日々の生活の中で「二中美人」を体現してきたことが述べられました。
一人一人が思いをもちながらも、主張しすぎず、バランスを取りながら進める学年であったこと。
新たなことにチャレンジした学年でもあったこと、特に新制服に向けては、真剣に改革に取り組んでくれたこと。
歴史に残る室内運動会も成功させ、各クラスのTシャツは、どれも最高の出来であったこと。
そうした3年生の背中が、1・2年生に大きく影響を与え、新しい形の卒業生を送る会を創り出せたこと。
新たな挑戦には、「情熱」であり、「情熱」をもって笑顔で前向きに「挑戦」する二中美人の姿は、これからの社会でも大切にしていってもらいたいとの言葉がありました。


そして校長先生は、卒業生へ一つの言葉を贈りました。
「芸に遊ぶ」という言葉が、卒業生へのはなむけとして丁寧に語られました。
「芸」は6つ、礼儀、音楽、弓道、馬術、習字、数学を通し、「遊ぶ」は単なる遊びではなく、特定の分野に凝り固まらないで悠々と道を究めることを意味し、「芸に遊ぶ」勉強と運動はもちろん、人間性も豊かに成長し、未来の水戸市をリードする「魁」として、それぞれが進む場所で活躍することを期待している、との言葉がありました。
結びに、校長先生は、卒業生が情熱をもって新たなことに挑戦し続け、たくましく、そして力強く、未来に進んでいくことを祈っています、と述べました。
そんな校長先生の言葉が会場に静かに、しかし確かに卒業生へと届いていました。
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【参考】


↑先日の「夜梅祭」の際に弘道館で撮影したものです。
「芸に遊ぶ(げいにあそぶ)」は、水戸藩の藩校・弘道館の正門に掲げられた扁額の文字としても知られ、論語の「志に拠り、徳に基づき、仁に依り、芸に遊ぶ」という一節に由来します。
上記の画像は、歴史の重みを感じる力強い書体ですが、右から左に向かって「游於藝(げいにあそぶ)」と読みます。
また「芸」とは、礼節、音楽、弓術、馬術、書、算など、人として身につけるべき素養・技術(六芸)を指し、「学びや鍛錬が身につき、努力しているという意識すら薄れるほど自然体で発揮できる状態」を目指す教えだと言われています。
義務感で取り組むのではなく、心がその境地に入り込み、自由自在に、楽しみながら没頭すること。
学びや鍛錬が身につき、努力しているという意識すら薄れるほど自然体で発揮できる状態を目指す——そんな深い意味を持つ言葉です。
現在も弘道館に掲げられています。
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また、PTA会長からの祝辞も、会場の胸に残る時間となりました。
生徒へ、保護者の皆様へ、それぞれに向けた温かな言葉が丁寧に届けられ、そこには一貫した強い意志がありました。
「大人は子どもの未来に責任を持つ」。
この言葉を軸に、これまで真摯に子どもたちのために取り組んでこられた会長から、卒業生へ熱いエールが送られました。
卒業生にとっては、「自分たちは見守られてきた」という安心と、「これからは自分が未来をつくっていく」という背中を押される感覚が、同時に届いたのではないでしょうか。

↑本部役員がPTA会長の祝辞を代読されました

↑PTAから記念品を授与されました
在校生の送辞には、3年生への感謝と温かな言葉がまっすぐに込められていました。

続く答辞では、卒業生代表が「充実した3年間」「多くの方に支えられた3年間」を振り返り、一人一人の個性を尊重し合いながら、99色の彩り鮮やかな学校生活を送ることができたと語りました。
誰か一人の色ではなく、互いの色を認め合ってきた日々。
その言葉が、二中らしさとして会場に広がりました。


また、保護者代表謝辞では、第3学年委員長様より、3年間の歩みを振り返りながら、教職員への温かな感謝の言葉を頂戴しました。
生徒一人一人に寄り添い、ともに悩み、ともに喜びながら支えてきた日々へのねぎらいが込められ、会場全体がやさしい空気に包まれました。

厳かな雰囲気の中で式典は終了し、その後の第2部では、3年生の持ち味の一つである合唱が披露されました。
体育館いっぱいに響く歌声は、上手さだけでなく、心がそろう瞬間の強さを感じさせるものでした。
卒業を前に感情があふれ、言葉が追いつかない場面もありました。
その姿につられるように涙が広がり、生徒から生徒へ、保護者の皆様へと、喜びと寂しさの連鎖が会場全体を包み込みました。


曲間の呼びかけでは、多くの方への感謝が語られ、最後に保護者の皆様へ「自分たちはあなたの子どもでよかった」という大きな感謝の言葉が届けられました。
まっすぐな言葉は、どんな飾りよりも強く、保護者の皆様の心に届いたことと思います。



卒業生は退場後、最後の学活へ。
それぞれの学級が、担任の先生との最後の時間を1分1秒も無駄にしないように、思い思いに過ごしました。
担任の先生からの言葉、生徒から担任の先生への感謝の言葉。
どの教室も感動の中にありながら、どこか温かく、二中らしい雰囲気で最後の学級活動が結ばれていきました。
















その後の見送りは、天候のため屋内で実施しました。
1年生に見送られながら、3年生は「ありがとう」「これからも頑張ってね」「日中をよろしく頼んだよ」と後輩へエールを送り、在校生も先輩への感謝を言葉にして返しました。
別れの瞬間、思わず涙する在校生の姿もあり、先輩後輩のつながりが確かに引き継がれていく場面となりました。















卒業生は一度体育館に戻り、保護者の皆様と写真撮影。
その後は恒例の写真撮影や、担任・先生方との言葉を交わす時間へ。
学年が輪になって円陣を組み、「また5年後に会おう」と誓って、今日の卒業式が静かに、そして力強く閉じていきました。
全員が一つの輪になれるところに、3年生の“人の良さ”が表れていました。





3年生の皆さん、3年間、本当に二中を良くしてくれてありがとうございました。
新しい場所へ進んでも、皆さんなら大丈夫。
ここで育てた99色の自分らしさを、これからの未来でも堂々と輝かせてください。
そして、校長先生の言葉のとおり「芸に遊ぶ」ように、夢中になれる学びや挑戦を見つけて歩んでいってほしいと思います。
保護者の皆様、本日はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。
3年間、本校に大切なお子様を預けてくださり、ありがとうございました。
今後とも、卒業生一人一人の歩みを、学校としても心から応援してまいります。
【廊下に残った、1年分の時間】
卒業式前日。
改めて3年生の廊下を歩いてみると、そこには今年1年の「歩み」が、静かに、そして確かに残っていました。
教室へ向かうたびに目に入っていたはずの廊下の掲示物が、今日だけは少し違って見えます。
明日、この場所を「卒業生」として通るのだと思うと、一つ一つの記録がいっそう胸に迫ってきました。



第3学年のI先生が、今年1年、イベントごとに学年の記録を丁寧にまとめ、掲示として残してくれていました。
写真や言葉、行事の流れが並ぶその掲示を見ると、この1年で、3年生がどれほど多くの経験を積み重ね、学び、悩み、乗り越えてきたのかがよく分かります。
行事は一日で終わっても、その日に生まれた表情や気づきは、生徒たちの中にちゃんと残っている。
掲示は、その“見えない成長”を形にしてくれていました。



本日は、その掲示物をご紹介します。
写真の1つ1つはよく見えないと思いますが、その温かな雰囲気と生徒への思いを感じていただければと。
「そういえば、こんなことがあったね」「あの時、どんな気持ちだった?」—ぜひ、お子さまと一緒に振り返るきっかけにしていただければと思います。
卒業を目前にした今だからこそ、思い出話の中に、当時は言葉にできなかった本音や、成長の実感が見つかるかもしれません。




そして3年生の皆さんにとっても、この掲示は「最終学年での学び」を振り返る大切な鏡です。
何気ない日々の積み重ねが、こんなにも多くのページになっていること。
自分たちの1年が、仲間とともに歩んだ時間として並んでいること。
その事実が、明日への一歩を少しだけ強くしてくれるはずです。




このような素晴らしい掲示物を作成してくださったI先生に、心から感謝いたします。
3年生の1年を、こうして学校の“風景”として残してくださったことが、きっと生徒たちの心にも、保護者の皆様の記憶にも、長く残っていくことと思います。
【1センチのこだわりに、ありがとうが詰まっていた】
卒業式前日となった本日。
3年生が下校した後、1・2年生が式場作成と校舎内外の清掃に取り組みました。
主役が帰ったあとの学校に、静かに熱のある時間が流れていました。


式場作成は、例年恒例の「2年生の専権事項」です。
体育館に入ると、まず目に入るのは椅子を並べる2年生の姿。
驚くほど丁寧で、椅子の位置を1センチ単位で整え、何度も立ち位置を変えては見え方を確認していきます。
どこから見ても、どの角度から見ても、美しく揃って見えるように。
紅白幕、赤絨毯、ステージ上の準備まで、先生方がチェックを入れながらも、主役はあくまで生徒たち。
手を止めず、目線を合わせ、声を抑えながら、主体的に作業を進めていました。






