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明日から16日間の夏休みです

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梅雨が明けた今週は猛暑が続いています。
正門の横にセミの抜け殻がありました。

殻から抜け出たセミでしょうか,
朝から元気に鳴いています。

6月から始まった学校は
季節感も感じられないほどのスピードで
夏休みを迎えます。

生徒たちは学校の当たり前が,
当たり前でなくなることを目にしてきました。
長期の臨時休業。限られた人数の卒業式・入学式。
中止にならざるを得なかった宿泊学習や船中泊,そして修学旅行。
部活動の集大成である総体やコンクールまでも中止になりました。
これから行う体育祭は,保護者の参観がない中で実施されます。
ひとつの行事の中止や規模の縮小を決定するたびに先生方は,
生徒一人一人の顔を思い浮かべていました。
「あんなに一生懸命練習していたのに・・。」
「あんなに楽しみにしていたのに・・。」
と,ため息をつきながらも
「でもしかたがない。命より優先されるものはない・・・。」
と自分自信に言い聞かせるようにしていました。

双中生はその決定を,
「淡々と」受け止めてくれました。
総体やコンクールが中止になったことを知った3年生は,
交流試合や芸術館の発表で部活動ができることの感謝を
フェアプレイや演奏,作品づくりで表現しました。
進路の実現に向けて朝早く登校して自習をする姿もありました。
こんな日常だからこそ,
あたり前のことをあたり前にできることが大切なんだと
朝,生徒会が正門に立って,あいさつ運動をしたり,
服装の改善を呼びかけたりする姿もありました。
黙々と清掃をする姿や時間を守ろうとする日々の行動からは,
コロナウイルスに負けない双中生としてのプライドを感じました。
挑戦と感謝を表現する双中生の姿勢は,
たくましく誇らしいものでした。
これからも,双中スタンダードである「ミソアジサ」を磨き,
感謝を表現し,挑戦しつづける心を育んでいってほしいと考えます。

明日から16日間の夏休みです。
例年より短い休みですが,
いつもの年以上に「命」を守ることについて考え,
行動に移すことが必要になる夏休みです。
地域であいさつができる双中生,
自分そして家族,大切な人の命を大切にできる双中生,
スマートフォンなどの通信機器の適切な使い方ができる双中生として
あいさつの「あ」,命の「い」,スマホの「す」,
「あ・い・す」をキーワードに
夏休みの生活を充実させていってください。  

長いトンネルの先に
必ず羽ばたく未来が待っていることを信じて・・・。
令和2年8月7日
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