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令和7年度新規採用教員〔初任者〕研修講座(第4回)を実施しました
6月5日(木曜日)に令和7年度新規採用教員〔初任者〕研修講座(第4回)を実施しました。
今回は,茨城大学教育学部附属小学校にて公開授業を参観後,「導入と課題提示の工夫,授業デザインについて」をテーマに研究協議を行いました。附属小学校は今年度「学びの文脈をつくる(2年次)~探究を生み出すための 転移力をみがく~」をテーマに研究を進めており,1単位40分間の授業でのカリキュラムを実施するという取組をされています。参観では,5校時に理科,算数,外国語を,6校時には社会,国語及び3年生以上で実施している授業を参観させていただきました。研究協議では,各教科で分科会に分かれ,受講者がそれぞれの疑問や気付いたことを基に活発に議論していました。
受講後のアンケートでは「今回の研修では,課題の立て方や発問の工夫を学ぶことができた。子どもたちの声を第一に考え,それを元に授業を進めているのがとても印象的だった。自分だったらどうするだろうと,色々考えることができた。社会の担当の先生との協議でも様々なことが学べ,自分の授業で活かしていきたいと思った。」(小学校教諭)「板書の仕方や児童との接し方など,たくさんの工夫を見ることができました。大変勉強になりました。また自分の授業と比較した時に,児童が主体的に動く時間の確保や発問の仕方など,改善の余地が見られるところがよくわかりました。まずは板書や発問の仕方,リアクションのとり方など,真似してみようと思います。翌日に行った授業では実際に,児童の発言を吹き出しで書いてみたりしました。いつもより子どもたちの反応が良かった気がします。」(小学校教諭)という回答が見られ,それぞれの教科での基礎・基本となる資質能力の向上につながった様子や,自身の授業に活かそうとする様子が見られました。
次回は,道徳科の基本的な進め方,特別活動の基本的な進め方について研修を行います。