その姿から伝わってきたのは、「形」を整える以上のものです。
見えないところにこだわる、その丁寧さの奥に、先輩たちへの感謝や敬意が確かにありました。
明日の舞台を、自分たちの手でいちばん良い形にして渡したい。2年生の背中が、そう語っているようでした。
体育館の外でも、1年生を中心に、校舎や周辺の清掃を隅々まで行っていました。
おしゃべりに流れることなく、黙々と手を動かす姿。
窓の桟、廊下の隅、昇降口、普段は見過ごしてしまいがちな場所まで、丁寧に磨き上げていきます。
在校生の「明日はなんとしても素晴らしい卒業式で送り出したい」という思いが、作業の一つ一つに表れていました。







作業後、ある生徒がこんな言葉を口にしていました。
「集中して活動していたら、あっという間に時間が過ぎてしまいました。」
別の生徒は、
「やっぱり最後は、きれいな会場ときれいな教室でお送りしたいです。」
言葉は飾らなくても、まっすぐで、温かい。二中の“人の良さ”が、そのままにじみ出る瞬間でした。


こんな後輩たちに見送られながら、3年生の卒業式はいよいよ始まっていきます。
3年生の皆さん、明日は精一杯、心を込めてお見送りします。






【明日へつながる、今日の涙と笑顔】
※更新が遅くなりました・・・。
本日の3年生の一日を、少しだけお届けします。
4時間目、3年生は最後の学年集会を行いました。
卒業式という大きな節目を前に、「明日、式では伝えきれない言葉」を学年の先生方が生徒たちへ手渡す時間になりました。







担任の先生、副担任の先生、学年主任。
それぞれの先生が思い思いに、生徒たちとの思い出や、これからの生活、そしてどんなことを考えて皆さんと関わってきたのかを語りました。
多くの先生方が口にしたのは、3年生の「気持ちのよい優しさ」や「何事にも一生懸命取り組む姿」。
話が進むにつれ、鼻をすすぐ音が静かに広がり、会場はしんみりとした空気に包まれていきました。









一方で、その言葉は「別れ」だけではなく、「これから」へ向けた力強いエールでもありました。
先生方が卒業までの日々を支え、見守ってきた思いが、生徒たちの胸に確かに届いていたように感じます。






ぜひ保護者の皆様は、今日の学年集会で、それぞれの先生方がどんな話をしたのか、後でお子さんに聞いてみてください。
言葉の内容だけでなく、その時お子さんがどんな表情で聴いていたのか、どんな気持ちになったのか。
きっと、卒業前日の“今”だからこそ話せることがあるはずです。
そして、いよいよ義務教育最後の給食の時間。学年集会の雰囲気とは一転し、教室は笑顔でいっぱいでした。
余ったおかずをめぐってじゃんけんが始まったり、いつもより少し長く感じる「いつもの時間」を、どのクラスも最後まで楽しんでいました。
カメラを向けると快く応えてくれる姿にも、3年生らしい温かさが表れていました。

↑こうして担任の先生と「おかわりジャンケン」をするのも・・・






下校の時間には、帰り道の表情も写真に収めました。
卒業式前日とは思えないほど晴れやかな笑顔、友達と肩を並べる自然な姿。
明日、この笑顔が胸を張って体育館へ向かい、立派に巣立っていくのだと思うと、私たちも背筋が伸びます。



















3年生の皆さん、沢山の笑顔をありがとうございました。
明日の卒業式が、3年生にとって「自分らしく締めくくれる一日」になりますように。
二中の先生たちは、最後の最後まで、みなさんを応援しています。
【コートの真ん中に残った余韻】
男子バスケットボール部の「3年生を送る会」の様子をお届けします。
男子バスケットボール部の3年生は、顧問の先生のもとで厳しい練習に耐え、積み重ねてきた精鋭たちです。
声、走り、粘り。
日々の練習で当たり前のように要求されてきた基準を、最後の日もきちんと体現していました。
この日はまず、アップを終えて交流試合へ。
前半のクオーターは「1・2年生チーム 対 3年生チーム」です。
スタートの笛が鳴った瞬間から、コートの空気が変わりました。
後輩たちは「先輩にぶつかる最後のチャンス」とばかりに全力。
一方の3年生は、落ち着きと強度を両立させながら、一本一本を丁寧に積み重ねていきます。
速攻の走り出し、声での確認、戻りの速さ。
練習で磨いてきた“チームの形”が、そのままプレーに出ていました。




後半、ハーフタイムには3年生の表情を見せる写真も撮影。
「後半はバテるかな」と思っていたところ、3年生は余裕の表情。
最後は20点以上の差をつけ、3年生が勝利しました。
点差以上に印象的だったのは、終盤になっても大事な場面で慌てず、声と判断で流れを握っていく姿でした。
やはり、積み重ねは嘘をつきません。





続いて、全学年を混ぜてのゲームも実施。
ここからは“勝負”と同時に、“このメンバーでバスケをする最後の時間”が色濃くなっていきます。
最後は接戦になり、会場の熱も一段と上がりました。
ただ、さすがに3年生は疲れも見え、いつものように走り切れない場面も。
それでも、最後まで声を切らさず、プレーをつなぎ続ける姿に、3年間の部活動の重みがありました。




試合後は、お別れ会の時間です。
1・2年生から3年生へ、色紙などのプレゼントが贈られました。
手渡す瞬間、なぜか“熱い抱擁”を交わす場面もあり、会場は笑いとあたたかさに包まれました。
言葉にしきれない気持ちが、思わず身体の動きになって出てしまう。
そんな素敵な時間でした。



現部長からは、先輩への感謝の言葉。
3年生が残してくれたものの大きさを、まっすぐな言葉で伝えていました。
続いて3年生一人ひとりからメッセージも。
後輩への期待、苦しかった時期、支えてくれた仲間や先生への感謝。
短い言葉の中に、それぞれの3年間が詰まっていました。
そして、3年生からもプレゼントが。





部員同士だけでなく、関わってきた大人にも思いを返してくれるところに、この代の人柄が表れていたように思います。
(いただいたプレゼント、ありがとうございます。)
最後は、旧部長によるコート挨拶でしめくくり。
言葉が終わったあと、コートの真ん中に残った静かな余韻が印象的でした。
その後、集合写真を撮影して終了。
写真の中には、やり切った表情と、次へ向かう顔が並んでいました。
3年生の皆さん、本当にお疲れさまでした。



厳しい練習の中で身につけた強さ、最後までやり切る姿勢、仲間を思う気持ちは、新しいステージでも必ず自分を支えてくれます。
男子バスケットボール部の次の物語は、先輩の背中を見てきた1・2年生がつないでいきます。
【たくさんの仲間、たくさんの時間】
女子バスケットボール部の「3年生を送る会」の様子をお届けします。
女子バスケットボール部は部員数が多く、平日の練習が思うようにできない日もある中で、工夫しながら活動を積み重ねてきた学年です。
限られた時間をどう使うか、コートに立てる人数が限られる中でどう声を掛け合うか。
そうした日々の試行錯誤の先に、チームとしての強さと、仲間としての結びつきが育ってきました。
後輩にも恵まれ、多くの部員で切磋琢磨できた環境が、3年生の努力をさらに押し上げてきたのだと思います。
この日は、3年生と1・2年生の交流試合を行いました。
3年生のプレーには、全員がまじめにバスケットボールと向き合い、地道な努力を続けてきた姿勢がはっきり表れていました。






ボールを追う足、声を出して味方を動かす力、そしてミスの後の切り替え。
いつも以上にアリーナに響く大きな声が、「最後の試合なんだ」という気持ちをそのまま形にしているようでした。





かつて先輩として憧れの目で見ていた3年生も、今日は“最後の対戦相手”。
1・2年生も遠慮はありません。
本気でぶつかり、走り、守り、奪い返す。
コートの上には、先輩後輩という枠を超えて、同じバスケットボールを愛する選手同士の真剣勝負がありました。
勝負の行方は、想像にお任せします。
けれど、結果以上に確かだったのは、先輩との交流試合を通して、全員がとても楽しく、そして充実した時間を過ごしていたことです。
笑顔も、悔しさも、最後には全部、チームの大切な記憶になっていきます。
試合の後は、感謝の会。
後輩たちから、思いを込めた色紙などが手渡されました。
寄せ書きには、練習の思い出、試合でかけてもらった言葉、うれしかった瞬間が詰まっています。
後輩から先輩へ、これまでの感謝を込めたメッセージが一人ひとりから届けられ、先輩たちもまた、それぞれの言葉で3年間を振り返りながら、後輩へ温かな言葉を返していました。















3年間部活動を続けてきた中で得られたものは、きっとたくさんあったはずです。
技術の上達はもちろんですが、部員数が多かった分、出会えた仲間の数も多く、積み重ねた思い出も多かったと思います。
勝った日も負けた日も、うまくいった日も悔しかった日も、その隣には必ずチームメイトがいました。
その記憶は、これから先の人生の宝になります。
3年生の皆さん、ここまで本当にお疲れさまでした。


