「夢と希望」

本校では、生徒一人一人が「夢と希望」をもち自ら拓いて「生きる」活動の創造に努めています。授業や諸活動の中で具体的な手立てを考え、各教科の学習、 生徒会活動、学校行事を通して実践しています。また、「夢と希望」がもてる環境構成にも工夫をし、「見通しをもたせる」「成長の跡を見直させる」「考えさせたい言葉」等の内容を掲示しています。

 

 

 

大手橋清掃

生徒会の伝統的な活動である「大手橋清掃」は、昭 和50年以来続けている活動です。各学級が自主的に1週間交替で、朝7時30分から8時まで週3日を基本として大手橋から続く歴史ロードの清掃を行っています。年間を通した活動ですが、特に、秋は落ち葉が多く毎日清掃をしても追いつかなくなります。 この活動のねらいは、清掃を通して学校や地域を大切にする心や奉仕の心を養うことです。
また、数年前から集めた落ち葉で「たい肥」作り を行い、校内4か所の花壇に利用するなど環境保全に も力を入れています。
一方、通行中の人たちから「おはようございます」 「ごくろうさま」などと声をかけられ、一日が気持 ちよくスタートできるなど、人と人とのふれあいの面でも成果が得られています。

 

 

水戸二中八景

水戸二中の敷地は江戸時代の水戸藩にゆかりの深 い土地柄で、歴史的な石碑が点在しています。また、校内に大きな樹木が数多くあり、校庭からは那珂川の清流や阿武隈山脈が一望でき、自然環境にも恵まれています。
学校内にあるこれらの歴史遺産等を生徒がよく知り、愛校心を築くというねらいで、平成12年11月22日に「水戸二中八景」を制定しました。
水戸二中八景の制定には生徒が実行委員会を組織し、 全校生徒に呼びかけて絶好の歴史・景観スポットを選出しました。選出のポイントは、景観が「弘道館記」 等に記されている「先人のことば」にちなんでいるこ とです。

 

総合的な学習の時間

水戸二中は,水戸城の二の丸があった場所に位置し、 周囲には水戸藩の藩校「弘道館」などの歴史的な建物が多く残っています。この地域にちなみ、総合的な学習の時間を「二の丸タイム」と名付けました。
意図していたものを探したり、調べたいものを探したりして、発見したことや感じたことを学習カ ードに記入してその後の学習の見通しを立てます。それをもとに生徒一人一人が友人や先生と相談して自分の課題を明確にします。2学期には調査・体験活動を行い、自分の課題解決を進めます。まとめの活動ではレポートや掲示物、模型などでお互いに発表し合い、お互いの研究成果を確認したり自分の解決の仕方を振り返ったりしています。