新たなステージに進んでも、女子バスケットボール部で学んだことを生かして、前へ進んでいってください。
コートで身につけた「声を出す力」「仲間を信じる力」「やり切る力」は、どんな場面でもあなたたちを支えてくれます。
【ひとりの主将が、部を支えた日々】
剣道部の「3年生を送る会」にお邪魔しました。
柔剣道場に入ると、面を打つ音、床を踏み込む音、息づかい。
いつもの稽古と同じはずなのに、どこか張りつめた空気がありました。
今日は、剣道部にとって節目の日。3年生主将を中心に、最後の稽古と、最後の“やり取り”が積み重なっていく時間でした。
剣道部は、3年生が男子1名。
仲間が同学年にいない中で部活動を続けてきました。
孤独を抱えやすい環境でも、主将として前に立ち、後輩に優しく、そして時には厳しく指導する姿は、まさに剣道部の主将そのものでした。
言葉で引っ張るだけではなく、立ち姿や稽古への向き合い方で示してきた3年間だったのだと思います。
この日は、後輩たちと共に稽古を重ねた後、試合も行いました。
3年生の動きには、「まだまだ後輩には負けない」という気持ちがはっきりと表れていました。
一本の勝負に込める集中、間合いの取り方、踏み込みの強さ。
後輩たちも必死に食らいつきますが、主将の一振りには、積み重ねてきた時間の厚みがありました。
勝敗以上に、「最後まで背中を見せる」という強いメッセージが、稽古全体から伝わってきました。





続いて、お世話になった部活動指導員の先生との対戦も行われました。
勝敗はご想像にお任せしますが、対戦を終えた指導員の先生は、剣さばきの中に大きな人間的成長を感じたと話してくださいました。
技術の上達だけではなく、礼、姿勢、踏み込みの覚悟、そして相手への向き合い方。
剣道を通して、確かに人としての芯が育ってきたのだと感じます。


その後のお別れ会では、1・2年生から先輩へ、メッセージとプレゼントが贈られました。
普段は照れくさくて言えない「ありがとう」が、まっすぐに言葉になり、形になって手渡される瞬間は、部活動の良さがぎゅっと詰まった時間でした。
先輩からも、温かなエールの言葉と、後輩たちへのプレゼントが返されました。
送る側と送られる側の気持ちが行き交い、体育館の空気が一気にやわらかくなるのが分かりました。






3年生主将の生徒は、最後まで本当によく頑張ったと思います。
同学年がいない状況でも、剣道部の柱として立ち続けた姿は、後輩たちの中に確かに残っています。
これから新たなステージでの活躍に期待しています。
剣道部で磨いた強さとやさしさは、きっと次の場所でも大きな力になるはずです。
【道場に残った、次へ進む空気】
弓道部の「3年生を送る会」にお邪魔しました。
道場に入った瞬間、空気がすっと引き締まるのを感じました。
いつもの練習よりも、さらに静かで、さらに集中した時間。
弓道部ならではの緊張感の中で、3年生を迎え、共に射る——それは言葉以上に“姿勢”が語る、特別な送る会でした。




3年生は、もともと部員数が多いわけではない中で、日々の練習を積み重ね、成績を残してきました。
だからこそ、後輩にとっては憧れの存在でもあり、その背中を追いかけてきた日々があったのだと思います。
今日は、その3年生と過ごす最後の時間。道場に漂う静けさの奥に、確かな熱がありました。
一方、後輩たちも「成長した姿を見せる機会」とばかりに、一射一射に集中していました。
弓を引くときの呼吸、放つ瞬間の迷いのなさ、的を見つめる目。
派手な言葉はなくても、「今の自分たち」を先輩に届けようとする気持ちが、所作の端々に表れていました。
印象的だったのは、3年生の中に、最後のこの場面で皆中(すべて的中)を成し遂げた生徒がいたことです。
大事な場面で力を出し切る姿は、まさに先輩としての意地。道場の空気が一段と張り、見守る後輩たちの表情が変わった瞬間でした。
射の時間の後は、3年生が一人ずつ後輩に向けてメッセージを述べました。
上達のこと、苦しかった時期のこと、仲間への感謝、そして後輩への期待。
静かな語り口の中に、3年間の重みがありました。
続いて部長からも、先輩への感謝の言葉が届けられ、後輩たちの「受け継ぐ覚悟」が言葉になっていくように感じました。







さらに、部活動指導員の先生からは温かな言葉と、今後へ向けた激励がありました。
顧問のお二人の先生からも、力強いエール。支える大人の言葉が重なることで、部の時間が“今日で終わり”ではなく、“次へつながる節目”になっていくのが分かりました。


弓道を通して、大きく成長できた3年間だったと思います。
3年生の皆さん、今まで本当にお疲れさまでした。
道場で積み重ねた集中力と礼、そして仲間と向き合う姿勢は、これから先の場面でも必ず力になります。
後輩たちは、今日見せてもらった背中を、きっと自分たちの射にしていくはずです。
【笑い声の先に、涙があった】
3/7(土曜日)、女子卓球部のお別れ会を行いました。
この日は朝早くから、1・2年生が先輩たちを迎える準備を進めていたようです。
「どうしたら喜んでもらえるかな」「今日は思い切り笑ってもらいたい」――そんな気持ちが、ランチルームの空気をいつもより少し明るくしていました。
まずは、先輩を交えてのレクリエーションの時間。
行ったのは、なんと「気配斬り」ゲームです。
「卓球部で気配斬り?」と思うかもしれませんが、これが想像以上に盛り上がりました。
声を出して、笑って、外して、また笑って。
勝ち負けよりも、同じ時間を一緒に楽しむことが何より大切だと、改めて感じるひとときでした。

その後は、卓球台を2つくっつけて“大きな卓球台”にして試合をするなど、アイデアいっぱいの時間に。
普段の練習ではなかなかできない工夫が詰まっていて、見ている側も思わず顔がほころびます。
もちろん、先輩たちと向き合う「きちんとした卓球の時間」もありました。
ラケットを握ると表情が変わり、一本のラリーに集中する姿は、まさに女子卓球部の誇りです。
そして最後は、後輩たちから先輩へ、感謝の言葉を一人ひとり届ける時間。
先輩と過ごした日々の記憶がよみがえり、言葉にしようとするほど涙がこぼれる場面もありました。
「教えてくれたこと」「一緒に笑ったこと」「苦しいときに声をかけてくれたこと」。
そのすべてが、後輩たちの中に確かに根を張っていることが伝わってきました。

3年生からも後輩たちに向けて、温かく、そして力強いエールが送られました。
経験から紡がれた言葉には、背中を押す力があります。聞いていた後輩たちが、まっすぐにうなずく姿が印象的でした。

先輩たちと過ごした濃密な時間は、1・2年生にとっても、3年生にとっても、きっと大きな成長につながる時間だったと思います。
3年生の皆さん、これからの活躍に期待しています。
女子卓球部で積み重ねた努力と仲間との絆は、次のステージでも必ず力になります。
【4人のチームが残した温度】
※体操部の画像については、体操部の生徒らしい画像でまとめています。
3/6(金曜日)、体操部の3年生を送るお別れ会を行いました。
部活動の時間は、練習の厳しさや技の難しさだけでなく、声を掛け合い、支え合う日々の積み重ねでできています。
今日の会では、そんな日々を一番近くで見てきた後輩たちから、先輩へ感謝のメッセージが送られました。
短い言葉の中に、「教えてもらったこと」「励ましてもらったこと」「一緒に頑張れたこと」が詰まっていて、聞いているこちらの胸まで熱くなる場面がありました。
それに応えるように、3年生からも後輩たちへメッセージが贈られました。
技術のことだけではなく、練習に向かう姿勢など、後輩のこれからを思って選ばれた言葉ばかりでした。
受け取った後輩たちの表情からも、その重みが伝わってきました。

会の終盤には、心を込めて作成した色紙などのプレゼントを手渡しました。
寄せ書きには、日頃は照れくさくて言えない「ありがとう」が、まっすぐに並びます。
手にした先輩が少し笑って、少し目を伏せる。その姿が、このチームのあたたかさを物語っていました。

本校の体操部は、3年生が女子生徒1名という、決して大人数とは言えない体制の中でここまで頑張ってきました。
そんな中、2年生が2名入部してくれたことで団体を組むことができ、団体でも素晴らしい成績を収めることができました。
さらに今年度は、頼もしい1年生男子生徒も加わり、4名でチームワークよく活動してきました。

人数が少ないからこそ、一人ひとりの役割が大きく、誰かの欠けた分を誰かが自然に埋める場面が増えます。
練習の工夫、声かけ、切り替え、支え合い。体操部の活動を通して、生徒たちは技だけでなく、人としても確かに成長してきました。

↑当然ですが、壁倒立ではなく、倒立です。
体操部だけに、つま先まで伸びていて、美しい倒立です。
3年生のこれからの活躍を、心から期待しています。
先輩が残してくれた背中は、きっと後輩たちの中に生き続けます。
(追伸)
来年度以降、体操部の部員募集は行いません。
これまで応援してくださった皆さまに、感謝申し上げます。
【いつもの校門前が、光の入り口になった夜】
先日、「夜・梅・祭」を見に行きました。
夕方、空の青がゆっくりと濃くなっていく頃。


↑夕方5時頃の様子。この後、一気にこの辺りの風景が別の場所と思えるほどに変わります。
いつもの通学路に、いつもはない“光の気配”が増えていくのを感じながら歩く時間が、すでに小さな旅の始まりでした。
会場は弘道館・水戸城跡周辺。
歴史ある景観に、提灯の灯りやプロジェクションマッピングが重なり、静かなのに華やいだ、不思議な夜が広がっていました。
今回巡った順序で、印象に残った場面を記しておきます。

1 行燈装飾
最初に迎えてくれたのは、行燈(あんどん)のやわらかな光。
足元を照らす明かりは強すぎず、どこか人の呼吸に近い温度がありました。
闇の中に浮かぶ光の列が、歩く人たちの会話まで優しくしてくれるようでした。


2 水府提灯プロジェクションマッピング(本校が会場に)
そして何より、この夜のうれしい出来事。
本校・水戸市立第二中学校が「水府提灯プロジェクションマッピング」の会場になっていました。
水戸の伝統工芸である水府提灯に映像が投影され、提灯の丸みと光が、映像の色をいっそう柔らかく受け止めます。
校門前という“いつもの場所”が、地域の皆さんを迎える“特別な舞台”になっている光景に、胸がじんわり温かくなりました。
通りすがりの方が足を止めて見上げたり、写真を撮ったり、自然と人だかりができていく様子を見ていると、学校が地域の真ん中にあることを改めて実感します。



3 白壁塀和傘装飾(いばらきキャンドルナイト)
白壁塀に和傘の彩り。
昼間なら“凛とした白”が主役ですが、夜は光が添えられて、和傘の色がゆっくり滲むように見えました。
和の意匠は派手ではないのに、目を奪われます。



4 水戸城跡二の丸展示館特別開放(落款づくり体験)
夜間特別開放された二の丸展示館では、落款(らっかん)づくり体験も行われていました。
“見る”だけでなく、“手を動かして残す”体験があると、夜の思い出が一段と自分のものになります。

5 水戸城二の丸角櫓プロジェクションマッピング
角櫓に投影される映像は、建物の輪郭や凹凸を生かして、立体的に見える瞬間があります。
歴史のある構造物だからこそ、光が当たったときの迫力が違う。
見上げる人たちの表情が、少し子どもに戻ったように見えました。





6 水府提灯行灯展示・ロゴライト
角櫓の中には、水府提灯の展示も。
伝統工芸品の“素材としての美しさ”と、イベントの“演出としての美しさ”が、同じ場所で出会っていました。




7 水府提灯灯りの小径
弘道館脇の梅林へ。
水府提灯の灯りが作る小径は、歩幅を自然と小さくしてくれます。
急がせない光。
足元から、夜の梅へと誘ってくれる光。
静けさの中に、ちゃんとあたたかい賑わいがありました。



8 弘道館正庁プロジェクションマッピング
弘道館の正庁に映る映像は、歴史ある空間の“重み”と相まって、どこか厳か。
照らされることで浮かび上がる輪郭が、昼間とは違う表情を見せていました。



9 弘道館梅林ライトアップ
梅林のライトアップは、華やかというより“幻想的”。
光の当たり方で、枝の影が地面に伸び、花の色が夜の空気に溶けていきます。
見上げたときの、あの静かな感動は、言葉よりも深く残ります。




10 夜梅提灯(協賛提灯)展示
大手門広場には協賛提灯の展示。
地域のたくさんの力が集まって、この夜が成り立っていることが、並ぶ提灯の数から伝わってきました。

11 水戸城大手門和傘フォトスポット(いばらきキャンドルナイト)
和傘で飾られた大手門は、写真に収めたくなる“ごほうび”のような場所。
並んで順番を待つ人たちの雰囲気もどこか穏やかで、知らない人同士でも「きれいですね」と言葉が交わされるのが、夜のイベントのいいところだと感じました。


12 水戸葵陵高校書道部書道パフォーマンス
最後は書道パフォーマンス。
高校生の若い表現が、この歴史ある舞台に堂々と、力強くその書に込めた思いが伝わってきました。


こちらは、昼間のパフォーマンスの様子です。


この夜の光は、ただ“きれい”なだけではなく、地域の歴史・手仕事・人の往来をつないでくれる光でした。
そして本校が、その一部として皆さんを迎えられたことを、誇らしく思います。
日々の学びの場所が、地域の行事と重なり合う瞬間。
生徒たちにも、いつかそれぞれの形でこの街を支える日が来るのだろうと、自然に想像が広がりました。








↑夜梅祭を友人と見に来ていた生徒達
自分の学校の前が観光地なのですから、凄いことです。
【先輩は、最後まで先輩だった】
3/4(水曜日)、女子バレーボール部は「3年生を送る会」を行いました。
体育館に入った瞬間から感じたのは、ただのセレモニーではなく、「最後にもう一度、本気でぶつかり合う時間」にしようという空気でした。




メインは、ユニフォームに身を包んだ先輩チーム対後輩チームの試合。
もちろんガチンコ勝負です。
3年生は「まだまだ負けない」という意地を胸にコートへ立ち、1、2年生は「あの頃は勝てなかった。でも今の自分たちなら成長を見せられる」という強い思いで挑みます。
ラリーが続くたびに、どちらの側にも譲れない理由があることが伝わってきました。












結果は想像にお任せしますが、3年生はブランクを感じさせない動きのキレがあり、要所で鋭いスパイクを後輩のコートに突き刺していました。
さすが先輩、と思わせる場面が何度もありました。
一方で1、2年生も、水戸二中の“売り”である低いカットからの素早い展開、スピード感ある攻撃で応戦。
守って、つないで、速く攻める——日々積み上げてきた自分たちのスタイルを、先輩の前で堂々と示していました。
先輩は先輩らしさを見せ、後輩は後輩としての成長を見せる。まさに送る会にふさわしい一戦だったと思います。
試合の後は、送る会のイベントへ。
後輩たちからは、準備してきた色紙などのプレゼントとともに感謝の気持ちが届けられました。
色紙には、具体的な「憧れ」がたくさん並んでいました。
「先輩のサーブ、いつも憧れていました」
「先輩のスパイク、とてもきれいでかっこよかったです」
「先輩のトス、いつもすごいなと思って見ていました」





技術のすごさだけではなく、その姿勢や立ち姿まで含めて、3年生が後輩たちにとって大きな目標だったことが伝わってきます。
やはり3年生は、いつまでも1、2年生にとって「先輩」であり、「憧れの存在」だったのだと思います。
先輩たちからも、後輩に向けた素敵なプレゼントが手渡され、互いを思う気持ちが言葉と形になって行き交いました。
そこには、勝ち負けとは別の「受け継がれていくもの」が確かにありました。





当日は保護者の皆様も多数駆けつけ、3年生の最後の勇姿、そして1、2年生を含むバレー部全員の姿を目に焼き付けようと、温かな応援を送ってくださいました。
顧問の先生方からも、これまで部活動を続けてきた3年生に向けて、ねぎらいと感謝のこもった言葉が掛けられました。
厳しさの中で仲間と向き合い、思うようにいかない日も乗り越えてきた時間が、人としての成長につながっていたのだと感じさせられる場面でした。



最後は、いつものバレー部らしい素敵な笑顔で記念写真。
「水戸二中でバレーを続けて良かった」と言い残していった3年生がいました。
その言葉は、後輩にも、支えてくださった保護者の皆様にも、そして私たち教職員にも、まっすぐ届いたように思います。
3年生の皆さん、本当にお疲れ様でした。
ここで積み重ねた努力と仲間との時間が、この先のそれぞれの舞台でも、きっと力になります。
※ブログ掲載が遅くなり、申し訳ありません。
【「災害に備えていますか」水戸二中の全校発表で学ぶ、自分たちにできる防災と災害時の対応】
先日、本校体育館で全校生徒が集まる中、「水戸市 令和7年度 防災リーダー育成事業」における防災リーダー研修を受講した中学2年生の根本さんが、学んだことを報告する発表を行いました。
壇上に立った根本さんは、静かに全校を見渡してから語り始めました。
最初に映し出されたのは、本校から撮影した那珂川の写真。
令和元年の台風19号で川が橋のすれすれまで増水し、奥にはリリーアリーナも見える一枚です。
見慣れた景色が一変する現実に、体育館の空気が引き締まりました。


そして根本さんは問いかけます。
「突然ですが、質問です。皆さんは災害に備えていますか。」
少しの沈黙のあと、「僕も研修を受ける前は危機感がなかった」と自分の変化を正直に語り、聞き手の心を“自分事”へ引き寄せていきました。
能登半島地震の被害にも触れながら、水戸市が今後30年の間に震度6弱以上の地震に見舞われる確率が「81%」であることを示すと、会場にどよめきが広がります。
さらに台風による停電や土砂災害、川の増水、堤防決壊など、災害が連鎖して起こり得ることを整理し、「いつ起こるか分からない」からこそ備える必要があると訴えました。



具体的な備えとして紹介されたのが、非常食の「ローリングストック」です。
普段から少し多めに買い、使った分を買い足すことで、無理なく続けられ、期限切れも防げます。
加えて防災リュックについても、「最低でも3日分。ただし重すぎると避難しづらいのでバランスが大切」と、現実に即した視点で伝えてくれました。
発表の終盤、印象的だったのは避難所運営の話です。
避難所は先生や役所の人が運営するのではなく、地域の人たちがボランティアで支えていること、そして運営には私たち一人ひとりの力が必要になること。
守られる側で終わらない視点が、会場にしっかり残りました。


最後に根本さんは、避難訓練への向き合い方にも触れました。
「常に本番を想定し、自分を守り、家族や友人を守れるように」。
発表後の拍手には、受け取った側の“気づき”が確かに混じっていたように感じます。
二中の一人の行動が、学校全体の備えの意識を一歩前へ進めてくれました。
根本さん、素晴らしい発表、ありがとうございました。
本日、野球部は「3年生を送る会」を行いました。
これまでチームを牽引してくれた先輩たちに成長した姿を見てもらうため、保護者の方々にもご協力をいただきながら1・2年生で準備をしてきました。
前日から早朝にかけて雨が降り、開催が心配されましたが、集合時間には雨もあがり、1・2年生でライン引きなど、準備を行いました。
まずは3年+2年代表メンバーチーム対1・2年+保護者チームの対戦、次に3年+保護者・教員チーム対1・2年チームで試合を行いました。












1試合目は受験勉強等でのブランク期間を感じさせない3年生の技術!さすが3年生という感じでした!
2試合目は1・2年生が先輩たちに負けてられないという意地と成長を見せた、どちらも白熱した試合となりました!
試合後の送別式では、司会担当の進行で顧問の先生たちからはなむけの言葉、在校生から記念品贈呈とひと言、3年生から在校生たちにメッセージ、保護者代表のスピーチもいただきました
昨年異動された前顧問の先生も、卒業生たちのためにかけつけてくれました!








最後は記念撮影☆

3年生を送る会を通して、卒業する3年生から1・2年生へと白球のバトンを受け渡す貴重な時間となりました!
先輩たちの思いを受け継ぎ、気持ち新たに新チームとして頑張っていきましょう!!!
【画像追加】




















本日、吹奏楽部は「3年生を送る会」を行いました。
頼りにしていた3年生と久しぶりに演奏ができる機会だと、1・2年生みんなが楽しみにしていました。
お世話になった先輩たちに少しでも恩返しがしたい、楽しんでもらいたいと今日の日まで準備を重ねてきました。
まずは、アーチを作って3年生をお出迎え


3年生を楽しませようと音楽室の飾り付けや、前座?など1・2年生が工夫を凝らして進めました♪


そして、3年生との合奏
演奏曲は・・・
1.白虎繚乱~なれし御城に残す月影~(R7コンクール曲)
2.アフリカン・シンフォニー
3.アナと雪の女王
4.Arsenal









合奏のあとはイス取りゲームや過去のコンクール映像鑑賞、何でもフルーツバスケット、クイズ大会など盛りだくさん
















3年生だけでなく、1・2年生にとっても楽しく充実した時間が過ごせました
そしていよいよ最後は3年生へのプレゼント贈呈

3年生の皆さん、本当にお疲れ様でした!
日々の練習やコンクールへの参加など、楽しい時ばかりではなかったと思います
今日の送る会を通して、3年生の存在が1・2年生を支えてくれる大きな存在だったと改めて感じることができました
また、送る会の企画や準備、演奏の様子を見て、1・2年生も大きく成長していることにも気付かされました
1・2年生は3年生に、3年生は1・2年生に音楽を通して、感謝の気持ちが伝えられる素晴らしい一日となりました♪
【最後のラリーは、笑い声といっしょに】
本日、女子テニス部は「3年生を送る会」を行いました。
これまで先輩のために時間をかけて準備してきたプレゼントがきちんと揃い、部員一人一人の思いが形になった、あたたかな会となりました。



会の冒頭では、これまでの活動を振り返るスライドショーを上映。
コートでの真剣な表情、仲間と笑い合う瞬間、悔しさをこらえた場面も含めて、3年間の積み重ねが次々と映し出されました。
画面を見つめる後輩たちの目はまっすぐで、拍手と笑い声の中に、少しだけ名残惜しさも混ざっているように感じました。
3年生からの言葉、部員からの言葉が行き交い、日々の練習を通して育ってきた関係の深さが伝わってきました。


また、3年生の学年の先生や、これまで部活動を指導してきた先生からも、感謝を込めたあたたかなメッセージが届けられました。
部活動が単なる「競技」ではなく、心を育てる場であることを改めて感じさせてくれる時間でした。

後半は外に出て、先輩たちともう一度ソフトテニスを楽しみました。
総体に向けて忙しい時期で、なかなか3年生とラリーをする機会が少なかった1、2年生にとって、この時間は特別です。
久しぶりにラケットを握る3年生も多かったようですが、打球が返るたびに歓声が上がり、笑顔が広がりました。
うまくつながったラリーに「今のいいね!」と声が飛び、先輩と後輩の距離が自然に近づいていく様子が印象的でした。


最後は、1、2年生から心のこもった色紙を手渡し、送る会を締めくくりました。
色紙を受け取る先輩の表情は、少し照れくさそうで、それでもとても嬉しそうでした。
後輩たちにとって、3年生の背中は練習の中で何度も道しるべになってきたはずです。
その感謝が、今日の空気の中に確かにありました。



ソフトテニス部3年生の皆さん、これまで本当にお疲れ様でした。
コートで積み重ねた時間が、それぞれの次のステージでも力になりますように。
女子テニス部は、この思いを受け継ぎ、また新しい一歩を踏み出していきます。
【がれきの中から続く、つながり】
本日、本校にて「水戸二中大同窓会 入会式」を行いました。
卒業を間近に控えた3年生が、先輩方の歩みを受け継ぐ新たな会員として迎えられる、大切な節目の日です。
水戸二中大同窓会は、長い歴史の中で、歴代の卒業生がつながり続けてきた「母校の背中」のような存在です。
その入会式に、本校の初代卒業生である中島様をお迎えできたことは、私たちにとって大きな喜びでした。



式のはじめに、3年生は「卒業を控えた今だからこそ、同窓の一員として認めていただく」という形で入会を願い出ました。
続いて中島様から、大同窓会のあゆみや立ち上げの経緯、そして同窓会が果たしてきた役割についてお話をいただきました。
目の前の生徒たちは、ただ“昔話”を聞いているのではなく、母校が積み重ねてきた時間を、自分の人生のこれからにつなげるように耳を傾けているようでした。





中島様は御年92歳。
90歳を超えているとは思えないほど、足取りもお声も凛としており、年齢が紹介された瞬間、会場が思わずざわめきました。
その空気はすぐに静まり、3年生の背筋がすっと伸びていくのが分かりました。
大人が語る言葉の重みではなく、「生き方そのもの」が、静かに伝わってきたからだと思います。





戦後間もない頃、がれきの中で発足式を行ったと言われる大同窓会。
大変な時代の中でも「母校を支え、つながりを絶やさない」という意志が受け継がれてきたことを知り、3年生は自分たちが立っている場所の意味を、少し深く感じ取ったのではないでしょうか。
今日入会を認められた3年生は、これから「水戸二中の卒業生」として新しい一歩を踏み出します。
母校に戻ってきたとき、後輩たちを励まし、支え、盛り上げてくれる存在になっていくはずです。
今日の時間が、その原点として心に残ることを願っています。




中島様、本日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。あたたかいお話とエールを、3年生はきっと胸に刻みました。
【生徒が撮った“燃えるような月”と心の余白】
皆既月食は残念ながら見ることができませんでしたが、その翌日、3月4日(火曜日)のこと。
2人の生徒が「ほぼ満月」の写真を投稿してくれました。
【投稿された画像を紹介します】
HN:crimson

曇っていても晴れるまで待った
HN:maruさん

学校から見えた風景でしたぁ、たまたま前を通った時に「月が綺麗で見惚れました」
HN:maruさん

さっきと同じっす
画面に映っていた月は、ただ明るいだけの月ではありませんでした。
まるで内側から燃えているかのような、深いオレンジ色。
いつもよりずっと近くに感じて、見ているだけで胸の奥が静かになるような一枚でした。
月を見上げると、同じ空が、同じ夜が、誰の上にも広がっていることに気づかされます。
忙しい毎日の中で、夜に月や星を見上げて、その神秘さに思いを寄せる時間は、意外と持てないものです。
明日の準備、今日の反省、やるべきこと。頭の中はいつも“次”へと向かってしまいます。
けれど、ほんの数分でも空を見上げると、不思議と心が整っていく瞬間があります。
考えすぎて詰まっていたものがほどけて、「いったん、空っぽにしていいんだ」と身体が教えてくれるような時間です。
学校という場所は、どうしても日中の活動が中心です。
でも、同じ一日を生きている私たちには、夜の空がくれる学びもあります。
答えを急がなくていいこと。
比べなくていいこと。
遠いものを見て、自分の中の焦りが小さくなること。
そういう“目に見えない整え方”も、生徒たちの成長に必要な力なのかもしれません。
投稿してくれた2人の生徒のおかげで、私たちは「見られなかった」で終わらずに済みました。
空を見上げたあなたたちの時間が、写真を通して、誰かの心にも静かな余白をつくってくれています。
素敵な投稿をありがとう。
次はぜひ、同じ空を、みんなで少しだけ見上げてみましょう。

↑これは、私が撮った画像。
【追伸】
校長先生からも送られました。




【次のステージへ送り出す、あたたかなラスト】
第三部、エンディング。



それまで体育館を満たしていた賑やかさが、すっと落ち着き、静かな空気の中で司会の言葉が始まりました。
会場の視線が自然とステージに集まり、「いよいよ、この時間が来たんだ」と、誰もが感じる瞬間でした。
まず、生徒会代表の生徒から三年生へ感謝の言葉が届けられました。
部活動や日々の学校生活の中で、先輩たちが掛けてくれた温かい言葉。
困ったときに手を差し伸べてくれたこと。何気ない場面で救われたこと。




「その一つ一つが、ずっと心に残っている。だからこそ、この三年生を送る会を企画した」――まっすぐな言葉は、飾り気がないからこそ、体育館の奥まで届いていきました。
続いて上映されたのは、三年生の入学から卒業直前までを振り返るスライドショーです。
入学当初、小学校を卒業して間もないあどけない表情が大きなスクリーンに映し出されると、会場からは歓声が上がり、思わず悲鳴のような声をあげる生徒も。


ところが、画面が二年生、三年生へと進むにつれて、空気は少しずつ変わっていきます。
長い時間の中で重ねた思い出や、日々の出来事が、まるで波のように胸の中へ押し寄せてくる。
目頭を押さえる生徒の姿が増え、涙がこぼれる場面も多く見られました。
その余韻の中で、三年生代表生徒から一・二年生へ向けた感謝のメッセージが伝えられました。
言葉を読み上げようとするものの、涙で声が詰まり、なかなか進まない。

けれど、その姿が、どれほど本気の気持ちなのかを物語っていました。
見守る一・二年生も、そして三年生の仲間たちも、もらい泣きしながらその言葉を受け止め、体育館は優しい涙に包まれました。
その後、3年生から先生方にメッセージカードのプレゼントが渡されました。
温かな言葉で綴られたメッセージカードを先生方は笑顔で受け取り、抱き合ったり、固い握手を交わす光景も。


そして、三年生から後輩へ、歌のプレゼント。
合唱に真摯に向き合い、歌うことを大切にしてきた学年らしく、響きには芯があり、迫力がありました。
体育館いっぱいに広がる歌声は、聞く人の胸の奥に触れ、言葉以上に「ありがとう」や「これから」を伝えてくれました。










ここで校長先生から、三年生へ温かな言葉が送られました。
「本当に感動的な三年生を送る会になりました」と、会全体を包んだ空気への感謝を述べながら、三年生について「先生たちにとっても本当に自慢の三年生。
さまざまなことに一生懸命に取り組む、素晴らしい学年だった」と語られました。


そして最後に、卒業後の新たなステージへ向かう三年生に向けて、「これからも自分らしく、一歩一歩前へ進んでほしい」と、力強いエールが贈られました。
会場にいた誰もが、その言葉をまっすぐに受け止める時間になりました。
いよいよ退場――と思われたそのとき、もう一つのサプライズが待っていました。
三年生の先生方から、三年生へ歌のプレゼントです。
担任の先生がアカペラで歌い始め、ピアノの伴奏が重なり、先生方がステージへ。
歩きながら、歌いながら、それぞれの想いをのせて曲が届けられていきました。
最初は歓声で迎えた生徒たちも、先生方が真剣な表情で歌う姿に、次第に感動へと変わっていきます。
目に涙を浮かべる生徒の姿が、あちこちに広がりました。
さらに、一・二年生の学年主任を務めた先生も加わり、その場は一段と温かな盛り上がりを見せました。











※ISK先生ごめんなさい。

↑曲の終わりと共に盛り上がりは、最高潮に。

↑最後に、生徒会役員が「三年生を送る会」の終了宣言とお礼を述べました。
感動の波が体育館を包んだまま、三年生は退場へ。
吹奏楽部の退場曲に合わせて歩き出す三年生の中には、笑顔で手を振る生徒もいれば、涙で目を腫らし、顔を覆いながら退場する生徒も。
別れの寂しさと、確かに受け取った温かさが混ざり合う、忘れられない背中でした。








本日は多くの保護者の皆様にも参観いただきました。
スマートフォンを手に、一秒一瞬も逃すまいと、保護者の皆様がその瞬間を記録する姿が印象的でした。
お忙しい中、ご来校いただき誠にありがとうございました。
そして何より、この会を支えてくれた一・二年生の皆さん、企画・運営を長い時間をかけて担ってきた生徒会役員の皆さん、担当の先生方に心より感謝します。
三年生へ届けたかった「ありがとう」は、言葉だけではなく、空気になり、歌になり、涙になり、確かに体育館に満ちていました。
【追伸1】

↑感謝のメッセージカードは、学校事務の先生にも届けられました。
【追伸2】
3年生と生徒会役員に最大限のリスペクトを込めて、即日アップを心がけました。
※生徒の皆さんへ画像の削除要請は斎藤まで
【三年生の笑顔を、追いかける係の背中】
第二部は、各クラスが趣向を凝らした「ブース発表」。
今年の三年生を送る会は、まさに“感謝祭”という言葉がぴったりでした。
どのブースにも共通していたのは、「三年生に喜んでもらいたい」「最後にもう一度、笑顔で思い出を増やしてほしい」という、一・二年生のまっすぐな気持ち。


各会場には、手作りの工夫と、照れくさそうな優しさと、弾けるような笑い声があふれていました。
それでは、各会場を簡単にレポートしていきます。
(あくまで作成者の主観ですのでご了承ください)





(1) 縁日(ランチルーム)
ランチルームに入った瞬間、空気がふっと軽くなります。
そこにあったのは、懐かしくて、ちょっと子どもに戻れる「縁日」の世界。






ヨーヨー釣りやボール入れなど、シンプルだからこそ盛り上がる遊びを、一年生・二年生が声をかけながら丁寧に運営していました。
「次いきます!」「お、惜しい!もう一回!」
三年生が挑戦するたびに、係の生徒が一緒になって一喜一憂。
成功したときには、拍手と笑顔が自然に広がります。
いつの間にか、遊んでいる三年生も、迎えている一・二年生も、みんな同じ表情で笑っていました。
“もてなす側”が本気で楽しんでいるからこそ、“招かれた側”も遠慮なく楽しめる。そんな温度のブースでした。
(2) 射的&フォトスポット(プラネタリウム風)
次に目を引いたのは、射的と、プラネタリウム風フォトスポット。
「三年生が笑顔で卒業できるように」――その言葉どおり、ここには“楽しませる準備”がぎゅっと詰まっていました。





射的では、的を狙う三年生に「あと少し上!」「今のは当たった!」と、係の生徒が実況のように盛り上げます。
外れても笑い、当たれば周りも一緒に喜ぶ。
勝ち負けよりも、「一緒に盛り上がる時間」が主役でした。
そしてフォトスポットでは、光や演出にこだわった空間に、三年生が思わず立ち止まります。
友達同士で肩を寄せて写真を撮る姿を見守る一・二年生の表情が、どこか誇らしげでした。



(3) 忍者体験(盾剣・手裏剣)&フォトスポット
「手裏剣を投げてポイントゲット!」
この言葉に誘われて、会場には次々と三年生が集まってきました。
手裏剣体験は、やってみると意外に難しく、だからこそ面白い。
投げ方を教える側の一・二年生が、まるで“忍者の師匠”のように、コツを伝えます。





「手首、スッて返すといいよ」「今の、めっちゃ惜しい!」
成功した瞬間の歓声は、ブース全体のもの。三年生の笑顔を引き出そうと、声かけも、盛り上げ方も、自然と前のめりになっていました。
隣のフォトスポットでは、体験の余韻そのままに写真を撮る姿も。
遊びと記録がつながって、思い出が“形”になっていくブースでした。









(4) 「8番教室」—異変を見極めて出口へ—
一歩入ると、空気が変わります。
真っ暗な会場の中でまずはルール説明。
ここは、話題のゲームをモチーフにした「8番教室」。
さっき見た同じ教室のはずなのに、どこか違う。
どこが変わったのか。
三年生は目を凝らし、さっき見た光景を思い出しながら、違和感を解答用紙に。
「ここ、気づいた?」「もう一回戻りたいー!」「こんなのあったけ?」
ちょうどいい距離感で声をかけ、三年生の“観察力”を引き出していました。




見つけた瞬間の「あっ!」という声、友達同士で顔を見合わせる笑い、そしてどこが違っていたのか答え合わせのワクワク。
派手さではなく、没入感で楽しませる。
二中らしい丁寧さが光るブースでした。
(5) 四季過ぎて滅!(トロッコで巡るゲーム)
ここは、春夏秋冬を巡るトロッコに乗って挑戦する、体験型のブース。
“次は何が来るかわからない”流れが、三年生のテンションをぐっと上げます。
係の生徒は、案内も盛り上げも全力です。
ブースは、椅子に乗って進んでいく、ライド型アトラクション。










名前の通り、「春」「夏」「秋」「冬」という四季のエリアが続きます。
「次は夏!いきます!」「水鉄砲で、水を相手に当ててください」という驚きの仕掛け。
三年生が笑えば、係も笑う。
照れたら、場を和ませる。
「マジ きゅんきゅんきゅん 四季過ぎて滅」
そんな言葉遊びも含めて、会場は終始にぎやかで、明るい熱に包まれていました。
短い時間でも“忘れたくない一瞬”を増やしてくれるブースでした。
(6) ヒラヤマパーク —感謝を詰め込んだテーマパーク—
「ここは感謝を存分に詰め込んだ特別なテーマパーク。」
紹介文のとおり、入口から“世界観”ができあがっていました。
飾り、導線、声かけ、そして仕掛け。どれもが「三年生に楽しんでほしい」という一点に向かって、丁寧に整えられています。







三年生が進む先々で、予測できない展開が待っていて、驚きと笑いが交互に訪れる。
係の生徒たちは、ただ回すのではなく、三年生の表情を見ながらテンポを変え、言葉を選び、楽しさを“届けにいく”運営をしていました。
「最高の楽しさとスリル」を、手作りでつくりあげる姿に、二年生の成長がはっきり見えたブースです。
(7) オリジナル動画(立ち寄り上映)
最後に立ち寄った先には、「オリジナル動画」。
派手な演出ではなく、“気持ち”で勝負する場所でした。
内容的にはシュールな世界観の動画でした。



画面に映るのは、3年生にとにかく笑ってもらいたいという気持ち。
見ている3年生の表情が、ふっとやわらかくなる瞬間があります。
笑いながら見ている人もいれば、少し照れたように目をそらす人もいる。
楽しませたい、でも、ちゃんと感謝も伝えたい。
その両方を、映像という形で手渡していました。
ブース発表を回り終えた三年生の顔には、「楽しかった」がそのまま残っていました。
その表情を引き出したのは、一・二年生の準備と、当日の声かけと、相手を思う細やかさ。
二中の送る会は、“見せる行事”ではなく、“届ける行事”として、確かに三年生の心に届いていました。
【「ありがとう」を、かたちにして手渡す日】
本日、本校体育館にて「三年生を送る会」を実施しました。
今年度は、これまでの“舞台で見せる式典型”とは少し違う、新しいかたち。
一・二年生全員が主役となり、三年生に「ありがとう」を届け、心から楽しんでもらう――そんな視点でつくり上げた、クラスごとのブース発表型の感謝祭として開催しました。
この日に向けて中心となって動いたのは、生徒会役員です。






数か月にわたる計画、打ち合わせ、準備。部活動や放課後の予定がある中でも、「まずは三年生を送る会を優先しよう」と、仲間同士で時間をやりくりしながら、最後まで手を抜かずに取り組んできました。
当日を迎えた体育館には、そうした積み重ねの“見えない努力”が、あたたかな空気として立ち上がっていました。
会は、オープニング → 各クラスのブース発表 → エンディングの三部構成。




オープニングでは、生徒会役員が特別な衣装に着替え、軽快なトークで一気に会場の温度を上げていきます。
スタートを飾ったのは、全校でのビンゴゲーム。
ここにも「二中らしい」工夫が詰まっていました。
ビンゴカードには、絵の得意な職員が描いた先生方の似顔絵イラスト。
一つ一つのマスに、先生の“顔”が並びます。








そして、当てるのは――その先生方の幼少期から学生時代までの「若かりし頃の写真」。
実はこの写真、生徒会役員が先生たちからこっそり集め、ビンゴの仕掛けとして丁寧に準備していたものです。
大きなスクリーンに写真が映し出されるたび、体育館は大盛り上がり。



「えっ、だれ先生!?」と当てようとする声、今と変わらない姿に驚く声、まったく面影がなくて笑いがこぼれる声。
先生の名前を大きな声で呼ぶ生徒もいれば、友達同士で顔を見合わせながら楽しそうに話す姿もありました。
会場全体が一つになって笑って、驚いて、温かくなる――そんな時間が、確かにそこにありました。
そして、このビンゴには、もう一段階の“仕掛け”がありました。
景品は、なんと――担任の先生方のコスプレ。
奇抜なコスチュームから、思わず笑ってしまうシュールなものまで、生徒会役員の独特のセンスで選び抜かれた衣装に身を包んだ先生方が、次々と登場しました。





大きなスクリーンに写真が映るたびに沸いていた体育館は、先生方が姿を見せた瞬間、さらに一段ギアが上がります。
歓声、拍手、笑い声。
三年生も一・二年生も、そして先生方自身も、同じ空気の中で思いきり笑っていました。
「先生って、こんなに本気でやってくれるんだ」――そんな驚きと嬉しさが混ざった表情が、あちこちに見られたのが印象的でした。



会場が最高潮に温まったところで、いよいよ第二部のブース発表へ。
このあとの“感謝祭”が、ただの企画紹介ではなく、みんなでつくる一日になっていくことを、体育館全体がもう確信しているようでした。
一・二年生それぞれのクラスが「三年生に喜んでもらう」ために準備してきた“感謝の仕掛け”が、ここから体育館いっぱいに広がっていきます。
(※第二部以降の様子は、次回のブログでご紹介します。)
【体育館が“卒業式の空気”になっていく日】
本日、卒業式の予行練習を行いました。
会場に1・2年生が入るのは今日が初めて。
体育館の空気が少し引き締まり、「いよいよなんだな」という気配が静かに広がっていきました。


吹奏楽部の入場行進曲に合わせて3年生が入場すると、会場は大きな拍手に包まれました。
拍手の力は想像以上で、そのあたたかさの中を、3年生が真剣な表情で歩みを進める姿がありました。
誰かに見せるためではなく、自分たちの節目を自分たちの姿勢で迎えようとする背中が、確かにそこにありました。



続く卒業証書授与の場面では、3年生が後輩の前で証書を受け取る動きを確認しました。
名前を呼ばれたときの返事が、体育館にしっかりと響きます。
声の大きさだけではなく、迷いのない返事。1・2年生はきっと驚いたのではないでしょうか。
「返事ひとつで、こんなにも人はかっこよく見えるのか」と感じた生徒もいたかもしれません。


会釈や礼、体の向き。細かな所作まで全体でそろえ、いわゆる“集団の美”を丁寧に積み重ねていきます。
それは、形式を整えるためだけではなく、「ありがとう」や「お世話になりました」といった気持ちを、姿で表すための準備でもあります。
その後は合唱の練習も行いました。


卒業式に欠かせない歌や音楽が、式の流れの中に自然と溶け込むように、細部を確かめながら仕上げていきます。
音が重なるたび、体育館の空気が少しずつ“卒業式の空気”へと変わっていくのを感じました。


卒業式まで、あと3日。
3年生のカウントダウンが始まっています。
二中らしい、あたたかさと凛とした空気のある卒業式を、在校生・教職員一同で迎えたいと思います。
【卒業前の一日が、こんなにまぶしい】
本日の5時間目、第3学年は学年レクリエーションを行いました。
卒業を間近に控えたこの時期、教室とは違う表情があちこちに見られ、仲間との時間を味わうような空気が広がっていました。
5時間目はスポーツ系と文化系に分かれ、生徒が自分で参加したい方を選ぶスタイルです。
スポーツ系はバドミントンとバスケットボール。
チーム決めから進行まで生徒が中心となり、声を掛け合いながら運営していました。
バドミントンでは男女混合でラリーが続き、ミスが出ても「ドンマイ」と笑い合う姿が印象的でした。






バスケットボールも男女が同じチームで熱戦を展開し、パスがつながるたびに歓声が上がります。
勝負の真剣さの中に、仲間を立てる言葉が自然に混ざるところに、3年生らしさを感じました。











文化系ではイントロクイズを実施。
教員が出題し、グループごとにホワイトボードへ答えを書いて提示する方式で、漢字の誤りや誤字脱字、英語曲のスペルミスも不正解という、意外とシビアなルールです。










そんな中、M!LK(歌手名)の曲の「好きすぎて滅!」(曲名)という曲の“最後の記号”をめぐって、びっくりマーク派とハート派が分かれ、その場がざわつきました。
よく見ると「滅」の後にはハート形のびっくりマーク(笑)。
正解が発表された瞬間、「そっちか!」という驚きと笑いが一斉に起こり、和やかな盛り上がりに包まれました。
※話の意味が今ひとつピンと来ない方は、「好きすぎて滅!」で検索を。
6時間目は全校でクラス対抗のドッジボール大会。
第1回戦は現在のクラスごと、第2回戦は1年生のときのクラスでチームを組むという特別ルールで、懐かしさも混ざった戦いになりました。









3年生男子の球速に思わず声を上げる場面もありましたが、キャッチできなくても笑いが起こり、応援席からは名前を呼ぶ声が飛びます。
プレーする姿だけでなく、応援する姿、応援しながら友達と談笑する姿まで、それぞれが思い思いに楽しんでいました。
卒業まで残り数日。
今日の笑顔とにぎやかな声は、3年生の「今」をぎゅっと詰め込んだ時間でした。
残りの日々も、一つ一つを大切に過ごしてほしいと思います。
【その時間、みんな同じ空を見ていた】
↑言い過ぎでしょうかね
今日は、楽しみにしていた「皆既月食」の日でした。けれども空はあいにくの天気。
雨がぱらつき、雲も厚く、期待して空を見上げても、月の姿は最後まで拝むことができませんでした。

↑残念ながら、私は月は見えませんでした。(自宅近くで撮影)
「もしかしたら雲の切れ間から…」と、希望を手放さずに時間を追ってみたのですが、少なくとも私の目には、月は一度も姿を見せてくれませんでした。
今回に合わせて校内でも“観察型”の企画(ショーケースでの共有)を用意していたのですが、写真の投稿もなく、やはりこの空模様では仕方がありませんね。
ただ、空を見上げて「見えるかな」「どうかな」と同じ時間を共有できたこと自体が、ちょっとした良さでもあったように思います。
自然は思い通りにならないからこそ、うまくいかなかった経験もまた、次の楽しみにつながっていきます。
今回は残念な結果となってしまいましたが、次の機会があれば、また皆さんと一緒に、こうした“みんなで空を見上げる”企画をやっていきたいと思っています。
そのときは、雲の向こうではなく、しっかりと月を迎えられることを願いながら。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
【あの頃の足音が聞こえる靴】
昇降口を入った瞬間、思わず足が止まります。
長机の上にずらりと並ぶのは、3年生が制作した「ファーストシューズ」。


一足一足が透明の袋に丁寧に包まれ、白いリボンで結ばれていて、まるで小さな贈り物のようです。
色合いもデザインもさまざま。見比べているうちに、作り手の表情まで浮かんでくるようでした。
この作品づくりの出発点は、“かわいく作る”だけではありません。
乳幼児の足の特徴や発達を学び、転びにくさや安全面、着脱のしやすさといった機能性を考えながら形にしていきます。


使うのは、自分ではない誰か。
だからこそ「この子の足に当たらないかな」「履かせる人が困らないかな」と、目には見えない相手を想像し続ける時間になります。
作品の完成度の高さは、そのまま思いやりの深さにもつながっているように感じます。
さらに、デザインに“願い”を込める工程が、作品に温度を与えます。
動物の表情をあしらったもの、やさしい色でまとめたもの、遊び心のあるモチーフのもの。
どの靴からも、「元気に歩いてね」「大きくなってね」という、静かなエールが伝わってきます。


手を動かしながら、命の尊さや家族の愛情を、自然と確かめ直していく学びでもあります。
そして、完成したファーストシューズを前にすると、毎年胸がいっぱいになります。
あの頃は本当に小さな足で、恐る恐る歩いていたはずの子どもたちが、今は中学校の3年間を終え、卒業へ向かっている。
小さな靴が並ぶ光景は、「ここまで育ってきた時間」をそっと見せてくれるようで、感慨深いものがあります。



制作した生徒は、作品を自宅に持ち帰ります。
その際は、ぜひご家庭で、手に取って見ていただきながら、「はじめて靴を履いた日」や「歩けるようになった日」など、これまでの成長を少し振り返る時間にしていただけたら嬉しいです。
小さな靴の中には、技術だけでなく、誰かを大切に思う気持ちと、歩んできた年月が詰まっています。
【大手門北側斜面の調査が進行中】
最近、「水戸二中の正門付近、工事しているのかな?」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
水戸二中の正門側から大手門へ向かって歩いていくと、右手に工事車両が停まっている光景が見られます。

現在行われているのは、水戸二中から大手門にかけての土手、そして大手門北側の斜面の地質調査です。
目的は、土地や土壌の強さを確認し、今後、災害等が起きないようにするために、どのような処置や補強が必要かを見極めることにあります。
そのため、現地ではボーリング調査を行い、得られた調査結果をもとに、斜面の補強工事などにつなげていく予定です。

日々の登下校の時間帯には、「何の工事をしているんですか?」と、生徒だけでなく地域の方から声をかけていただくこともあります。
大手門の近くで何かが始まると、やはり多くの方が気に留めてくださるのだと感じます。

調査・工事は、十分に安全へ配慮した体制で実施されています。
通行の際も安心してお進みいただけますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
これからも、生徒が安全に学び、地域の中で安心して過ごせる環境づくりを大切にしてまいります。
【短くも力強い返事に3年分が詰まっていた】
県立高校入試を終えた3年生。
卒業式まで、いよいよカウントダウンが始まりました。
ほっと一息つける時期…と思いきや、この時期の学校生活で多くの時間を占めるのが、卒業式の練習です。
少し寒い体育館で、卒業証書授与の動きやタイミング、返事の練習を繰り返した記憶をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
きっと今も昔も、変わらない「卒業前の時間」です。






今日、ふと体育館に足を運ぶと、まさに卒業証書授与の練習中の3年生がいました。
そこで耳にしたのは、思わず背筋が伸びるような返事。
短く、そして力強い返事が、体育館の空気を一瞬で引き締めていました。




呼名の返事は、卒業式の厳粛さをつくる大切な要素です。
多くの学校で、指導に力が入る場面でもあるでしょう。
けれど今日の3年生の返事には、「言われたからやる」以上のものがありました。
3年間、精一杯この学び舎で過ごしてきた積み重ねが、返事の一声に滲んでいたように思います。






卒業証書を受け取る瞬間の返事は、ただの返事ではありません。
ここまで歩いてきた自分への区切りであり、支えてくれた人への応えでもあります。
当日しっかりできれば十分、という考え方もあります。
けれど、練習の段階でこれだけ凛とした声が響くということは、式当日がどんな時間になるのかを想像させてくれます。
静かな熱を胸に、最高の卒業式へ。
3年生の一歩一歩が、確かにその日へ近づいています。
【ひっそりと、心をほどく花】
校舎の裏側、普段はあまり人目につかない場所に、しだれ梅がひっそりと咲いています。
表の通り道のように賑やかではない分、そこには少しだけ時間の流れがゆっくりになるような空気があります。

↑生徒の皆さん、どの辺りか分かりますか。
誰かに見せるためというより、自分の中でそっと見つけて、そっと持ち帰るような春の発見です。
目立たないところにあるからこそ、気づいた人だけが得をする“二中の小さな特権”みたいにも感じます。
しだれ梅は、枝がやわらかく垂れて、近くで見れば見るほど美しい花です。
目立たない場所に咲いていることも含めて、どこか二中らしいなと思います。
派手に見せるのではなく、日常の中で、必要なときにそっと背中を押してくれる。
そんな春のしるしが、今年もちゃんと校舎の裏にありました。
目立たない場所にあるからこそ、静かに咲く美しさがあります。
【ひなまつりに、空からの贈りもの】

3月3日(火曜日)、空を見上げる理由がひとつ増えます。
この日の夕方から夜にかけて、「皆既月食」が起こります。
満月が地球の影にすっぽり入ることで、月が欠けていき、やがて赤銅色(赤茶色)に見える天文現象です。
今回は日本全国で、欠け始めから欠け終わりまで一連の変化を見られるチャンスです。
そこで、生徒のみなさんから 「皆既月食の写真」 を募集します。
同じ月を見ていても、撮った場所や時間、空の色、雲の流れで、写る表情は少しずつ違います。
二中のみんなで“ひなまつりの夜の空”を持ち寄って、掲示板を小さな天文ギャラリーにしてみませんか。
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見やすい時間帯(目安)
国立天文台の情報によると、進行は次の通りです(全国ほぼ共通の時刻)。
部分食(欠け始め):18:49ごろ
皆既食(全部が影に入る):20:04ごろ21:03ごろ
いちばん深いところ(最大):20:33ごろ
部分食(欠け終わり):22:17ごろ
特におすすめは、20:10~21:00ごろ。
赤く染まった月をじっくり観察しやすい時間帯です。
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【投稿方法(全校掲示板)】
生徒端末から 「全校掲示板」 にアクセス
「皆既月食写真募集」の投稿フォームを開く
画像を添付して投稿(できれば一言コメントも!)
例:「帰り道の公園で」「家のベランダから」「雲の切れ間に見えた瞬間」など
※安全のため、夜の外出は各家庭のルールを優先し、無理のない範囲で参加してください。
自宅の窓辺やベランダからでも十分楽しめます。
二中のみなさんの“それぞれの月”を待っています。
空の出来事を、みんなの言葉と写真で残しましょう。
前回の「スノームーン フォトショーケース」の様子は、こちら。
画像の投稿は、本校生徒のみが可能です。
保護者、一般の方は、投稿できません。
【グラウンドに残る声、つながる想い】
サッカー部の活動場所には、この日ならではのやわらかな空気が流れていました。
声を掛け合ういつもの雰囲気に、少しだけ照れくささと、少しだけ名残惜しさが混ざったような時間。
今日は、サッカー部の「3年生を送る会」を行いました。
はじめは、先輩チームと後輩チームに分かれての試合。
普段は頼もしく見える先輩たちも、この日はどこか楽しそうで、ボールを追いかける姿がいつも以上に生き生きとしていました。
後輩たちも負けじと食らいつき、プレーの一つ一つに「ここまで一緒にやってきた時間」がにじむようでした。
続いて行ったのは、先輩後輩が混ざったミックスの試合。
チームが入れ替わると声のかけ方が変わったり、普段は見せない連係が生まれたりして、グラウンドには笑顔が増えていきました。
勝ち負けだけでは語れない、“サッカー部らしさ”が詰まったゲームになったように感じます。

そして最後は、セレモニー。
3年生からは、一人一人が後輩へ向けたメッセージを伝えてくれました。
短い言葉の中に、悔しさも喜びも、支えてくれた人への感謝も、全部が込められているようで、聞いている後輩たちの表情が自然と真剣になっていくのが印象的でした。

後輩からはキャプテンが代表してお礼の言葉を述べ、色紙を含む記念品の贈呈を行いました。
受け取る先輩たちの表情は、どこか安心したようで、少し誇らしげでもありました。
最後にみんなで撮った写真には、これまで積み重ねてきた日々がそのまま写っているような、温かな笑顔が並びました。

3年生の皆さん。
ここまでサッカー部を引っ張り、支えてくれてありがとうございました。
先輩たちが残してくれた声かけや姿勢は、これからも後輩たちの中で生き続けていきます。
本当にお疲れ様でした。